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「『実の親』の介護は、自分か自分自身のきょうだいが担うべき」が男女共通の考えであるものの、実際は、男性は「実の親」の介護を担う割合が女性より低いことが判明。

株式会社小学館

「『実の親』の介護は、自分か自分自身のきょうだいが担うべき」が男女共通の考えであるものの、実際は、男性は「実の親」の介護を担う割合が女性より低いことが判明。

<介護は誰が担うべきか>アンケート調査報告|性別による役割や認識の違いが浮き彫りに【介護マーケティング研究所by介護ポストセブン】

WEBメディア『介護ポストセブン』(小学館運営)では、このたび『介護マーケティング研究所by介護ポストセブン』を開設しました。介護中もしくは、介護に関心が高い方々である介護ポストセブンの読者会員組織「介護のなかま」(2024年8月現在登録者1万7千人)に向けてさまざまな調査を実施し、介護の実態や困りごとを浮き彫りにします。介護に関連した商品やサービスに加え、シニア向け商品・サービスのマーケティングに役立つ研究レポートを発信していきます。

■アンケート概要

「親の介護は誰が担うべきか」。これは、多くの家庭において考えるべき重要なテーマです。

「実の親」と「義理の親」それぞれにおける、介護の担い手や役割、意識について調査しました。男性の場合、女性の場合で比較し、介護実態や現実と理想の乖離についても浮き彫りにします。

調査主体:介護マーケティング研究所by介護ポストセブン

調査方法: インターネットによるアンケート調査

調査対象: 『介護ポストセブン』会員組織『介護のなかま』登録者

調査期間: 2024年6月10日~6月24日

有効回答者数: 3,819名(内訳:男性1,892名、女性1,927名)

◆「実の親」の介護実態

① 女性の方が男性よりも介護を担う割合が10pt以上高い

「実の親の介護は、おもにどなたが担っていますか。もしくは今後担っていく予定ですか」という質問に対して、男性が「私(あなた自身)」と回答した割合は41.65%に対して、女性が「私(あなた自身)」と回答した割合は52.52%でした。女性の方が男性よりも実の親の介護を担っている(担っていく予定である)割合は10pt以上高いという結果になりました(図1)。

図1 実の親の介護は、おもにどなたが担っていますか。もしくは今後担っていく予定ですか

② 担っている(担っていく予定である)介護項目では、男性に比べて女性の方が全ての割合において高い

「実の親の介護に関して、あなたが実際に担っていること、もしくは担っていく予定のことを教えてください」という質問に対して、男性と女性の結果の比較が以下となります(図2)。

図2 実の親の介護は、おもにどなたが担っていますか。もしくは今後担っていく予定ですか

男女ともに担っている(担っていく予定である)介護項目は、「話し相手」、「通院の付き添い」、「買い物のサポート」が上位3つで同じですが、女性の方が男性に比べて担っている(担っていく予定である)介護項目の割合は全てにおいて高いという結果になりました。

つまり、女性ひとりに対して、実際に担っている(担っていく予定である)介護項目数は男性に比べて多いということが分かりました。

③ 女性の「実の親」は、男性の「実の親」よりも、自分のお金で介護費用を負担している割合が10pt以上高い

「実の親の介護に関して、どなたが一番多く費用負担していますか、もしくは費用負担していく予定ですか」という質問において、男性が「親自身」と回答した割合は50.00%に対して、女性が「親自身」と回答した割合は60.72%でした。女性の「実の親」は、男性の「実の親」よりも自らのお金で介護費用を負担している(負担していく予定である)割合が高いという結果になりました(図3)。

また、男性が「私(あなた自身)」と回答した割合は20.88%に対して、女性が「私(あなた自身)」と回答した割合は13.89%で、男性の方が女性よりも実の親の介護費用を負担している(負担していく予定である)割合が高いことが分かりました。

図3 実の親の介護費用負担者(現在もしくは予定)

④ 男性のうち、「実の親」の介護は男性が担うべきだと思う割合は6割弱

「実の親の介護は、実際はどなたが担うべきだと思いますか」という質問に対して、男性が「私(あなた自身)」と回答した割合は57.08%で、女性が「私(あなた自身)」と回答した割合は49.04%でした(図4)。男性の内、6割弱が「実の親」の介護は自分自身ですべきだと考えていましたが、実際に介護を担っているのは4割(図1)にとどまりました。

図4 実の親の介護を担うべきだと思う人物

また、男女ともに「私(あなた自身)」と「私(あなた自身のきょうだい)」の割合を合計すると約75%となり、「実の親」の介護は「自分自身か、もしくは自分自身のきょうだいがすべきだ」というのは男女ともに共通の考えであると思われます。

◆「義理の親」の介護実態

① 男女とも、配偶者を含むパートナーならびにそのきょうだいが介護を担う割合が高い

「義理の親(配偶者を含むパートナーの親)の介護は、おもにどなたが担っていますか。もしくは今後、担っていく予定ですか」という質問に対して、男女ともに、「私(あなた自身)の配偶者を含むパートナー」と回答した割合が最も高く、次いで「私(あなた自身)の配偶者を含むパートナーのきょうだい」と回答した割合が高い結果になりました(図5)。

図5 義理の親の介護者の割合(現在もしくは予定)

② 担っている(担っていく予定である)介護項目の割合は、男女で大差なし

「義理の親の介護に関して、あなたが実際に担っていること、もしくは担っていく予定のことを教えてください」という質問に対して、男性と女性の結果の比較が以下です(図6)。

図6 義理の親の介護項目の割合(現在もしくは予定)

「実の親」の介護項目の割合(図2)とは異なり、「義理の親」の介護で担っている(担う予定である)介護項目の割合をみると、男女で大きな差はありませんでした。

③ 女性の「義理の親」は、男性の「義理の親」よりも自らのお金で介護費用を負担している割合が5pt高い

「義理の親の介護に関して、どなたが一番多く費用負担をしていますか、もしくは費用負担していく予定ですか」という質問では、男性が「義理の親自身」と回答した割合は36.73%に対して、女性が「義理の親自身」と回答した割合は41.88%であり、女性の「義理の親」は、男性の「義理の親」よりも自らのお金で介護費用を負担している(負担する予定である)割合が5pt高いという結果になりました(図7)。

また、男性が「私(あなた自身)」と回答した割合は7.77%で、女性が「私(あなた自身)」と回答した割合は2.96%で、男性の方が女性よりも義理の親の介護費用を負担している(負担していく予定である)割合は高いことが分かりました。

図7 義理の親の介護費用負担者(現在もしくは予定)

④「義理の親」の介護は自らが担うべきだと思う割合は男女ともに1割も満たない

「義理の親(配偶者を含むパートナーの親)の介護は、実際はどなたが担うべきだと思いますか」という質問に対する結果は以下の通りです(図8)

図8 義理の親の介護を担うべきだと思う人物

男女ともに「私(あなた自身)」と回答した割合は1割も満たず、「義理の親」の介護は「自分自身が担うべきだ」と考える割合は、「実の親」の介護と比べ大幅に少ないことが分かりました。

◆まとめ

「実の親」と「義理の親」の介護実態について、介護者の性別の違いから、現在誰が担っているか、実際に担っていることは何か、介護費用を一番負担している人は誰か、実際は誰が担うべきと思うか、についてのアンケート結果を報告しました。

「親の介護は誰がすべきか」という問いに対して、「実の親」の介護は男性のうちの6割弱が「自分自身が担うべきだ」と考えているが、実際に介護を担っているのは4割にとどまり、理想と現実にギャップが生じていることが分かりました。一方、「義理の親」の介護は、男女ともに「自分自身が担うべきだ」と考えるのは1割にも満たず理想と現実との乖離がほとんどない結果となりました。

「実の親」の介護は「義理の親」の介護に比べ、女性は男性よりも介護を担う(担う予定である)割合が高く、男性は女性よりも介護費用を負担する(負担する予定である)割合が高いことが分かりました。また、女性の「実の親」は自らが介護費用を負担する(負担する予定である)割合が、男性の「実の親」よりも高いという結果になりました。これは、女性が「実の親」の介護を担う場合、男性が「実の親」の介護を担う場合に比べ、女性介護者の身体的負担と介護を受ける親自身の金銭的負担が大きくなることを示しており、今後、「親の介護」を考える人々にとって考慮すべき事項だといえます。

『介護マーケティング調査研究所』は、これからも介護にまつわる“リアル”に向き合い続けて参ります。

介護マーケティング調査研究所

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種類
調査レポート
ビジネスカテゴリ
マーケティング・リサーチ
キーワード
介護
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会社概要

株式会社小学館

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URL
http://www.shogakukan.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
03-3230-5375
代表者名
相賀信宏
上場
未上場
資本金
1億4700万円
設立
1922年08月