「うんこドリル」デザインの拾い箱を活用 海ごみゼロウィーク2024 長野市プロギングを開催しました!
2024年6月1日(土)9時00分~11時30分【場所】長野市役所西側広場(桜スクエア)
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催されました。
イベント概要
・イベント名:長野市プロギング
・日程:2024年6月1日(土)9時00分~11時30分
・開催場所:お長野市役所西側広場(桜スクエア) 長野市大字鶴賀緑町1613番地
・参加 数:40名
・主催:長野市
・共催:一般社団法人海と日本プロジェクトin長野
・協力:プロギングジャパン
上流県ながのから海をキレイに 海ごみゼロウィーク2024ブーストイベント
日本財団と環境省が共同で、「海ごみゼロ」を合言葉に一斉清掃活動を推進する春の海ごみゼロウィーク。長野県に海はありませんが、海洋ごみの約8割は陸や街由来と言われており、他人事ではありません。そこで、上流県ながのから海をキレイにしようと長野市と海と日本プロジェクトin長野では、年間を通じ、様々な海洋ごみ対策事業を行う予定で、その第一弾が海ごみゼロウィーク2024ブーストイベントとして行われた長野市プロギングです。ごみ拾いをしながらジョギングを楽しむことを目的に街の美化と海洋ごみへの関心を高めることが目的です。イベントには、スキーノルディック複合のオリンピック金メダリストで長野市の荻原健司市長も参加。「海のごみをゼロにするために長野市からキレイにしていきましょう。」と力強く挨拶しました。参加者は3kmと5kmの部に分かれてスタート。親子参加がメインの3kmの部では、児童らが次々とごみを拾い、まわりからは「ナイス」というかけ声があり、初対面でも楽しく参加できるのがプロギングの良い点です。環境クイズも3か所で実施。「海洋ごみのおよそ何割が街や内陸部からでたものでしょうか?(答えは7~8割)」といったものなど海がない長野県でも海洋ごみ問題は自分ごとであるというメッセージを伝えることがこのイベントの趣旨です。一見、きれいな街もよく探すとペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻などが落ちていて、荻原市長と参加者は次々とごみを拾っていきました。
小学生に大人気「うんこドリル」とコラボ ごみ拾い専用のごみ箱「拾い箱」お披露目
海ごみゼロウィーク2024ブーストイベントに合わせて、この日、披露されたのは、小学生に大人気の教育ドリル「うんこドリル」とコラボレーションした海洋ごみ削減啓発を呼びかけるごみ拾い専用ごみ箱「拾い箱」。長野市と海と日本プロジェクトin長野が連携して、制作しました。「上流県ながのから海をキレイに」をテーマに海のごみが大問題になっていることを伝えるデザインとなっています。プロギング後、参加者は拾った後を分別しながら、拾い箱にごみを捨てました。この拾い箱は、今後、長野市の小学校での活用を予定しています。この他、うんこドリルデザインの海洋ごみを学ぶ教育冊子を6月下旬に長野市の全小学校の小学1年生から3年生に配布(約9000部)される予定です。海洋ごみ学習をより低学年から学んでもらおうという取り組みです。
参加者アンケート結果概要
【参加者属性】
男女比はほぼ同数。幅広い年代が参加。参加者の大半が北信地域の在住者。
【参加のきっかけ】
「おもしろそうだから」「環境問題に興味があった」「プロギングに参加したかったから」が上位。
昨年参加して楽しかったからリピート参加した人も多数。
プロギングジャパンのウェブサイトやチラシ、知人の紹介で知った人が多い。
【イベントの評価と満足度】
「海洋ごみ問題は長野県や長野市と関係ある」と思っていなかった人が多数。
「プラスチックスマート運動」の認知度は低い。
今後も積極的に、または機会があれば清掃活動に参加したいと考える人が大半。
ごみ拾い専用の「拾い箱」の存在は知らなかった人が多いが、今後使ってみたい人が多数。
イベントの総合的な満足度は非常に高く、「大変満足」「満足」が大半。ほとんどの人がまた参加したいと回答。
【参加者の声】
楽しくごみ拾いができた、また参加したいなどの感想多数。
今後は、ごみのポイ捨て防止、分別の徹底、マイボトル使用など、身近なことから環境保全に取り組みたいという意見が寄せられた。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin長野
URL:https://nagano.uminohi.jp/
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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