箱根駅伝100回記念「報道写真で振り返る箱根駅伝展」を日本橋三越本店で12月5日(火)より開催
約90点の報道写真で振り返る歴史に残る感動の瞬間
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/hakone_ekiden_50
お正月の国民的行事として多くの方が注目し、愛されてきた「箱根駅伝」(東京箱根間往復大学駅伝競走)は、長い歴史の中で数多くのドラマを生み感動を呼んできました。本展では、箱根駅伝100回を記念し、読売新聞社提供の報道写真を中心におよそ90点の写真を展示し、報道写真が捉えた「箱根駅伝」の歴史に残る感動の瞬間を振り返ります。
また、12月27日(水)から2024年1月9日(火)までは、会場を本館1階 ステージに移し、「箱根駅伝の創設者」「日本マラソンの父」として知られる金栗四三(かなくりしそう)が開発に携わったマラソンシューズや日記を特別展示(1月3日(水)まで)。さらに、復路レース当日となる1月3日(水)には、本館1階 中央ホールに於いて、特別ゲストをお迎えし「箱根駅伝」の魅力を語るトークイベントを開催いたします。
写真展示概要
「箱根駅伝の始まり」から「スタート・フィニッシュ今昔」まで、9つのセクションで報道写真約90点を展覧します。
■第1章 箱根駅伝の始まり
箱根駅伝は1920年、東京高等師範学校(現筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校が参加して始まりました。その貴重な第1回大会の写真と、戦後に復活して最初の大会となった第23回(1947年)の写真を展示します。
戦後最初の大会となった第23回箱根駅伝で、東京・有楽町の読売新聞社前(当時)を一斉にスタートする選手たち
■第2章 世界へ巣立った選手
「箱根駅伝から世界へ」。この言葉は創設者の金栗四三が掲げた理念で、大会の歴史を貫くテーマでもあります。創設理念を体現し、箱根駅伝に出場するとともにオリンピックや世界選手権で活躍した選手をご紹介します。
区間賞の快走を見せる早稲田大学・大迫。2021年東京五輪のマラソンで6位に入賞した。
■第3章 ライバル対決
早稲田大学の渡辺康幸と山梨学院大学のステファン・マヤカによる2区での直接対決は当時、駅伝ファンを大いに沸かせました。渡辺 vs マヤカ以降もライバル同士の争いは名勝負、名場面を生んできました。切磋琢磨する中でお互いを高め合ってきた「2人」を取り上げます。
写真左:山梨学院大学・マヤカ(区間順位3位)を上回り、区間賞を獲得した早稲田大学・渡辺。
写真右:力走する山梨学院大・マヤカ。早稲田大・渡辺と2区で3度直接対決し、火花を散らした。
■第4章 一時代を築いたチーム
箱根駅伝で4連覇以上を達成したのは6校。連覇記録は中央大学が最多で、第35回(1959年)から第40回(1964年)まで6連覇を成し遂げました。これに次ぐのは、第45回(1969年)から第49回(1973年)に5連覇した日本体育大学です。
紙吹雪と小雪がちらつく中、1位でフィニッシュする中央大学・若松軍蔵。前人未到の6連覇達成。中央大学の優勝回数は最多の14回。
■第5章 花の2区
2区は9区と並ぶ23.1キロの最長区間。起伏が多い難コースで、有名な「権太坂」だけでなく、ラスト3キロのアップダウンと特に最後の800メートルにわたる上りがランナーを苦しめます。各校とも信頼できるエースを投入することが多く、マラソン日本記録保持者の鈴木健吾も神奈川大学時代に2区を3度走りました。
3人のエース競演となった2023年の2区。(手前から)中央大学・吉居、駒澤大学・田澤、青山学院大学・近藤が中継所直前で激しく競り合う。
■第6章 山の神
「山上り」と言われる5区では、数々のスペシャリストが誕生してきました。順天堂大学の今井正人は3年連続で5区を走って区間賞を獲得し、初代山の神と呼ばれています。東洋大学の柏原竜二が2代目山の神、青山学院大学の神野大地が3代目山の神と称されました。
区間新記録を出して往路初優勝に貢献した青山学院大学・神野
■第7章 ドラマ
このコーナーでは劇的なシーンをとらえた写真を展示します。失速・途中棄権からの復活劇、わずかの差で明暗を分けたシード権争い、そして繰り上げ出発(繰り上げスタート) …。当時の感動を思い起こす場面を切り取ります。
神奈川大学9区・大野日暉(左奥)の到着を待たずに繰り上げスタートする10区のランナー
■第8章 予選会
シード校以外の出場校を決める予選会は現在、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのコースで行われています。その前は東京・大井ふ頭で開催されていたほか、2003年は80回大会を記念して箱根町で行われました。
100回大会を記念して関東以外の11チームを含む57チームが参加。予選会突破を目指し、陸上自衛隊立川駐屯地を一斉にスタートする選手たち(2023年10月14日)
■第9章 スタート・フィニッシュ今昔
スタート地点とフィニッシュ地点は東京・大手町の読売新聞社前となっています。1月2日に読売新聞社前を選手たちが一斉にスタートし、毎年ここからドラマが紡がれていきます。スタート、フィニッシュ両地点の歴史を写真で振り返ります。
東京・大手町の読売新聞社前を一斉にスタートする選手たち
■三越伊勢丹従業員ランナーコーナー
三越伊勢丹の従業員にも箱根駅伝の歴代ランナーが在籍。読売新聞社所蔵写真の中から3名分を展示いたします。
【特別展示】日本マラソンの父・金栗四三 資料特別展示
日時:2023年12月27日(水)~2024年1月3日(水)
会場:本館1階 ステージ
「箱根駅伝の創設者」「日本マラソンの父」として知られる金栗四三が開発に携わったマラソンシューズや日記を特別展示いたします。
【関連イベント】箱根駅伝100回×三越創業350周年記念スペシャルトークショー
日時:2024年1月3日(水) 午後3時30分~午後4時30分
会場:本館1階 中央ホール
2024年に記念すべき100回を迎える箱根駅伝。復路ゴールの感動も冷めやらぬ1月3日(水)午後3時30分より、
箱根駅伝ランナーの経験を持つ俳優の和田正人氏、現在も競技者として活躍する“3代目山の神”こと神野大地氏などの豪華ゲストを迎え「箱根駅伝」の魅力を語るトークイベントを開催します。
■ 箱根駅伝100回記念 報道写真で振り返る箱根駅伝展
主催:関東学生陸上競技連盟
共催:読売新聞社
協力:熊本県玉名市、箱根駅伝ミュージアム
会期:2023年12月5日(火)~12月17日(日) 午前10時~午後7時〔最終日午後6時閉場〕
会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場 (入場無料)
会期:2023年12月27日(水)~1月9日(火) 午前10時~午後7時30分
※12月31日(日)は、午後6時閉店。※2024年1月1日(月・祝) は店舗休業日
会場:日本橋三越本店 本館1階 ステージ (入場無料)
※肖像権・著作権保護の観点から、すべての展示写真及び展示品の写真撮影・動画撮影はお控えいただきます。
※掲載の情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止となる場合がございます。
日本橋三越本店
電話:03-3241-3311 大代表
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
営業情報は、ホームページをご覧ください。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像