TOMORROW X TOGETHER ユニセフとパートナーシップ 若者のメンタルヘルス支援に2年で140万ドル 【プレスリリース】
ファンとの連携を通じた追加の寄付も計画中

【2025年9月30日 ニューヨーク】
Z世代のアイコンであるTOMORROW X TOGETHER、その所属レーベルBIGHIT MUSIC、そして国連児童基金(ユニセフ)は本日、世界中の若者の心の健康を支援する新たなパートナーシップを発表しました。
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このパートナーシップは、ニューヨークのユニセフ本部で発表され始動しました。TOMORROW X TOGETHERのメンバーは、ユニセフの活動に参加している若者のリーダーたちと意見を交わしながら、今回のコラボレーションに込めた思いや抱負を語りました。
米国ユニセフ協会大使のジャスティン・ミンさんがホスト役となり開催された本パートナーシップ発表イベントには、韓国の国連代表部の次席常駐代表であるキム・サンジン大使、ユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長、同キティ・ファン・デル・ハイデン事務局次長、韓国ユニセフ協会のチョ・ミジン専務理事などが出席しました。

TOMORROW X TOGETHERは、「Together for Tomorrow」をテーマに、メンタルヘルスについてオープンに語り合える場を広げ、若者たちが自信を持って声を上げ、支援を受け、社会的・情緒的なスキルを育むことを後押しできるよう、世界中の幅広いファン層の力を活かしていきます。
TOMORROW X TOGETHERは次のように語っています。
「私たちが人生で困難に直面したときはいつも、共感や優しさ、そして排除せず受け入れる姿勢が、より強い絆を築き、前に進む道を見つける助けとなってきました。今、あまりにも多くの若者がメンタルヘルスに関する問題を抱えている中で、ユニセフと共に、互いを尊重しあい、多様性をたたえ、孤立を感じている仲間を支えることの大切さを伝えていけることを誇りに思います。共に行動することで、思いやりと回復力に満ちた未来のために若者たちが必要としている、支え合える関係を築くことができます」
世界では、7人に1人の若者がメンタルヘルスに関する問題を抱えており、学びや人とのつながり、健やかな成長に影響が及んでいます。メンタルヘルス問題のほぼ半数は18歳になる前に起きるとされていますが、多くの若者が、スティグマ、批判されることへの恐れ、そして支援の不足により、必要なサポートを受けられていません。
今回のパートナーシップを通じて、TOMORROW X TOGETHERとBIGHIT MUSICは今後2年間で140万米ドルをユニセフに寄付する予定であり、ファンとの交流やさまざまな活動を通じた追加の寄付も計画しています。これらの寄付は、子どもや若者、養育者がメンタルヘルスを守るための実践的で身近な方法を学べるプログラムやアドボカシー(啓発・政策提言)に活用されるほか、若者と関わる専門家向けの研修や、メンタルヘルスに関するデータ不足を補うための調査にも充てられます。
ユニセフのラッセル事務局長は次のように述べています。
「成長期は、時に困難に直面することもあるものです。多くの子どもや若者が、メンタルヘルスについて話すことに対するスティグマを感じ、支えにつながる情報や手段を見つけられずに苦しんでいます。TOMORROW X TOGETHERが発信する共感と回復力のメッセージは、メンタルヘルスについて語り合える場を広げ、若者たちが健やかに成長するために必要なスキルと自信を身につける助けとなるでしょう」
このパートナーシップはユニセフを支援するというBIGHIT MUSICの揺るぎない意思を示すもので、TOMORROW X TOGETHERならではのメッセージを通じて、世界中の若者を勇気づけ、心の健康に関する関心と共感を呼び掛けていきます。
若者のメンタルヘルスに関する意識や経験についての詳細は、ユニセフのグローバル調査「Mental health study shows Gen Z overwhelmed but undeterred by unrelenting global crises (仮訳:Z世代、絶え間ない世界的危機に圧倒されながらも、前を向く)」をご覧ください。
※ユニセフは、特定の企業やブランド、製品、サービスを推奨するものではありません。
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■ TOMORROW X TOGETHERについて
TOMORROW X TOGETHERはスビン、ヨンジュン、ボムギュ、テヒョン、ヒュニンカイの5人のメンバーからなり、現代の若者世代が共感する感情や経験を音楽で表現し、Z世代のアイコンとしての地位を確立しています。グループによる4枚目のミニアルバム『minisode 2: Thursday’s Child』(2022年5月発売)は、米Billboard 200で初登場4位を記録し、14週にわたりチャートイン。続く5枚目のミニアルバム『The Name Chapter: TEMPTATION』(2023年1月発売)は、同チャートで初登場1位を獲得しました。

2022年7月には、シカゴで開催された音楽フェス「LOLLAPALOOZA」にK-POPグループとして初出演。翌2023年8月には、同フェスでK-POPグループとして初のヘッドライナーを務めました。これまでに、アメリカン・ミュージック・アワードやピープルズ・チョイス・アワードなど、名だたる音楽賞にノミネートされており、2022年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは「Best Asia Act」、2023年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでは「PUSH Performance of the Year」を受賞しています。
2024年には、ニューヨークの象徴的な会場であるマディソン・スクエア・ガーデンで、K-POPアーティストとして初めて2日連続のソールドアウト公演を実現。7枚目のミニアルバム『The Star Chapter: SANCTUARY』は、Billboard 200で2位にランクインし、TOMORROW X TOGETHERは、同チャートに通算11作品をランクインさせた史上2組目のK-POPアーティストとなり、そのうち6作品がトップ5入りを果たしました。
■ BIGHIT MUSICについて
BIGHIT MUSICは音楽に対する信頼、ファンの共感と支持を基に常に新しい道を切り開いていく、最も先導的な音楽レーベルです。今までになかったBIGHIT MUSICならではの方法で、時代を反映した最も象徴的な音楽を作り、高い基準とたゆまぬ改善を通じて全世界のファンに届けられるよう努めています。BIGHIT MUSICの所属アーティストには、Lee Hyun、BTS、TOMORROW X TOGETHERがいます。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。(https://www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する32の国と地域を含みます
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、32の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、アドボカシーを担っています。(https://www.unicef.or.jp )
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