パナソニックが「2017 パラ・パワーリフティング ジャパンカップ」で、パワーアシストスーツによるプレート着脱補助スタッフの負担軽減に貢献
「2017 パラ・パワーリフティング ジャパンカップ」でパワーアシストスーツの実証実験を実施
▼【動画】パワーアシストスーツ実証実験~2017 パラ・パワーリフティング ジャパンカップ
https://www.youtube.com/watch?v=ZA4cfLdPfCg
https://channel.panasonic.com/jp/contents/21115/
パラ・パワーリフティングは、下肢に障がいを持つ選手によるベンチプレス競技です。男子は49kg級から107+kg級、女子は41kg級から86+kg級まで10階級あり、各階級にあわせてのプレートの交換・追加作業はスタッフが行います。公式試合で使用されるプレートは、一つ10kg~50kgもの重さ。選手は1大会で3回の試技を行うため、40人の選手が参加する大会の場合は、プレートを床から持ち上げてバーベルに取り付けたり外して置いたりする作業が、トータルで120回以上にも及びます。
パナソニックとATOUNは、プレート着脱作業を担うスタッフの筋肉や腰への負担をパワーアシストスーツで軽減できる可能性に着目し、NPO法人 日本パラ・パワーリフティング連盟の協力のもと実証実験を行いました。今回の実証実験で利用したパワーアシストスーツ「ATOUN MODEL A」は、運送会社や配送センター、工場など、重い荷物の上げ下げを頻繁に行う作業現場に導入されています。今回、この「ATOUN MODEL A」にパワーリフティング用の装飾を施し、大会を盛り上げました。
「ATOUN MODEL A」を着用したスタッフは「パワーアシストスーツが自然な感覚で力を貸してくれるので、踏ん張らなくてもプレートを持ち上げることができ、楽だな、と実感しました」と述べています。
パワーアシストスーツを着用したスタッフに間近で接したマクドナルド山本 恵理選手は「私たち選手は、補助者の方がいるからこそ競技に集中できます。パワーアシストスーツで補助者の負担が減ることは、私たちもその分、安心して競技に取り組めることにつながります」と話しています。
NPO法人 日本パラ・パワーリフティング連盟の吉田 進理事長は「大会を安心・安全に進めるために、今後、前向きにパワーアシストスーツの導入を検討したいと思います」とコメントしました。
パナソニックは、さまざまなスポーツ競技において、選手やスタッフ、そして観戦者に対し、より競技を楽しめる環境を独自の技術やソリューションで提供していきます。
<関連情報>
・パラリンピック|パナソニック公式オリンピックサイト Sharing the Passion
http://www.panasonic.com/global/olympic/ja/paralympic.html
・株式会社ATOUN
http://atoun.co.jp/
・NPO法人 日本パラ・パワーリフティング連盟
http://jppf.jp/index
・お客様と共に創る未来 -アクティブリンクのパワーアシストスーツ開発-(2016年5月25日)
http://news.panasonic.com/jp/stories/2016/45164.html
・パナソニックが展開するアシストロボット(2016年3月23日)
http://news.panasonic.com/jp/stories/2016/44972.html
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