【神保町シアター】有名でなくても名作?! “偏愛文学” を映画で辿る―― “読書の秋” にお届けする珠玉の文芸映画特集 9/21(土)より
映画で愉しむ―― 私たちの偏愛文学
監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き日本映画をフィルムで上映する、本の街の名画座・神保町シアター。
今回は、有名文学作品に限らず、ファンやマニアに繰り返し読み継がれてきた小説を原作とした映画の特集上映です。
本好きなら誰しも自分だけの偏愛小説をお持ちのことと思います。そこで、誰かにとっての “偏愛小説家” の原作映画作品を集めてみようということで生まれたこの企画。
没後20年を超えてもなおサブカル界隈では不動の人気を集めるカリスマ的存在、中島らもの作品を原作とした『Lie lie Lie』。
映画ファンからも人気の横溝正史原作 “金田一耕助シリーズ” からは『獄門島』を、同じく名画座での特集上映では毎回盛況の松本清張原作から『点と線』を選出。
また、大河ドラマで人気再燃の『紫式部 源氏物語』と、老若男女に愛される宮沢賢治原作『銀河鉄道の夜』の2本は、細野晴臣が手掛けた劇伴も評判のアニメ版です。
そして、今年まさかの文庫化で話題の『百年の孤独』を鬼才・寺山修司が映画化した『さらば箱舟』。奇想天外テラヤマ・ワールドと世界的名作の奇跡の融合やいかに!?
ほかにも、選りすぐりの文芸映画を揃えました。全作品35mmフィルム上映で、皆様のご来場をお待ちしております。
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《特集上映》
映画で愉しむ――
私たちの偏愛映画
2024年9月21日(土) ~ 10月11日(金)
神保町シアター
(千代田区神田神保町1-23 TEL.03-5281-5132)
入場料金=一般1400円、シニア1200円、学生1000円
*10月8日(火) は、設備点検のため休館します
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神保町シアター ホームページ
「私たちの偏愛映画」特集上映ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/bungei_henai.html
同、作品紹介詳細ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/bungei_henai_list.html
【上映作品】
桜の森の満開の下
昭和50(1975)年
監督=篠田正浩/原作=坂口安吾
出演=若山富三郎、岩下志麻、伊佐山ひろ子
青春の殺人者
昭和51(1976)年
監督=長谷川和彦/原作=中上健次「蛇淫」
出演=水谷豊、原田美枝子、内田良平
Lie lie Lie
平成9(1997)年
監督=中原俊/原作=中島らも「永遠も半ばを過ぎて」
出演=佐藤浩市、豊川悦司、鈴木保奈美
銀河鉄道の夜 〈アニメーション作品〉
昭和60(1985)年
監督=杉井ギサブロー/原作=宮沢賢治
声の出演=田中真弓、坂本千夏、堀絢子
点と線
昭和33(1958)年
監督=小林恒夫/原作=松本清張
出演=南廣、山形勲、高峰三枝子
とむらい師たち
昭和43(1968)年
監督=三隈研次/原作=野坂昭如
出演=勝新太郎、藤村有弘、藤岡琢也
黒蜥蜴
昭和43(1968)年
監督=深作欣二/原作=江戸川乱歩
出演=丸山(美輪)明宏、木村功、川津祐介
人間失格
平成21(2009)年
監督=荒戸源次郎/原作=太宰治
出演=生田斗真、伊勢谷友介、石原さとみ
獄門島
昭和52(1977)年
監督=市川崑/原作=横溝正史
出演=石坂浩二、司葉子、大原麗子
さらば箱舟
昭和57(1982)年
監督=寺山修司/原作=ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」
出演=山崎努、小川真由美、原田芳雄
死の棘
平成2(1990)年
監督=小栗康平/原作=島尾敏雄
出演=松坂慶子、岸部一徳、松村武典
紫式部 源氏物語 〈アニメーション作品〉
昭和62(1987)年
監督=杉井ギサブロー/原作=紫式部
声の出演=風間杜夫、梶三和子、風吹ジュン
以上 全12作品
◎上映スケジュール等は、劇場ホームページでご確認ください。
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