地震発生時の日暮里・舎人ライナーの被害軽減策について

令和３年１０月７日（木）に千葉県北西部を震源とする地震が発生した際、日暮里・舎人ライナーでは列車の運休が発生するなど、ご利用のお客様に大変ご迷惑、ご不便をおかけしましたことをあらためてお詫び申し上げます。

被害発生の原因等については、引き続き国の運輸安全委員会で調査中ですが、東京都交通局においても地震発生時の被害軽減策を以下の通り実施することとしましたので、お知らせします。

１　緊急地震速報時の自動停止機能の追加
（１）実施内容
　緊急地震速報を受信した際、自動で列車を一斉停止させる機能を追加
（現在：緊急地震速報を受信した際、手動で列車を一斉に停止する操作を速やかに実施）

（２）目的
地震発生時に、より迅速に列車を減速・停止させることで、発災時の安全性を向上してお客様を保護

（３）実施時期
令和３年度中に完了予定

２　分岐部の走行路中央部の段差解消
（１）実施内容
分岐部の走行路において、“へこみ部”の段差を解消する部材を設置
※へこみ部：走行路中央のくぼんだ部分を指す。

 

（２）目的
段差解消により、万一脱輪した際の衝撃を緩和することで、発災時の安全性を向上してお客様を保護

（３）実施時期
令和３年度中に国への認可申請手続に着手し、令和４年度中に完了予定