第40回伊勢湾ごみ流出防衛最前線!’24春の藤前干潟クリーン大作戦!を開催しました!
2024年5月25日(土)10時00分~11時30分 <藤前干潟活動センター>
公式サイト:https://cleanupfujimae-1.jimdofree.com/
イベント概要
・開催概要:’24春の藤前干潟クリーン大作戦
・日程:2024年5月25日(土)10時00分~11時30分
・開催場所:藤前干潟周辺
・参加人数:1,425名
・協力団体:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会 事務局
藤前干潟について
藤前干潟は伊勢湾最奥部に位置し、愛知県西部の庄内川、新川、日光川の3河川が合流する河口部に位置しています。潮が最も引いたときには、238ヘクタール(東京ドーム50個分)という広大な干潟が現れます。そこには、鳥類が172種類、底生生物(貝、カニ、ゴカイなど)は174種類が年間を通して確認されています。また、藤前干潟には、餌(底生生物)をとったり、羽を休めたりするために世界各国から渡り鳥が訪れます。その数は、時には1種で数千羽にまでなることもあります。まさに藤前干潟は都市に残された生き物たちのオアシスです。
しかしながら、藤前干潟とその周辺の岸辺は、上流などから運ばれたペットボトル、ビニール袋、発泡スチロールなどの石油原料の製品ごみに覆われているのが現状です。
ラムサール条約に恥じない、子どもたちが安心して遊べる干潟や川を取り戻すべく、藤前干潟クリーン大作戦は毎年春と秋の2回実施されており、今回で20周年、40回目の開催を迎えました。
当日は1,425名も清掃活動に参加していただき、様々な世代の方のご協力で多くのごみを拾うことが出来ました。学生などの若い世代、企業での参加など、多くの方に海洋ごみ問題への意識が広がってきています。
街ごみはどこに、どんなものが落ちているのか?
今回はテレビ愛知よりメリ夫くんも駆け付けました。三河湾に住み、海洋ごみに悩むメリ夫くんを助けることもできると、参加者の意識も上がりました。
可燃ごみ665袋、不燃ごみ58袋、資源ごみ24袋相当の多くのごみが集まりました。ごみの中には、ごみ箱や自転車といった川の下流で捨てられたであろう大きなごみや、川の上流から流れ着いた近年問題となっているマイクロプラスチックごみなどが混在していました。こんなにも多くのごみが集まったことに驚きもあり、これらのごみが海に流れ着くことを阻止することもでき達成感も感じました。
参加した子ども・保護者からの声
・自転車のようなとても大きなごみがあり驚いた。
・マイクロプラスチックごみが多くあり、拾うのが大変だった。
・朝から海を綺麗にする活動ができ、気持ちよかった。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県
URL:https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容:愛知県を対象地域とした海と日本プロジェクトを推進する。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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