日本人唯一のオスカー俳優、ナンシー梅木のドキュメンタリー番組のナレーションを黒木華が担当!
WOWOWプライムでは、日本人として初、かつ唯一のオスカー女優であるナンシー梅木の人生に迫った番組「ノンフィクションW 失われたオスカー像 ~日本人初 アカデミー賞女優ナンシー梅木の生き方~」を2月14日午後1時より放送する。
1958年に出演した『サヨナラ』でマーロン・ブランドと共演したナンシー梅木は、アメリカ人の夫への献身的な愛情を貫く日本人女性を見事に演じ、第30回アカデミー賞で助演女優賞を獲得した。オスカー女優として、ハリウッドで華々しい成功をおさめたナンシーだったが、1972年に突如女優業を引退。それからはショービジネスの世界とは距離を置いた。その姿勢は徹底しており、仕事関係の友人・知人からの前から消息を絶ち、さらにオスカー像を含めた、ショービジネスに身を置いていた時代の思い出の品を処分したのだという。そんなこともあり、これまで謎に包まれたナンシー梅木の人生だったが、本番組ではこれまでマスコミの取材を頑なに拒み続けてきた彼女の息子がその引退の真相を明かしている。
そんな彼女の生き方を黒木は「台本に数奇な人生と書かれていましたが、本当にそうだなと思いますね。アメリカで日本ブームが起きたことから時代に翻弄(ほんろう)されてしまい、女優として、歌手として、いろいろな人生を歩んできた方だなと思いました。母親であること、妻であることなど、普通であることにものすごくこだわっていた部分はわたしもすごく分かる気がします。オスカー像をもらったことによって、人生の回転が激しくなってしまったんだろうな」と理解を示す。
細田守監督のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」などでも声優経験のある黒木。声の芝居については「ナレーションは何回かやらせてもらいましたが、いつやっても難しいと思います。やはり情報をきちんと伝えないといけないですし、そこにどうやって感情を入れるか、というところも難しかった。わたしは大阪出身なので、イントネーションの面でも難しかったですね」と反省点を語るも、「声のお仕事は難しいですけど、大好きです。細田さんのときも楽しい経験をしましたし、わたしの声を褒めてくださる方もいらっしゃるので、もっとうまくなりたいです」と意欲を見せた。ちなみに今回の収録は非常にスムーズに行われ、時折、ディレクターが「いい声だねぇ」とほれぼれ称賛する一幕もあった。
そして最後に「わたしはナンシー梅木さんというお名前は知っていましたけど、どういう人生を過ごされたのかは知りませんでした。華やかな部分の陰で追いかけたもの、彼女の人生などは、これまで知られてこなかったことだと思うので、そこを観てほしいですね。あとはナンシーさんに関わる旦那さんや息子さんの愛情にも感動しました。彼女は本当にチャーミングですし、愛されているんだなと。そういう人間性が魅力的でした」と本番組の見どころについて語った。
WOWOWオリジナルドキュメンタリー ノンフィクションW
失われたオスカー像 ~日本人初 アカデミー賞女優ナンシー梅木の生き方~
2月14日(土)午後 1:00 WOWOWプライム
http://www.wowow.co.jp/documentary/original/
<関連番組>
生中継!第87回アカデミー賞授賞式
2月23日(月)午前9:00 [同時通訳]、夜9:00[字幕版]WOWOWプライム
http://www.wowow.co.jp/extra/academy/
<黒木華 出演作品>
映画『小さいおうち』
2月14日(土)夜9:00 WOWOWシネマ
本番組のナレーションを務めるのは女優の黒木華。彼女自身、山田洋次監督の『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞しており、ナンシー梅木とは「海外で評価された女優」としての共通点があるが、そのことについては「わたしと一緒にしてはいけないですよ! これまでオスカーを取った俳優はナンシーさんしかいないですし、彼女にしか分からないことがたくさんあるんだと思います」と謙そんしつつも、「アメリカで活躍されたナンシーさんはとても華やかに見えますけど、深いところでは計り知れない苦労があったんだろうなと思いました」と感じるところがあった様子。
1958年に出演した『サヨナラ』でマーロン・ブランドと共演したナンシー梅木は、アメリカ人の夫への献身的な愛情を貫く日本人女性を見事に演じ、第30回アカデミー賞で助演女優賞を獲得した。オスカー女優として、ハリウッドで華々しい成功をおさめたナンシーだったが、1972年に突如女優業を引退。それからはショービジネスの世界とは距離を置いた。その姿勢は徹底しており、仕事関係の友人・知人からの前から消息を絶ち、さらにオスカー像を含めた、ショービジネスに身を置いていた時代の思い出の品を処分したのだという。そんなこともあり、これまで謎に包まれたナンシー梅木の人生だったが、本番組ではこれまでマスコミの取材を頑なに拒み続けてきた彼女の息子がその引退の真相を明かしている。
そんな彼女の生き方を黒木は「台本に数奇な人生と書かれていましたが、本当にそうだなと思いますね。アメリカで日本ブームが起きたことから時代に翻弄(ほんろう)されてしまい、女優として、歌手として、いろいろな人生を歩んできた方だなと思いました。母親であること、妻であることなど、普通であることにものすごくこだわっていた部分はわたしもすごく分かる気がします。オスカー像をもらったことによって、人生の回転が激しくなってしまったんだろうな」と理解を示す。
細田守監督のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」などでも声優経験のある黒木。声の芝居については「ナレーションは何回かやらせてもらいましたが、いつやっても難しいと思います。やはり情報をきちんと伝えないといけないですし、そこにどうやって感情を入れるか、というところも難しかった。わたしは大阪出身なので、イントネーションの面でも難しかったですね」と反省点を語るも、「声のお仕事は難しいですけど、大好きです。細田さんのときも楽しい経験をしましたし、わたしの声を褒めてくださる方もいらっしゃるので、もっとうまくなりたいです」と意欲を見せた。ちなみに今回の収録は非常にスムーズに行われ、時折、ディレクターが「いい声だねぇ」とほれぼれ称賛する一幕もあった。
そして最後に「わたしはナンシー梅木さんというお名前は知っていましたけど、どういう人生を過ごされたのかは知りませんでした。華やかな部分の陰で追いかけたもの、彼女の人生などは、これまで知られてこなかったことだと思うので、そこを観てほしいですね。あとはナンシーさんに関わる旦那さんや息子さんの愛情にも感動しました。彼女は本当にチャーミングですし、愛されているんだなと。そういう人間性が魅力的でした」と本番組の見どころについて語った。
WOWOWオリジナルドキュメンタリー ノンフィクションW
失われたオスカー像 ~日本人初 アカデミー賞女優ナンシー梅木の生き方~
2月14日(土)午後 1:00 WOWOWプライム
http://www.wowow.co.jp/documentary/original/
<関連番組>
生中継!第87回アカデミー賞授賞式
2月23日(月)午前9:00 [同時通訳]、夜9:00[字幕版]WOWOWプライム
http://www.wowow.co.jp/extra/academy/
<黒木華 出演作品>
映画『小さいおうち』
2月14日(土)夜9:00 WOWOWシネマ
すべての画像