書家中塚翠涛氏自らの「旅の記憶」を表現した新作を含む、過去最大の約60余点の作品を一堂に。銀座三越3回目の個展『中塚翠涛展 -Bon voyage-』を開催。

中塚翠涛氏の心の色、旅先で得てきたインスピレーション・・・言葉で表現しきれないものを一本の線に込めて

株式会社　三越伊勢丹ホールディングス

2024年2月14日 11時00分

■会期：2024年2⽉28⽇(⽔)〜3⽉4⽇(月) 　※最終⽇午後5時終了　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■会場：銀座三越本館7階ギャラリー/銀座シャンデリアスカイ
※銀座三越ギャラリーHP URL：https://www.mistore.jp/store/ginza/shops/living/gallery/shopnews_list/shopnews020.html

銀座三越では2024年2⽉28⽇(⽔)〜3⽉4⽇(月)まで、本館7階ギャラリー/銀座シャンデリアスカイにて『中塚翠涛展－Bon voyage －』を開催いたします。テレビ出演歴や大河ドラマ「麒麟がくる」の題字などでも知られる人気書家の中塚翠涛氏。墨に感じる色や気配を表現することに力を注ぎながら、文字を素にした絵画的な作品や音楽性を感じる作品を制作し続けています。今回の銀座三越での3回目の個展では、中塚翠涛氏がフランス・パリやコートダジュールに滞在した際に感じた空気や土地の音などを表現。例年展示しているギャラリー内にとどまらず、銀座シャンデリアスカイまで会場を拡大し、ご紹介いたします。何度も訪れていたはずの場所で新たに得られたインスピレーションのかけらを大切に表現した作品の数々を、ぜひご高覧ください。

『中塚翠涛展－Bon voyage －』開催に際して

旅に出る友人にかけたくなる言葉。
自分が旅立つ時にかけて欲しい、心踊る言葉。
旅先で出会う人や場所への期待、高揚する気持ちをさらに盛りあげてくれる言葉。
Bon voyage!!! 〜よい旅を〜　
旅は、心と身体、思考もリセットしてくれて、肌から感じるその場所の空気は新しいインスピレーションを与えてくれます。
国や文化を柔軟に、それぞれのチャンネルに合わせていく楽しみもあれば、自分軸を持つことの大切さを実感することも。　
旅は新たな世界に出逢える喜びと同時に、日本の良さや日常にある幸せを再認識させてくれたりと、さまざまな気づきを与えてくれるのです。
今回の作品は一瞬たりとも見逃したくない美しい日の出に心奪われた時間や、忘れられない土地の空気や音…深呼吸をたっぷりしてきた旅の記憶を表現しました。　
ぜひお楽しみいただければ幸いです。

中塚翠涛

◇中塚翠涛（なかつかすいとう）氏◇

岡山県生まれ。2016年パリ・ルーブル美術館の展示会場で開催されたインスタレーションが金賞と審査員賞金賞をダブル受賞。パリ5つ星最上級のパラスホテルHotel Meuriceでは「Calligraphy × フランス文学」というテーマで作品を発表するなど、墨に感じる色や香りなどを様々な形で発表し続けている。