【JAF愛媛】梅雨の季節・雨天のドライブに備えておくべきもの
JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)愛媛支部(支部長 岡 豊)は、梅雨前線が活発で雨天の運転機会が多いこの時期に、車の降雨対策や冠水対策を呼び掛けています。
愛媛県内では1年前の西日本豪雨の際に、2018年7月6日(金)~10日(火)までの5日間で527件もの救援要請(前年同期比:171.7%)を受けました。豪雨により救援要請が急増したことから、日頃から降雨対策や冠水対策を準備しておくことが重要です。
スペアタイヤを標準で搭載していない車が主流になっていることが背景にありますが、タイヤの溝の深さ・空気圧・状態(ひび割れ等)が適正でなければ、車の「走る・曲がる・止まる」という特性を十分に発揮できません。路面が濡れている場合は制動距離が伸びることや、速度が上がるにつれて「ハイドロプレーニング現象」も起きやすくなることから、タイヤの状態と速度を適正に保つことが重要だといえます。
- タイヤの点検
スペアタイヤを標準で搭載していない車が主流になっていることが背景にありますが、タイヤの溝の深さ・空気圧・状態(ひび割れ等)が適正でなければ、車の「走る・曲がる・止まる」という特性を十分に発揮できません。路面が濡れている場合は制動距離が伸びることや、速度が上がるにつれて「ハイドロプレーニング現象」も起きやすくなることから、タイヤの状態と速度を適正に保つことが重要だといえます。
参考動画:JAFユーザーテスト「雨天時に初めてわかる摩耗タイヤの危険性」
- 灯火類の点検
ゲリラ豪雨など局地的な降雨の場合、視認性が著しく下がることが考えられます。車の灯火類(ハイビーム、ロービーム、フォグランプなど)が適正な状態か確認しておくことも重要です。衝突被害軽減ブレーキ機能は、悪天候時は正常に作動しない可能性があることも考えられます。また、テールランプやブレーキランプが切れていると自車が気づかれないケースもあります。
参考動画:JAFユーザーテスト「豪雨のとき、前方の車や歩行者はどう見える?」
- 脱出用ハンマーの準備
万が一、冠水で車が動かなくなったら、いち早く脱出することが重要です。水位が高くなるにつれて、車内からドアが開けづらくなります。窓を割るにも、ヘッドレストや車のキー、傘などを使っても実験では割れませんでした。緊急時に備えて「脱出用ハンマー」を手の届く所に常備しておいた方が良いでしょう。また、冠水した車は、電源を入れると漏電による火災が発生する可能性がありますので、十分に注意が必要です。
参考動画:JAFユーザーテスト「クルマが水没!!何を使えば窓が割れる?」
1年前、愛媛県内に甚大な被害を及ぼした西日本豪雨が記憶に新しい中、自動車の点検・準備と雨天時の注意点などを今後も自動車ユーザーに呼び掛けていきます。
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