パナソニックがOCRエンジンをクラウドで提供開始~OCR機能を必要に応じて柔軟にソフトウェアに組み込み
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック)は、2017年6月8日(木)より、ソフトウェア開発者向けOCR開発キット「カラーOCRライブラリー」をクラウド上で利用できる「クラウドOCRサービス」の提供を開始します。今回の提供内容は、「カラーOCRライブラリー」のラインアップの中から、名刺、免許証、領収書・レシート、QRコードの認識に特化した、4種類のOCRエンジンが対象となります。
▼「クラウドOCRサービス」の詳細はこちら
http://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/cloudocr.html
スマートフォンやタブレットの汎用化、クラウド対応型システム・ソフトウェアの普及により、OCRエンジンの組み込み用途も広がっています。そのため、ソフトウェア開発者のお客様からは、ダウンロード・アクセス数の増減に、より柔軟に対応するための仕組み・提供形態が求められるようになりました。
このニーズに応えるため、パナソニックでは、新たにクラウド上で「カラーOCRライブラリー」を利用できる「クラウドOCRサービス」の提供を開始します。
従来の提供形態では、必要なライセンス数分「カラーOCRライブラリー」を一括で購入いただき、その後、ソフトウェア利用者の増大に合わせて追加ライセンスを購入いただく必要がありました。また、OCR専用のサーバーを設置する場合は、サーバーのメンテナンスが負担となっていました。
そこで、「クラウドOCRサービス」では、OCRエンジンをパブリッククラウド上でAPIとして公開することで、パナソニックが用意するOCRサーバー環境に連携させるだけでOCRを利用したサービスの構築を可能としました。これにより、急なライセンス数の増減にも柔軟に対応でき、なおかつ、サーバーのメンテナンス負荷から解放されることになります。
「クラウドOCRサービス」の活用によって、銀行や証券・保険など金融サービスの申し込み用システム、経費精算アプリ、営業支援ソフトなど、OCRエンジンが組み込まれた各種サービス利用者の増減にいち早く対応し、サービスの停滞を防ぎ、ユーザー満足度向上につなげます。
今後もパナソニックでは、さまざまな分野・製品にOCRエンジンを組み込み、裾野を広げるために、サービスの改良を続けていきます。
【クラウドOCRサービスの主な特長】
・OCR専用サーバーの設置が不要
・デバイス、プラットフォーム、開発言語を問わず、インターネット環境があれば利用可能
・取得した画像はメモリー上で処理し、サーバーに情報を残さない安全設計
【クラウドOCRサービスで提供するOCRエンジンの種類】
「カラーOCRライブラリー」シリーズ:
・名刺認識ライブラリー
・免許証認識ライブラリー
・領収書/レシート認識ライブラリー
・QRコード認識ライブラリー
以上4種類のOCRエンジン
▼「クラウドOCRサービス」の詳細はこちら
http://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/cloudocr.html
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<関連情報>
・【プレスリリース】OCRエンジン「領収書/レシート認識ライブラリー」を発売開始(2017年4月26日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/04/jn170426-1/jn170426-1.html
・【プレスリリース】OCRエンジン「帳票キーワード認識ライブラリー」を発売開始(2017年5月19日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/05/jn170519-1/jn170519-1.html
・OCRソフト用開発キット「カラーOCRライブラリー」
http://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk.html
・帳票OCRソフト「帳票OCR Ver.8」
http://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_form.html
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