小山薫堂&長友啓典の新コンビで贈るW座からの招待状 日曜9時はお家を映画館に。

 

気鋭のクリエイターならではの感性で、いま最も観てほしい映画の自由な見方を提案するWOWOWの映画番組「W座からの招待状」が、この4月にリニューアル。2011年の番組開始当初より案内人を務めてきた放送作家・小山薫堂の相手役に、新たにイラストレーターの長友啓典を迎え、映画本編に誘う招待状を作るため文章とイラストを持ち寄り、ざっくばらんな映画トークを繰り広げている。
新たなコンビとなって2回目の収録では、5月に放送される『her/世界でひとつの彼女』『アデル、ブルーは熱い色』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』『マダム・イン・ニューヨーク』『エヴァの告白』の5本についてトーク。作品から呼び覚まされた過去の話や、お互いの映画の観方などで盛り上がった2人が、共演の感想と番組の魅力について語った。

 

 

Q:安西水丸さんから長友さんにお相手が代わりましたが、2回目の収録を終えた感触はいかがですか?

小山:
長友さんは水丸さんと似ているところがあって、飾らない、気取らないところがすごく素敵だなと思います。それに、経験や知識の量は多いのに謙虚に語っていらっしゃるところがすごいなと思います。
長友:
先代の安西水丸さんと小山さんが良い関係でこの番組をやっておられたので、お話をいただいた時は嬉しかったんですけど「品格を落とさないようにしなければ」と緊張しております(笑)。足を引っ張ったらいかんなと思っています。

Q:お二人は共演以前からお互いをご存知だったのでしょうか?
小山:
僕が仕事をお願いしていて、バーのロゴを作っていただいたり、雑誌の企画でカレンダーを作っていただいたり……。
長友:
基本的には酒場繋がりですね(笑)。

Q:この番組を通して、お互いの今までと違った面を発見した部分はありますか?
小山:
長友さんが日本のサブカルチャーの渦にいらしたんだなということを、改めていろいろなエピソードから感じています。
 

Q:長友さんの収録中の例え話はすごいですね(笑)。

小山:
ええ、『エヴァの告白』を観て、あれを「てっちり鍋」に例える人はいないと思います(笑)。
長友:
それは、どんな球を投げようが小山さんがちゃんと受け止めて、ちゃんと打ち返してくれるからですよ(笑)。僕は小山さんとキャッチボールしているつもりなんです。それも100キロぐらいの真剣勝負じゃなくて、「元気?」「はい」というような感覚で。今まではそれをお酒を飲みながらしていたけど、今度は映画でキャッチボールしているという感じ。だから、映画を限られた時間で本数を観るのは苦しいけど、ここでこうして話をするのはすごく楽しいです。ものすごくラクにやらせてもらっています。

Q:お互いに出来上がった文章とイラストを見るというのも、収録の楽しみの一つですよね。
小山:
そうですね。映画を観ている時に「あ、このシーンを長友さんはお描きになるんじゃないかな」と想像しています。
長友:
そういうのを聞くと「裏切らないといけないな」と思いますね(笑)。「小山さんはどういうことを書かれるのかな」と思うと、想像と全然違うことや、気が付かなかったことを書いておられるのでね。
小山:
ああ、そういうのをちゃんと探さないといけないですね(笑)。

Q:収録のために、映画を4、5本観なければならないというのはいかがですか?
長友:
なにしろ初めてのことなので。5本も観ると、こんがらがってしまって大変ですね。今までは映画を気楽に観ていたけど、これを絵にせなあかんというのも難しいです。やっぱり、なぞっていくだけではつまらないし、自分の個性を出すというのとも違うし。でも、もうちょっとしたら長友流のスタイルを編み出します(笑)。

Q:これまで3年半にわたって番組をやってきて、印象に残っていること、これからやっていきたいことはありますか?
小山:
この番組は、全国の小さな映画館を守ろうというキャンペーン「旅するW座」をやってきたり、WOWOWの中でも異質な番組だと思います。先日、その「旅するW座」で訪れた天草にある第一映劇というところに久しぶりに行きまして、僕が撮ったショートフィルムの鑑賞会をしたんですが、モニター画面で観ていた時とは違うなんとも言えない感動を覚えました。映画館で観るということ、人と共有するということが大切だと思ったんですよね。テレビで映画を観る際にも、家族みんなで観るのがいいと思います。ですから、この「W座」も、お父さんが子供や奥さんに「毎週日曜日の夜9時はテレビの前に集まりなさい」と言って、お父さんが主催する映画館のように楽しんでほしい。一緒に同じコンテンツを見て、意見や感想を言い合うって大切なことだと思うんです。今はインターネットによって、個の意見を発信して、それが並列に並んでいる時代だと思うので、その中にあって「W座」という仕組み、作り方はすごくいいなと思います。

 

長友:
さっき「てっちり鍋」の話しましたけど、僕が育った大阪では、家長が鍋奉行なんですよ。今の話に繋がりませんかね(笑)。そこで子供たちに「今日はどうだったか」とね。 
小山:
じゃあ、鍋みたいな番組ということですね(笑)。
 
WOWOWシネマ「W座からの招待状」は、毎週日曜夜9:00(R指定作品の場合は夜10:00)放送です。

 

【今後の放送予定】
4/19(日) ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
4/26(日) ドン・ジョン
5/3(日・祝) her/世界でひとつの彼女
5/10(日) アデル、ブルーは熱い色[R15+指定版]
5/17(日) インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
5/24(日) マダム・イン・ニューヨーク
5/31(日) エヴァの告白
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