詩の世界観に注目を浴びる西片梨帆、唯一無二の表現で魅せた“独り舞台”開催!
自作の詩が展示され、フロア前方には、白地に一筆書きのような青いラインを引いた長い帯と、木製のベンチ。ステージには、白いスタンド型ライトに、小さな黒いチェアーと木製の丸椅子。そんなインスタレーション・アートさながらの空間で、ライヴが幕開けした。が、ステージは無人で、スクリーンに映像と詩が断片的に映され、そこに本人の朗読が重ねられていく。無機質な階段、池の水鳥、汗をかいたグラス、スクランブル交差点……。「毎日は、うすらぼんやり」「私がいなくなる時、あなたはどんなふうになるんだろう」「もういらない」「このやり方しか知らない」……。
アンコールはなし。スポットが消え、雨音が流れるエンディングまで、西片梨帆の生身の体温に触れたような濃密な90分だった。
(文=鈴木宏和)
【セットリスト】
1. また会えるの?
2. まどろみのひかり
3. 振り向かないで
4. 気に入ってくれたらいいな
5. 海はビア
6. なりたい
7. ゆるゆる
8. 耐えがたいアイロニー
9. そのままでいてね
10. 天使はいた
11. 僕らが映画※最新デジタルシングル
12. 桜上水で
【ライブ情報】
単独公演「西片梨帆独り舞台 Hope you like it. - 気に入ってくれたらいいな。 -」
日時:10月23日(日)
開場17:00 開演18:00
会場:渋谷WWW
【MV】「僕らが映画」
【リリース情報】
2022年8月3日(水)
配信シングル「僕らが映画」
https://lnk.to/bokuragaeiga
MV
https://youtu.be/XBNalqpB2yU
【プロフィール】
西片梨帆
シンガーソングライター / 表現家
2015年より活動を始め、初めて作った曲で「出れんの サマソニ」に応募し、SUMMER SONIC2015 のステージに立つ。2017年、1stミニアルバム「行けたら行くね」を全国リリース。インディーズ時代の楽曲「元カノの成分」のMVは、100万回再生を超える。 2020年9月に『彼女がいなければ孤独だった 』でメジャーデビュー。 2021年10月には、1st アルバム「まどろみのひかり」をリリースし、東名阪でのツアーも成功。 また、唯一無二の世界観を持つ歌詞にも非常に注目を浴びており、詩展なども積極的に開催。その他、執筆活動やデザインなど幅広く活動中。
【Information】
HP
https://columbia.jp/artist-info/nishikatariho/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC-Pft4dHTk-FnP2GcV2zOsg
https://twitter.com/nishikatariho/
https://www.instagram.com/nishikatariho/
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