【ミステリ図書室レーベル第一弾！】本格ミステリ作家・阿津川辰海さんによる子どものためのミステリ小説『怪盗うみねこの事件簿』発売！

10月29日（水）発売

株式会社主婦の友社

2025年10月30日 10時00分

株式会社主婦の友社は、子どものためのミステリ小説レーベル「ミステリ図書室」より、第一弾となる書籍『怪盗うみねこの事件簿』（阿津川辰海著）（https://www.amazon.co.jp/dp/4074617706）を2025年10月29日（水）に発売いたしました。

【ミステリ図書室HP】https://misutosho.shufunotomo.co.jp/

本作の著者・阿津川辰海さんは2017年のデビュー以来、各ミステリランキングにランクイン、第23回本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞など、本格ミステリ界の旗手として作品を輩出しています。そんな阿津川さんの「子どもがミステリに入門するための小説を書きたい」という思いが込められた作品です。

謎は全部で四つ。真相はどれも想像のナナメ上！　だけどお話をじっくり読めば、きっと解けるはず。主人公の小学生たちと一緒に謎ときにチャレンジしよう。アッと驚く展開の連続に、ミステリ好きはもちろん、ふだんあまり読書をしない子でも、夢中で楽しめます。

また、作品の中でミステリの名作古典が紹介されているので、本作の後にこれらもぜひ読んでみてください。

＜書店員さまからのメッセージ＞

子ども向けで読みやすい内容ですが、大人も楽しめると絶賛のコメントもいただいています！

「娘にと思って読んだら、こちらがはまってしまい一気読みしてしまいました。ネタバレして嫌われないように気をつけます」（博文堂書店本店・澁谷様）

各章の冒頭に「盗みの依頼」が載っています。親子で「だれが、どうして、どうやって」を当てっこするのもオススメです！

＜あらすじ＞

海辺の町・うみねこ町にささやかれる“伝説の怪盗”の都市伝説。

うみねこ町の子どもの依頼しか受けず、そして狙うのは壊れたおもちゃ、使い古した道具といった、価値のないものばかり!?　奇妙な怪盗の謎を、小学6年のヒサト、そしてそのいとこのケンが調査する。

そんな矢先、ケンが手に入れた図書館のリサイクル本が盗まれてしまった！

犯行現場はヒサトの家の居間。みんなが本から目を離した、ほんの一瞬の出来事だった。

怪盗の謎をヒサト、ケン、そして同級生のカオリが追う。そんな三人をあざわらうかのように、次々に起こる盗難事件！

価値のないものがなぜ盗まれるのか。その驚きの真相を、きみは見抜くことができるか！

＜目次＞

第一話　冒険のはじまり！

第二話　図書館の除籍本を盗め

第三話　太鼓のバチを盗め

第四話　季節外れのこいのぼりを盗め

第五話　こわれたおもちゃを盗め

著者　阿津川辰海（あつかわたつみ）

はやみねかおるさんや松原秀行さんなど、講談社の「青い鳥文庫」がミステリに入るきっかけでした。なので昔から、子どもがミステリに入門するための小説を書いてみたいと思っていたところ、この〈ミステリ図書室〉の企画をいただいたので、「ここでやるしかない！」と思いました。

（「ミステリ図書室」HP　作者メッセージより）

1994年生まれ。東京都出身。東京大学卒。

2017年『名探偵は嘘をつかない』でデビュー。以降、ほぼ毎年ミステリランキングを席巻。2023年『阿津川辰海読書日記かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉』で第23回本格ミステリ大賞（評論・研究部門）受賞。『紅蓮館の殺人』『バーニング・ダンサー』『入れ子細工の夜』『最後のあいさつ』など著書多数。