『スポGOMI甲子園2024・山梨県大会』開催 激闘を制したのは甲府商業高校「紫紺魂」チーム 参加30チームで、約117kgのごみを集めました!
【”ごみ拾い”を競技化した日本発祥スポーツで海洋ごみを削減】2024年6月30日(日) 笛吹市役所向かい笛吹川河川敷
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程:2024年6月30日(日)9時30分~12時00分
・開催場所:笛吹市役所向かい笛吹川河川敷 ※住所:山梨県笛吹市石和町市部777 笛吹市役所
・参加人数:1チーム3名×30チーム=90名
・協力団体:笛吹市
優勝は甲府商業高校の「紫紺魂(しこんだましい)」拾ったごみの総量はなんと22.06kg
全30チームが参加した山梨県大会。去年に続き2回目の開催となる中、7チームがオリジナルアイテムを制作して臨むなど、今年も盛り上がりを見せました。時折、雨が降る中、選手たちは河川敷の草むらや市役所周辺の住宅街、さらには果樹畑など、様々な場所でごみを拾い集めていました。競技の結果、高校のスクールカラーをチーム名に取り入れた「紫紺魂」が、ごみ総量22.06kg/3187.5ポイントを獲得し、準優勝チーム「綺麗魂隊ver.2.0」(甲府東)にダブルスコアの大差をつけて優勝しました。なおオリジナルアイテム賞は「怪盗ゴミガールズ」(駿台甲府)が獲得しました。前日の文化祭で余った段ボールを再利用して回収BOXを作ったほか、オリジナルのトングなどが評価されました。
山梨県大会で集められたごみの総量は 117.135kg
四方を山々に囲まれた甲府盆地。その中心を流れるのは笛吹川です。かつては雨が降ると河川が氾濫し、人々の生活を脅かしてきました。戦国時代、武田信玄公が治水事業を行ったほか、明治から昭和にかけて河川の改良工事も進み、現在、洪水で苦しむ人は少なくなりました。しかし、日本屈指の観光地として笛吹市には多くの人が訪れるようになり、笛吹川には多くのごみが流れ、ごみの多さが問題として挙げられています。スポGOMI甲子園の会場となった笛吹川河川敷は「甲州軍団出陣戦国絵巻」や「石和温泉花火大会」などが開かれる市民に親しまれている場所でもあります。各イベント後には清掃活動が行われているものの、やはり限界があります。参加した高校生は「人目のつかないところにごみがたくさん落ちていた」などと驚いていました。
笛吹川では7月に入ると「笛吹川鵜飼(うかい)」が始まります。鵜がごみを咥えてしまう懸念がある中、鵜飼前に「スポGOMI甲子園」という清掃活動が行われたことで、今年もきれいな川で鵜飼が行われることでしょう。
優勝チーム「紫紺魂」コメント
伊藤さん「楽しく参加できた一方、街にごみがたくさん落ちていて複雑な気持ちになった。缶やペットボトル、たばこの吸殻など歩けば歩くほどごみが落ちていた。全国大会では、ごみを全部拾うぐらいの気持ちで臨み、環境問題についても考えていきたい」。
菊島さん「山梨県の環境美化に貢献出来てとても良かった。全国大会の日は誕生日なので、優勝して祝いたい」。
堤さん「運ぶのがたいへんなほどごみが落ちていてびっくりした。全国大会ではごみゼロを目指して頑張りたい」。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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