直木賞作家が放つ、今年最大の問題作!木内昇著『光炎の人』、遂に発売!
技術に潜む光と闇。それは、少年の運命と日本の歴史を揺るがすものだった――。
【推薦コメントも続々到着!】
人の生んだ技術が、人を照らし、人を呑み込んでいく現代に問いかける大作。
――中江有里氏(女優・作家)
電気技術に魅せられた一人の技師の光と闇を描く重厚な作品。スリリングな展開で一気に読んでしまいました。
―――山本博文氏(東京大学史料編纂所教授)
【書誌情報】
『光炎の人』(上下巻)
著:木内昇
発売日:2016年8月31日
定価:上下巻共に 各1,600円+税
体裁:四六判上製
ページ数:上巻400頁 下巻384頁
電子書籍も同日発売 ※ストアによって配信日が異なる場合があります。
電子版希望小売価格:上下巻共に 各1,600円+税
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「小説 野性時代」(角川書店)2012年8月号~2014年10月号
「カドカワストア」情報ページ
http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g201112000589/
【内容】
時は明治。徳島の貧しい葉煙草農家に生まれた少年・郷司(ごうし)音三郎は、機械に魅せられる。大阪の伸銅製造所を経て、東京の軍需工場で働くようになった彼は、関東大震災を機に無線の需要を見いだし、勉強と開発に没頭するようになる。やがて、自らが手がけた無線機を実際に使う機会を得ようと満州へ渡るが、ある歴史的事件に巻き込まれていき―― 。
【著者略歴】木内昇(きうち・のぼり)
1967年生まれ。出版社勤務を経て、2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。08年『茗荷谷の猫』が話題となり、09年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、11年『漂砂のうたう』で直木賞、14年『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞。他の小説作品に『浮世女房洒落日記』『笑い三年、泣き三月。』『ある男』『よこまち余話』、エッセイに『みちくさ道中』などがある。
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