出発!釣りキチ三平ごみ拾い隊 自然に感謝!岩城浜サーファービーチクリーンを実施しました
2024年5月26日(日)道の駅 岩城周辺ビーチ
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・開催概要:有志で集まったサーファーの皆さんと共にビーチクリーン活動
・日程:2024年5月26日(日)
・開催場所:道の駅岩城付近のビーチ
・人数:約75人
・協力団体:道の駅 岩城・ 県内サーファー有志
子供と一緒!家族で和気あいあいのビーチクリーン活動
秋田県由利本荘市岩城は、県内有数のサーフィンスポットで、多くのサーファーが利用しています。本イベントは、サーフィンができる海、自然に感謝の意味を込めて海洋ごみの流出を防ぐ目的で開催されています。サーファービーチクリーンは毎年家族連れで参加する方が多く、この日は、三平くん率いる「釣りキチ三平ごみ拾い隊」や、出前式の「釣りキチ三平拾い箱」も会場に設置し、お子様にも楽しんでもらいながらのごみ拾いイベントを実施しました。ビーチには、大小さまざまなプラスチック系のごみや砂浜に打ちあげられた漁網、ペットボトルなど多くの海洋ごみが集められました。集められた海洋ごみは、三平くんが待ち構える拾い箱前で分別・回収され、誰でもいつでも気軽にごみ拾いができる仕組みをつくろうという「拾い箱プロジェクト」の啓発にも取り組みました。
サーフィンなどの自然を楽しむスポーツは、自然を大切にするマインドも養われると共に、幼い頃からごみ拾いをすることで「あきたの海を守ること」、「海洋ごみ削減」の意識向上や醸成にも繋がることを再認識しました。
例年と違う海洋ごみも目立ったビーチクリーン
自然に感謝を込めてのビーチクリーン。昨年より1か月ほど早い時期の清掃活動でしたが、大型のプラスチックかごや、油などを入れていたと思われる大型容器がとても目立ちました。ビーチクリーンをとりまとめる矢作さんは、この浜にはあまり打ち上げられることのない「海洋ごみ」が今年は多く、1月の能登半島沖地震の影響もあるのではないかと語っていました。最後は「三平くん」も入って皆さんと記念撮影!参加者からは、また夏にも活動できたら良いね、との声がよせられました。
参加者の声
・天気も良く、海も綺麗で気持ちいいです!たくさんごみ拾ってもっと綺麗にしていきます。
・ごみでも綺麗な色のプラスチック(マイクロプラスチック)もあるので、持ち帰って何か作りたいです。
・三平くんもいるし、拾ったごみを分別して三平拾い箱に入れるのも楽しかった。
・楽しい清掃活動があると家族でも参加しやすく、こんな清掃イベントが増えるといいですね。
・いつもお金をかけずに遊ばせてもらっていますからね。ビーチクリーン頑張ります。
<団体概要>
団体名称:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容:秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接している。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼる。最近の調査によると、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われている。本事業では、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていく。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成する。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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