デジタルハリウッド大学大学院 [DHGS]修了生・澤田真吾氏による学発プロダクト、音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」11月1日より都内で順次展示開始
11月1日より渋谷・代官山の蔦屋書店、11月15日より東京デフリンピック2025「みるTech」、12月1日より代官山の蔦屋書店にて順次展示

日本初の株式会社による専門職大学院で、[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]4要素の融合をコンセプトとして、デジタルコミュニケーションを駆使し、社会に新しい産業や文化を生み出すリーダーを輩出するデジタルハリウッド大学大学院(所在地:東京・御茶ノ水、学長:杉山知之、以下本大学院)の修了生、澤田真吾氏(18期首席修了/成果発表会MVP/現実科学ラボ特任助教)が代表取締役を務める株式会社オンテロープ(以下、ONTELOPE)による学発プロダクト、音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」が、2025年11月1日より渋谷の蔦屋書店で、11月15日より東京デフリンピック2025「みるTech」で、12月1日より代官山の蔦屋書店で展示されます。
■展示概要
・渋谷 蔦屋書店
展示期間:11月1日(土)-11月14日(金)
・東京デフリンピック2025「みるTech」
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(デフリンピックスクエア) カルチャー棟
展示期間:11月15日(土)-11月26日(水)
・代官山 蔦屋書店
展示期間:12月1日(月)-12月14日(日)
■音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」開発経緯
ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)は、音を“見る”という全く新しい感覚体験を通して、人と音の関係を再構築するメガネ型デバイスです。その開発の背景には、音や聴覚認知に関する研究、そして「見えないものを感覚に転換する」現実科学的アプローチがあります。代表の澤田真吾氏は、サウンドエンジニアとしての豊富な実務経験とともに、デジタルハリウッド大学大学院で「現実科学者」として研究を重ね、この技術の骨格を確立しました。音の周波数・音圧・時間変化を超高速で解析し、光の色と輝きに変換する独自アルゴリズムは、サイエンスとアートの融合によって生まれたものです。
開発には、光学・ゴム複合技術の世界的メーカーである朝日ラバー、精密加工と実装技術を担う神田工業、高品質なフレーム製造を手がける鯖江のメガネメーカー、接続・伝送技術のYokowo、そしてデザイン面の中核パートナーとして世界的デザイン賞を多数受賞している83Design株式会社が参画。それぞれが得意とする領域で協力し、素材・構造・造形・機能・安全性のあらゆる面から支援を行うことで、かつてない感覚的体験を提供するプロダクトが誕生しました。
ONTELOPE Glassの開発の原点には、澤田氏の個人的な願いがありました。「音の付け方ひとつで、映像の意味がどれほど豊かに変わるか——この感覚を聴覚障害の方と共有したい」。その思いから、聴覚障害の当事者と対話を重ね、共に試作を繰り返すなかで、ONTELOPE Glassは「音がわかる」だけでなく、「発話を学べる」という新たな可能性までも見出しました。多くの協力者、プロボノメンバー、聴覚障害当事者とも試行錯誤を経て、4年以上にわたる研究開発の末、ONTELOPE Glassは形となりました。この開発のプロセス自体が、利他と共感による「相互探求」の文化を育み、世界をより良くしていくというONTELOPEの思想を体現しています。

■ONTELOPEについて
ONTELOPEは「人間拡張で、すべての人に新しい可能性を。」を理念に掲げるテクノロジースタートアップです。 聴覚支援と感覚拡張をテーマに、フラッグシップ製品である音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」をはじめ、人の感覚と社会をつなぐ機器やサービスを開発しています。100名を超える多様な専門家によるプロボノチームと共に、サイエンス・テクノロジー・アートを横断するプロジェクトを推進。
ブランドメッセージ「音の世界が拡がる」のもと、テクノロジーと人間の感性を融合させ、すべての人がゆたかに生きられる未来を探求しています。
ONTELOPE公式Webサイト:https://ontelope.com/
■開発者プロフィール
澤田真吾氏 株式会社オンテロープ 代表取締役
デジタルハリウッド大学大学院18期首席修了生/成果発表会MVP/現実科学ラボ特任助教

音楽活動、研究開発職(材料工学)を経て、ノオトサウンドデザインを設立。音のノウハウを中心に、クリエイティブ領域だけでなく、社会課題解決の取り組みをプロダクト開発ベースで行なっている。メディアアート「Soup of Voice」を通して、人々の遺志を未来永劫に残すプロジェクトを展開。
デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科を2023年3月に首席修了。修了課題「聴覚障害の課題を“音が目でわかる。”で解決!相互探求の文化づくりへ」が同大学院の成果発表会にてMVPを獲得。MVPに支給される事業化支援金なども活用し、2023年12月に株式会社オンテロープを設立。
■クラウドファンディングプロジェクトについて
本プロジェクトは、2025年11月5日(水)から12月31日(水)までの期間、CCCグループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」にて実施します。詳細や購入方法は、以下のプロジェクトページにて公開予定です。
クラウドファンディング支援ページ:https://greenfunding.jp/lab/projects/9018
※本クラウドファンディング活動はONTELOPEで行っているもので、デジタルハリウッド大学大学院は一切関与しておりません。
※ONTELOPEからも「ONTELOPE Glass」のクラウドファンディング実施に関するリリースを発信しています。
【「ONTELOPE Glass」に関する問い合わせ】
株式会社オンテロープ お問い合わせページ
【デジタルハリウッド大学大学院について】
日本初の株式会社立の専門職大学院として2004年に開学。
超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 SEAD(Science/Engineering/Art/Design)の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和6年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中15位、私立大学中6位となっており、多数の起業家を輩出している。
本大学院では、本学在籍の院生・修了生の起業・事業支援に注力しております。デジタルコミュニケーション領域での産学協同研究にご興味をお持ちの方、本学への入学を検討されている方、また企業の皆様は下記よりお気軽にお問い合わせください。
【デジタルハリウッド大学大学院に関するお問い合わせ先】
デジタルハリウッド大学大学院事務局
Mail:daigakuin@dhw.ac.jp
※上記お問い合わせ先は、大学院に関するお問い合わせ先となります。本リリースの音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」に関するお問い合わせは受け付けておりませんので、お間違えのないようご注意ください。
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