ブライダルメディア横断で、“披露しない”新たな結婚式の選択肢「令和型ウェディングパーティ」の推進を宣言
ハナユメ・トキハナ・ウェディングニュース・みんなのウェディングのブライダルメディア4社の合同発表で、新たな結婚式のスタイルを提案
創造性と技術力で多様なITサービスを展開する株式会社エイチームホールディングスのグループ会社、株式会社エイチームライフデザイン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:間瀬 文雄)が運営する、結婚式場情報サイト『Hanayume(ハナユメ)』(https://hana-yume.net/)は、「トキハナ」・「ウェディングニュース」・「みんなのウェディング」と合同で、“披露しない”新しい結婚式のスタイル「令和型ウェディングパーティ」の推進を宣言します。

◾️取り組みの背景
結婚式場情報サイト『Hanayume(ハナユメ)』は、「すぐ婚navi」としてサービスを開始してから、2025年10月をもちまして17周年を迎えます。これまでプロの専門アドバイザーによる相談サポートを主軸に、約34万組のカップルの理想の結婚式をお手伝いしてきました。そのなかで、結婚式に対するニーズは年々多様化しており、「カップルを披露する」という形式だけでなく、「ゲストと一緒に楽しむ」ことを重視するお客様も増えています。一方で、このような結婚式のスタイルが十分に知られていないため、「披露されるのが苦手」という理由で結婚式自体を諦めてしまうカップルも少なくありません。
そこで、この度「ハナユメ」は、ブライダルメディアである「トキハナ」・「ウェディングニュース」・「みんなのウェディング」と連携し、「披露しない」新しい結婚式の選択肢として「令和型ウェディングパーティ」の推進を発表します。この取り組みを通じて、「令和型ウェディングパーティ」を新たな結婚式フォーマットとして世の中に広く認知してもらい、カップルが自分たちらしい結婚式のスタイルを選びやすい環境づくりに貢献していきます。
◾️結婚式への価値観の変化
近年、結婚式に対する考え方や理想は多様化しています。従来の“披露宴”という形式も根強い人気がありますが、一方で「ゲストと一緒に楽しむ時間を重視したい」と考えるカップルも増えてきています。若年層においても、結婚式への憧れは依然として強く、たとえば高校生新聞の調査(※1)では、高校生の79%が「結婚するなら結婚式を挙げたい」と回答しており、結婚式に対する意欲は高いことがわかります。
一方で、「トキハナ」が2025年1月9日に行った結婚式参列による意識変化に関する調査(※2)では、結婚式に初めて参列する前は「挙げたい」と考えていた人のうち、51.6%が“参列をきっかけに迷い始めた”または“挙げない選択肢を考えるようになった”と回答しました。特に1〜2回目の参列では、「注目されること・披露されることへの抵抗感」が意思決定に影響することがわかり、3回目以降では「費用や準備の負担」といった現実的な理由も加わる傾向が見られました。
こうした背景を受け、最近では「披露を目的としない」結婚式スタイルを選ぶカップルも増えています。「トキハナ」が2025年7月17日に行った結婚式スタンスに関する調査(※3)では、「主役は自分たちではない」「ゲストが主役」と回答した人が合計で32.7%にのぼりました。
このように、結婚式にはさまざまな楽しみ方や価値観が広がっており、従来の形式に加えて、自分たちらしいスタイルを選べることがカップルにとっての新たな価値の形成につながっています。
※1 高校生新聞「高校生の結婚観に関する調査」:https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/12042
※2 株式会社トキハナ「結婚式参列による意識変化に関する調査」: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000027297.html
※3 株式会社トキハナ「結婚式スタンスに関する調査」: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000027297.html
◾️“披露しない”新しい結婚式の選択肢「令和型ウェディングパーティ」
こうした時代背景を受け、「トキハナ」・「ウェディングニュース」・「ハナユメ」・「みんなのウェディング」が連携し、従来の披露宴に代わるもうひとつの選択肢として、「令和型ウェディングパーティ」という新たな結婚式スタイルを発信することとなりました。このスタイルは、「結婚式=披露の場」という固定観念にとらわれず、ふたりが“主催者”として、自然体でゲストと過ごすパーティ形式を提案するもので、この取り組みに276の結婚式場が賛同を示しています(2025年9月30日 11時現在)。
◾️「結婚披露宴」と「令和型ウェディングパーティ」について

「こうでなければならない」という思い込みから当事者を解放し、 より自由で多様な結婚式のあり方を社会に示すことで、「令和型ウェディングパーティ」の実施率の向上を目指します。
◾️今後の取り組み
【令和型ウェディングパーティ対応式場のアイコン掲載】
今年の秋を目途に、各ブライダルメディアの式場詳細ページ内に「令和型ウェディングパーティ対応」を示すアイコンを掲載する予定です。複数のブライダルメディアが合同でこのアイコンを付与することで、従来の形式にとらわれず“自分たちらしい結婚式”を求めるユーザーが、そうしたスタイルに対応している式場を、より簡単に見つけられるようになります。
【賛同式場数】
276式場(2025年9月30日時点)
◾️共同発信するブライダルメディア一覧

◾️各社コメント
【結婚式場情報サイト「ハナユメ」:ブライダル事業部 部長 千田 光貴】
私たち「ハナユメ」は「一組でも多くのカップルに、"理想の結婚式"のきっかけを」をサービス理念に掲げ、17年間サービスを提供してまいりました。今回の取り組みに賛同し、協力企業の皆さまとともに発信することは私たちの理念の体現につながることだと考えています。我々が一丸となり多様な選択肢があることを発信することで「こんな結婚式を挙げたい!」と思えるカップルが増え、ブライダル市場の再興につながるよう努めてまいります。
【「トキハナ」:代表 安藤 正樹】
結婚式に対する価値観が多様化している一方で、結婚式自体の変化が社会に十分に伝わっていません。この課題の根源は、結婚式のあり方を定義する主体が存在しないことにあります。今回の取り組みでは、複数のブライダルメディアと賛同する結婚式場が連携し、その役割を担うことに挑戦します。結婚式の新たなフォーマットを提示することで、その変化に対する社会的コンセンサスを形成し、これから結婚するおふたりが結婚式の価値を再認識するきっかけとなることを目指していきます。
【結婚準備アプリ「ウェディングニュース」 代表 榎本 純】
この10年で結婚式は自由で楽しい場へと大きく進化しました。一方でこの変化は社会に十分に伝わっていないように思います。従来の「披露宴」という言葉では表しきれない、新しい在り方も広がり、結婚式は「両家が新郎新婦を披露する場」から、ふたりがゲストに感謝を伝え一緒に楽しむ場へと多様化しています。今回は趣旨に賛同したブライダルメディア横断で、「実際に新しい結婚式をつくってきた式場を探しやすくする」取り組みを始めることになりました。ウェディングニュースはこれからも結婚式の進化を発信し、「結婚したい!」を増やしていきます。
【「みんなのウェディング」:常務執行役員 春日 啓一】
世間の結婚式に対するイメージと、多様化に応えている我々業界の取り組みの間には、大きなギャップがあると感じています。自分たちらしい選択肢が、実は世の中に存在するということを、分かりやすくユーザーに伝えたい、というのが今回の趣旨です。世間がイメージするThe結婚式と、「令和型ウェディングパーティ」という選択肢が並び立つことで、ユーザーの捉え方を変え、業界の未来を切り拓くことができればと思います。
■相談して決める結婚式場情報サービス『Hanayume(ハナユメ)』
「ハナユメ」は、理想の結婚式場探しができる結婚式場情報サービスです。人気結婚式場のランキングや口コミも多数掲載。全国5ヵ所に無料相談デスクも展開しています。現在は、「相談デスク」・「オンライン」・「LINE」・「電話」と4つの相談方法が選べます。「決めるなら、ハナユメ。」を実感いただけるよう、ウエディングアドバイザーが結婚式場の探し方や比較のポイント、見積りの見方を丁寧にアドバイスします。また、ハナユメのサイトでは、「シンプル」「ナチュラル」「かわいい」といったニュアンスでたくさんのイメージから結婚式場を選ぶことができる他、ハナユメだけのお得な特典も利用できます。
■会社概要
会社名:株式会社エイチームホールディングス(Ateam Holdings Co., Ltd.)
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号 大名古屋ビルヂング32F
代表者:代表取締役社長 林高生
設立:2000年2月29日
資本金:1,713百万円(2025年7月31日時点)
事業内容:日常生活に密着した比較サイト・情報メディア・ツールなどの様々なウェブサービスの企画・開発・運営、法人向けデジタル集客支援に関する事業支援サービスを展開する「メディア・ソリューション事業」、多様なジャンルのゲームやツールアプリケーションを企画・開発・運営する「エンターテインメント事業」、複数の商材を取り扱うD2Cサイトの企画・開発・運営をする「D2C事業」の3つの軸で事業を展開するIT企業
※文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または、登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像