コネクテッドカーの市場規模、2026年に563億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「コネクテッドカーの世界市場 (~2026年):サービスICE&EV (OTA・ナビゲーション・サイバーセキュリティ・マルチメディアストリーミング・ソーシャルメディア・e-Call・オートパイロット・ホームインテグレーション)・形態・エンドマーケット (OE・アフターマーケット)・ネットワーク・トランスポンダー・ハードウェア・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を1月25日より開始いたしました。

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コネクテッドカーの市場規模は、2021年の236億米ドルからCAGR19.0%で成長し、2026年には563億米ドルに達すると予測されています。厳格な安全規制の展開、ハイエンド車や高級車の採用、統合型コネクティビティの導入拡大などの要因が、コネクテッドカーの需要を押し上げると予想されます。


COVID-19のコネクテッドカー市場への影響

2018年以降の生産量の減少とCOVID-19パンデミックは、自動車業界全体に深刻な影響を与えています。その結果、政府が課したロックダウンにより、自動車部品の供給に支障が生じています。Fiat、Volkswagen、PSA Group、General Motors、BMWなどの主要な自動車メーカーは、この影響で生産を停止しています。コネクテッドカーの成長は自動車の生産に直接関係しているため、このシナリオは市場に影響を与えると予想されます。しかし、2020年以降、自動車生産が着実に回復することが期待されています。インテリジェント交通システムの開発に向けた各国政府の取り組みの増加、車内でのスマートフォン機能に対する需要の増加、乗客の安全機能に加えて自動運転技術の進展が、コネクテッドカー市場を後押しすると思われます。

ほとんどのOEMやTier I企業は、COVID-19の発生により供給障害を経験しています。サプライチェーンの混乱により、原材料や部品の供給が妨げられ、生産の遅れが生じています。2020年には世界の自動車生産台数が15%減少すると予測されており、乗用車生産の多くのシェアを占める中国、インド、日本などの国では、2020年は前年比それぞれ、15%、17%、14%の減少が観測されました。自動車の生産台数の減少は、直接コネクテッドカー市場全体に影響を与えています。

牽引要因:ユーザーの快適性、安全性、利便性への要求の高まり

自動車に搭載されるADAS機能の増加は、安全性の向上を保証するものであり、コネクテッドカー市場の主要な牽引要因となっています。また、各国の政府は、ADAS機能や安全機能の義務化に注力しています。例えば、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)は、2004年からEUで販売されるすべての新車に義務付けられており、エレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)は2014年に義務付けられました。また、2015年からはEUで販売されるすべての商用車にAEB(Autonomous Emergency Braking)が義務付けられています。同様に、e-callなどのコネクテッドカー機能は、2018年4月以降、EU域内で販売されるすべての新車に義務付けられています。様々なADASやその他の安全関連のコネクテッドカー機能が各国政府によって義務化されているため、コネクテッドカーの全体的な需要が増加しています。






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設立
1995年01月