パナソニック教育財団が2016年度「子どもたちの“こころを育む活動”」表彰式を開催
公益財団法人 パナソニック教育財団が事務局を務める「こころを育む総合フォーラム」(座長 国際日本文化研究センター名誉教授 山折哲雄氏)は、東京都内にて2017年2月16日(木)、2016年度「子どもたちの“こころを育む活動”」の表彰式を開催しました。
「こころを育む総合フォーラム」は、全国の学校、家庭、地域、企業などさまざまな立場から健全な子どもの心を育む活動を継続的に行っている団体を支援しています。2008年以降、子どもたちの“こころを育む活動”事例を広く募集し、優れた活動に対する表彰を実施してきました。9回目を迎える今回の表彰式では、応募団体92件より、全国大賞(1件)、優秀賞(2件)、奨励賞(1件)、計4件の受賞団体を決定し、表彰しました。
●全国大賞:
和歌山県立熊野高校「Kumanoサポーターズリーダー部」
活動テーマ:「地域に根ざし、地域に貢献する高校生リーダーを目指して」
活動概要:高校生が高齢者宅を訪問し安否確認を行う活動や、学童や障がい児の保育ボランティア活動など、5つのボランティア活動を柱に地域との絆作りを実施しています。
●優秀賞:
新潟県 糸魚川市立能生小学校
活動テーマ:「フウセンカズラ高齢者見守り隊」
福井県 福井市至民中学校
活動テーマ:「シン(進・深・信・新)化チーム『至民』 」
活動概要:いずれも学校と地域が密接に連携し、子どもたちの主体的なボランティア活動をサポートしています。
●奨励賞:
福島県 非営利任意団体「KAKECOMI」
活動テーマ:「『まかないこども食堂 たべまな』でのピアサポート学習支援事業」
活動概要:子ども食堂や高学年の子どもたちによる学習支援を通じて、家庭環境や家庭事情・学校に適応できない子どもたちを支援しています。
表彰式には、元文部科学大臣の遠山敦子顧問や小野元之理事長、来賓としてフォーラム有識者の佐々木毅 東京大学名誉教授や梶田叡一 奈良学園大学学長をはじめ、市川伸一 東京大学大学院教授、赤堀侃司 東京工業大学名誉教授、銭谷眞美 東京国立博物館館長等、初等中等教育及び社会教育分野の多くの方々が出席しました。
【「こころを育む総合フォーラム」について】
「こころを育む総合フォーラム」は、昨今のさまざまな社会事象から浮かび上がる日本人の心の荒廃に危機感を抱き、歯止めをかけたいとの思いを共有する有識者16名(※)が、経済界、学界などから集い、2005年4月に設立しました。以来、家庭・学校・地域・企業などの視点から討議を重ねつつ、公開シンポジウムなどを通じてフォーラムの考えを発信してきました。2008年度からは、子どもたちの“こころを育む活動”を支援することに主眼に置き、活動事例を募集し優れた事例への表彰活動を行っています。
※ 初代有識者としてパナソニック株式会社より中村邦夫社長(当時)が、2017年現在は長榮周作会長が参画しています。
【お問い合わせ先】
公益財団法人 パナソニック教育財団 こころを育む総合フォーラム事務局 担当:則常、高沢
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-10 第2ローレルビル
TEL:03-5521-6100 FAX:03-5521-6200
ホームページ:http://www.kokoro-forum.jp/
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