接客スタッフの3人に1人が「ユニフォームに不満」。「肌を出したくなくてもスカート指定」「自分らしさが表現できない」、“固定観念”がスタッフの意欲を削ぐ要因に?

株式会社NEXER・接客スタッフとしてのユニフォーム体験に関する調査

株式会社NEXER

■ジェンダーレス制服や自分らしさが当たり前の時代に、接客ユニフォームはアップデートされているのか?

ジェンダーレス制服の導入、髪型・ネイル規定の自由化、副業や多様な働き方の許容。

職場をめぐるルールは、この数年で大きくアップデートされてきました。

しかし、接客スタッフが毎日身につける「ユニフォーム」はどうでしょうか。

カフェやレストラン、販売店、ホテル。

街を歩けばさまざまな場所で接客スタッフが身につけるユニフォームを目にしますが、その一着一着が、現場で働く人にとって本当に納得のいくものになっているのでしょうか。

ということで今回は株式会社サーヴォと共同で、事前調査で「これまでにカフェ・飲食・販売・サービス業などの接客業を経験したことがある」と回答した全国の男女178名を対象に「接客スタッフとしてのユニフォーム体験」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERと株式会社サーヴォによる調査」である旨の記載

・株式会社サーヴォ(https://www.style-ist.jp/)へのリンク設置

「接客スタッフとしてのユニフォーム体験に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年4月13日 ~ 4月23日

調査対象者:事前調査で「これまでにカフェ・飲食・販売・サービス業などの接客業を経験したことがある」と回答した全国の男女

有効回答:178サンプル

質問内容:

質問1:接客の仕事でユニフォームを着用した経験はありますか?

質問2:どのような業種でユニフォームを着用していましたか?(複数回答可)

質問3:そのユニフォームに対して、満足していましたか?

質問4:満足していた理由は何ですか?(複数回答可)

質問5:仕事中、ユニフォームに関して「不満・不便」を感じたことはありますか?

質問6:どのような点が不満・不便でしたか?

質問7:理想のユニフォームに求める条件に優先順位をつけるとしたら、もっとも優先する条件をひとつだけ選んでください。

質問8:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■75.3%が、接客の仕事で「ユニフォームを着用した経験がある」と回答

まず、これまでにユニフォームを着用した経験があるかを聞いてみました。

その結果「ある」が75.3%、「ない」が24.7%でした。

接客業の経験者のうち、約4人に3人がユニフォーム着用経験を持つことがわかります。私服勤務の店舗もある一方で、現場の主流は依然として「ユニフォームあり」の働き方であるといえそうです。

■54.5%が、ユニフォームを着用していたのは「飲食店」と回答

続いて、接客の仕事でユニフォームを着用した経験がある方に、どのような業種で着用していたかを聞いてみました。

もっとも多かったのは「飲食店」で54.5%でした。

次いで「小売・販売」が33.6%、「カフェ」が18.7%となっています。「ホテル・宿泊」が6.0%、「医療・介護系サービス」が3.7%、「イベント・受付」が3.0%と続きました。

飲食、小売、カフェといった日常的に利用される業態が上位を占めています。

お客様の目に触れる機会が多く、長時間身体を使って働く現場ほど、ユニフォームに対する違和感や満足度が、働く人の日々の体験を大きく左右することになります。

■73.2%が、着用していたユニフォームに「満足していた」と回答

続いて、接客の仕事でユニフォームを着用した経験がある方に、着用していたユニフォームに対する満足度を聞いてみました。

その結果「とても満足していた」が14.2%、「やや満足していた」が59.0%でした。

合わせて、73.2%の方がユニフォームに満足していたと回答しています。

「やや不満」が18.7%、「とても不満」が8.2%で、26.9%の方が何らかの不満を抱えていたことがわかります。

さらに、ユニフォームに満足していたと回答した方に、その理由を聞いてみました。

もっとも多かったのは「動きやすかった」で53.1%でした。

次いで「デザインが良かった」が20.4%、「着心地が良かった」が19.4%、「丈夫で扱いやすかった」が17.3%、「洗濯しやすかった」が16.3%、「清潔感があった」が15.3%となっています。

満足の最大理由が「動きやすさ」であるという結果は、一見ポジティブに映ります。

しかし裏を返せば、接客ユニフォームは「動ければ満足してもらえる」レベルにとどまっているとも解釈できます。

デザインや自分らしさといった現代的な価値が満足理由の上位にない現状は、ユニフォームが“スタッフを支える存在”としての役割を十分に発揮できていない可能性を示しているのではないでしょうか。

■35.8%が、ユニフォームに「不満・不便を感じたことがある」と回答

続いて、接客の仕事でユニフォームを着用した経験がある方に、仕事中にユニフォームに対して不満や不便を感じたことがあるかを聞いてみました。

その結果「ある」が35.8%、「ない」が64.2%となりました。

3人に1人以上が、ユニフォームに何らかのストレスを感じていたことがわかります。

具体的にどのような点に不満があったのか、自由記述で聞いてみたので、一部を紹介します。

不満・不便を感じた点

・肌を出したくなくても、スカートや半袖と決まっている点。(40代・女性)

・女子はスカート、男子はズボンみたいな制服は嫌。(30代・女性)

・冬でも半袖、下に長袖は着られない。(50代・女性)

・自分らしさが表現できない。(30代・女性)

・お店のカラーなので仕方がないですが、色がダサかったら気持ちが盛り上がらない。大事に着ようと思えなかった。(30代・女性)

・自分に合ってないと、客からひどい仕打ちを受けるから。本当に、ルッキズムの世の中どうにかしてほしい。(40代・男性)

・ヒールで足がとても痛くなった。(40代・女性)

寄せられた声からは機能面の不満だけでなく、「肌を出したくなくてもスカート指定」「女子はスカート、男子はズボン」といった性別による規定への違和感や、「自分らしさが表現できない」「ルッキズム」など、個人の尊厳に関わる声が複数寄せられました。

ユニフォームの不満は、単なる“好みの問題”にとどまらず、現代の働き方や価値観とのズレを映し出しているともいえそうです。

■47.8%が、理想のユニフォームにもっとも求めるのは「動きやすさ」と回答

最後に、接客の仕事でユニフォームを着用した経験がある方に、理想のユニフォームに求める条件に優先順位をつけるとしたら、もっとも優先する条件をひとつだけ選んでもらいました。

もっとも多かったのは「動きやすさ」で47.8%でした。

次いで「デザイン」が17.9%、「着心地」が14.2%と続きました。

ここで注目したいのは「動きやすさ」を最優先とした人は半数に満たず、残りは「デザイン」「着心地」「サイズ展開」「季節対応」などを重視している点です。

動きやすさはユニフォームに欠かせない基本条件であり、そのうえで働く人は、自分らしさや快適さ、自分の体型に合う選択肢も重視するようになっているといえます。

それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「動きやすさ」と回答した方

・入ったときにもらったユニフォームがめちゃめちゃ動きづらくて、1年後から新しいものに変わりすごく動きやすくなって快適に働くことができたから。(20代・女性)

・働いていて動きやすい方が仕事が捗るから。(20代・女性)

・サービス業は動く作業が多いので、動きやすさは重要。(30代・女性)

「デザイン」と回答した方

・働くモチベーションにつながる。(20代・女性)

・自分の好きなデザインだとやる気が起きるので。(30代・女性)

・デザインがおしゃれだと着たいと思うから。(30代・女性)

「着心地」と回答した方

・毎日着るものだから、着心地は大事。(30代・女性)

・女子はスカート、男子はズボンみたいな制服は嫌だから。(30代・女性)

・着心地がいい方が きちんとして見える。(30代・女性)

「デザイン」を選んだ方からは、「やる気が起きる」「モチベに繋がる」「心に余裕ができ良い仕事にもつながる」など、ユニフォームが意欲や心理状態、仕事の質にまで影響するという声が目立ちました。

「着心地」を選んだ方からは、毎日身につけるものとしての納得感を求める声に加え、「性別で決められた制服」への違和感や、「身体の事情に合わせて選びたい」という、自分の身体性に合わせた選択肢を求める声も寄せられました。

「動きやすさ」を選んだ方は、業務効率や疲労軽減といった実務的な観点を理由に挙げる傾向が強く見られました。機能性が“前提”として求められる一方で、デザインや着心地に対する声は、“尊厳”や“意欲”といった、より個人の内面に踏み込んだ価値を映し出しているといえそうです。

■まとめ

今回の調査では、75.3%がユニフォームの着用経験を持ち、そのうち3人に1人は、現場のユニフォームに不満や不便を感じています。

不満の内容は「サイズが合わない」「色が好みではない」といった個人的な好みにとどまりません。「性別で形が一律に決められている」「自分らしさが表現できない」「自分の身体に合わない服でお客様から心ない仕打ちを受ける」といった声も見られました。

近年は、働き方の多様性や心理的安全性、自分らしさといった考え方が職場づくりにおいて重視されるようになっています。しかし、毎日スタッフが身につけるユニフォームについては、従来の固定観念のまま運用されているケースも少なくないのではないでしょうか。

これからユニフォームの選定や見直しを行う際は、見た目の印象や機能性だけでなく、スタッフ一人ひとりの“尊厳”や“意欲”に応えられるものかという視点も大切です。ユニフォームは、職場の印象をつくるだけでなく、働く人が自分らしく前向きに働くための環境づくりにもつながるものといえるでしょう。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERと株式会社サーヴォによる調査」である旨の記載

・株式会社サーヴォ(https://www.style-ist.jp/)へのリンク設置

【株式会社サーヴォについて】

所在地:〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町 11-8 フジスタービルディング日本橋

代表者:代表取締役社長 植田 文裕

代表番号:03-6861-8400

企業サイトURL:https://www.servo-uni.com/

公式通販URL:https://www.style-ist.jp/

事業内容:業務ユニフォームの商品企画・生産・販売、一般販売(EC)

【株式会社NEXERについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月