「がんアライアワード2024」サッポロビールとポッカサッポロフード&ビバレッジが連続受賞

サッポロビール（株）は「ゴールド」以上を7年連続、ポッカサッポロフード&ビバレッジ（株）は6年連続「シルバー」を受賞

 

サッポロホールディングス（株）のグループ企業であるサッポロビール（株）とポッカサッポロフード＆ビバレッジ（株）は、12月 12日に開催された、がんと就労問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」主催の「がんアライアワード 2024」の表彰式において、それぞれ「ゴールド」と「シルバー」を受賞しました。ポッカサッポロフード＆ビバレッジ（株）は6年連続の「シルバー」受賞で、サッポロビール（株）は昨年の「ダイヤモンド」に続く形で表彰され、「ゴールド」以上の受賞は7年連続となります。

サッポログループは「潤いを創造し 豊かさに貢献する」という経営理念のもとサステナビリティ重点課題（注1）の中で「多様な人財の活躍」を最注力課題の1つに位置付け、成長と生産性向上にむけた人的資本投資とダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン（DE&I）の推進に取り組んでいます。

2019年に発足したがん経験者の社内コミュニティ「Can Stars（キャンスターズ）」では、当事者同士の相互支援だけでなく、一般社員向けの発信による意識啓発にも取り組んでいます。特にサッポロビール（株）では社外発信による社会全体の両立支援の後押しも積極的に行っており、今年は企業内がんコミュニティ立ち上げに関するガイドブックを作成・公開（注2）し、昨年よりもさらに他社や社会全体へ呼びかける活動を行ったことが評価されました。

ポッカサッポロフード＆ビバレッジ（株）は、法定健診以外にも生活習慣病検診の受診率が向上していることや、女性の健康に関する研修およびe-ラーニングや特定保健指導対象者向け勉強会の実施など働く人を支える風土・環境づくりの取り組みが評価されました。

当社では、この受賞を励みに引き続きがんに影響を受ける社員の思いを大切にし、さまざまな事情を抱える社員の不安や悩みに寄り添いながら、誰もが生き生きと働ける環境を目指します。

（注1）https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/policy/systems/

（注2）https://www.sapporoholdings.jp/groupannouncement/202406canstarskngb.pdf

【サッポロビール（株）受賞詳細】

1.「がんアライ宣言」内容

①私たちは、がんに罹患しても働き続けられる社会であることを望んでいます。
②サッポロビールは、がんに影響を受ける社員の思いを大切にし、働きやすい制度と対話により、会社の強さにつなげます。

 

2.受賞内容

ゴールド

 

3.受賞ポイント

・コミュニティ立ち上げに関するガイドブックを作成・公開した（注2）。

・罹患者を支える制度、風土づくりを自社内で推進することに加え、企業横断の交流会の開催や医療学会での自社の取り組みの紹介など、他社や社会全体へ呼びかける活動を行っている。

 ・休職職場応援ポイント制度の新設（注3）

（注3）サッポロビール社の制度。出産や育児、介護、病気などを理由とする一ヶ月以上の休業者の業務を引き継ぐ社員に、代行した業務負担分を賞与（ボーナス）として還元することができます。​

 

【ポッカサッポロフード＆ビバレッジ（株）受賞詳細】

1．「がんアライ宣言」内容

①私たちは、がんに罹患しても働き続けられる社会であることを望んでいます。

②ポッカサッポロは、がんを経験した従業員に寄り添い、働き甲斐と働きやすさを感じてもらえる企業を目指します。

  

            

2.受賞内容

シルバー

 

3. 受賞ポイント

・法定健診のみならず、生活習慣病検診の受診率向上にも取り組み、 生活習慣病検診の40 歳以上の受診率が2023 年に93%を実現。 婦人科検診受診も2022 年の32%から2023 年度は61%を記録するなど、社員の健康増進に向けた活動を推進している。

・女性の健康に関する研修およびe-ラーニングや特定保健指導対象者向け勉強会などを実施し、働く人を支える風土・環境づくりを推進。

＜参考＞

【Can Starsについて】

サッポロビール（株）内において、2019年に発足したがん経験者の社内コミュニティです。会員は、がん経験者本人または家族、遺族である社員を対象者としています。がん経験者同士の体験の共有などによる相互支援や、社内の意識啓発、社外との協働、社外発信による社会全体の両立支援の後押しなどの活動を行っています。

 

【がんアライ部について】

がんアライ部は、「がんと就労」問題に取り組むプロジェクトで、「がんと就労」に関するリテラシー向上を目的とした活動等を行い、がんを治療しながら働くことが自然に受け入れられる社会の実現を目指します。

・がんアライ部 URL https://www.gan-ally-bu.com/