究極の格闘技イベント『UFC』。アジア人初のUFC王者を目指す堀口恭司の魅力を俳優・松尾諭が熱く語る!UFC186を4/26(日)午前11:00~WOWOWライブにて生中継!

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八角形の金網に囲まれたフィールド「オクタゴン」の中で行われる総合格闘技UFC。世界指折りの選手同士による最高峰の闘いは、世界中の格闘技ファンだけでなく、海外有名セレブにも注目されている。
かつての日本の総合格闘技ブームの受け皿にもなっているUFCだが、俳優の松尾諭さんもその一人だという。松尾さんは、元ラガーマンという経歴から『SP』を始めとする刑事ドラマなどでの役柄が印象的だが、趣味として「総合格闘技」をあげる実践派でもある。

そんな松尾さんに総合格闘技、UFCとの出会い、UFC186で日本人初UFC王者を狙う堀口恭司への思いについて聞いたが、関西出身らしい気さくな語り口から“UFC愛”が溢れ出る内容となった。


■UFCとの出会いはあのドラマ
松尾さんと格闘技の出会いは大学時代。所属するラグビー部の友人にRINGSを薦められ、他校の同年代ラガーマンだった(渡部)謙吾選手がパンクラスでデビューするという身近な経験から格闘技に注目し始め、自身と似たアンコ型体型のイゴール・ボブチャンチンのPRIDEでの活躍を見て本格的にハマりだしたという。その後、環境の変化もあってWWE(アメリカのプロレス)に夢中になっていたそうだが、この時期、松尾さん自らが総合格闘技を始めることに。

松尾「好きなアパレルショップの関係先に所英男選手の格闘技ジムがあって、(ラグビー時代から)くんずほぐれつするのが好きなのでこれはやりたいと。でも実際にやってみると本当にしんどくて」

すぐに足が遠のくも、ドラマ『SP』のオーディションで“趣味・総合格闘技”が関係者の目に留まってしまい、急遽練習を再開するというコメディのような展開に。しかし、その先にはUFCとの出会いが。

松尾「『SP』の脚本家の金城一紀さんがUFCが物凄い好きで、格闘シーンのイメージとして、選手の誰々が下からこうしたああした感じでと仰るんですが、観たことないからサッパリで(笑)」

それ以来、観たいと願いつつも奥様のお許しが得られず叶わなかった松尾さんだが、WOWOWのドラマ『下町ロケット』出演を理由に「出演してるのにWOWOW観てないのはダメでしょ!」と強行突破。ついに念願のUFCファンに。ちょうどドス・サントス、ベラスケス、ジョン・ジョーンズなど新しい超人が次々に登場する時期を堪能したというが、勝敗に関わらず入場時から試合終了後までトータルで楽しめる選手や、常に変化がある階級が好きだという。

松尾「例えばベン・ヘンダーソン。負けた時の言い訳含めて、別に大丈夫ですが、みたいな顔が大好きで。あとニンジャキックだのと騒がれたペティスはメレンデスに凄い勝ち方して長期政権だなと思ったら、ドス・アンジョスにコロッと負けたじゃないですか。だから凄い選手が揃ってるライト級が今一番好きな階級です」
役者としての観点からイメージを作り込んでいる選手が好みなのかと聞いてみると、女神と崇めるロンダ・ラウジーを例にあげてUFCの根源的な魅力を教えてくれた。

松尾「試合前にロンダが早足に入場するのは演出じゃないと思うんですよ。だからこそ勝った時のあの笑顔があるワケで、一人の人間の全部をあそこ(UFC)で観れるような。でも負けた時、ロンダはどんな顔するのかなぁって思うこともあるんです。や、絶対観たくないんですけどね(笑)」


■堀口の魅力は「元気が貰える」キラキラした人間力
ダニエル・コーミエなどのビッグガイ贔屓の松尾さんだが、UFC186でフライ級王座に挑戦する“超新星”堀口恭司とは、不思議な縁があるという。

松尾「以前たまたま(堀口がUFC以前に所属していた)修斗を生観戦した際、相手の方を応援してたんですけど、そしたら堀口選手がKOで圧勝して、なんかこの人凄いんじゃないかなと思ってたんです。それがUFCでトントン拍子に連勝してデメトリアス・ジョンソンに挑戦ですもんねぇ」

松尾さんは堀口の魅力について「元気が貰える」と単刀直入にいう。

松尾「自分が若干へこみ気味な時に、試合に向かう堀口選手を観たら、今から凄い壁にぶち当たろうとしてるのに不安もおくびにも出さず、キラキラした顔をしてたので、俺も頑張らな!と元気になりましたね」

その魅力を堀口を知らない人に伝えるならばと伺うと?

松尾「人間的な素晴らしさを凄く持っていて、そういうキラキラした部分に人は惹かれると思うんです。テニスの錦織圭選手もそうじゃないですか。だから輝いている人(堀口)を観てください!」

松尾さんのフライ級王者デメトリアス・ジョンソン評も面白い。

松尾「ジョンソンは負けないのが巧いけど、最近KO勝ち増えてますよね。アレ多分、気持ち良いと思うんです(笑)。で、気持良くなって狙いに来るところを堀口選手の拳がガツンと。1Rは様子見で、2R真ん中辺りで……いやぁ、なんかワクワクしますね!」

ジョンソンの前に堀口恭司が立つことを想像するだけで顔がほころぶ松尾さん。堀口必勝のジンクスも関西人ならではだった。

松尾「修斗で(格上と見られていた相手に)KO勝利した時もボクが観てるんで、今回も勝つんじゃないかと。まぁボクみたいな阪神ファンはだいたいそう言うんですけどね(笑)」

そして最後に堀口への熱烈メッセージ。

松尾「UFC186のジョンソン戦、ボクだけでなく日本中を元気にしてくれる試合を期待しています。頑張ってください!」

松尾さん、そして日本の格闘技ファンが大注目するUFC186。堀口がアジア人初のUFC王者となるか?!その模様は4月26日(日)午前11:00よりWOWOWライブにて生中継!

■詳しくはUFC 番組オフィシャルサイト(wowow.co.jp/ufc)へアクセス!
http://www.wowow.co.jp/sports/ufc/


◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★生中継!UFC-究極格闘技- UFC186 in カナダ 堀口恭司、日本人初の王者なるか!
山本KIDの愛弟子、堀口恭司がUFC4連勝の快進撃でフライ級タイトル戦に挑戦。デメトリアス・ジョンソンに勝って日本人初の王者となるか? 歴史に残る1戦を放送! ゲスト:玉袋筋太郎(浅草キッド)
4月26日(日)午前11:00~[WOWOWライブ]※生中継

<主な対戦カード>
フライ級タイトルマッチ:デメトリアス・ジョンソン × 堀口恭司
ライトヘビー級:クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン × ファビオ・マルドナド
ミドル級:マイケル・ビスピン × CB・ダラウェイ


★生中継!UFC-究極格闘技- UFC187 in ラスベガス ジョーンズ&ワイドマン 豪華ダブルタイトルマッチ!
格闘技の殿堂ラスベガス、MGMアリーナでライトヘビー級、ミドル級の豪華ダブルタイトルマッチが実現。王者ジョーンズとワイドマンが最強挑戦者たちを迎え撃つ!
5月24日(日)午前11:00~[WOWOWプライム]※生中継


<主な対戦カード>
ライトヘビー級タイトルマッチ:ジョン・ジョーンズ × アンソニー・ジョンソン
ミドル級タイトルマッチ:クリス・ワイドマン × ビクトー・ベウフォート
ライト級:ハビブ・ヌルマゴメドフ × ドナルド・セローニ
ヘビー級:トラヴィス・ブラウン × アンドレイ・アルロフスキー

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