【新刊案内】世界の次世代細胞培養 最新業界レポート 発行:(株)シーエムシー・リサーチ
★次世代細胞培養のキーテクノロジーを網羅。オルガノイド、MPS、培養肉など最前線の技術と業界動向を徹底分析。

材料科学や化学の先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、https://cmcre.com/)では、このたび「世界の次世代細胞培養 最新業界レポート」と題する書籍を2025年5月30日に発行いたしましたので、お知らせします。
書籍の定価は、165,000円(税込)(書籍)、書籍とCDセットの定価はセット220,000円(税込)(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下詳細を見るのボタンよりご覧ください。
【新刊案内】世界の次世代細胞培養 最新業界レポート
Next-Generation Cell Culture
【本書の特徴】
・ 腸管・膵臓・肝細胞・呼吸器・脳・皮膚などの各オルガノイドの特徴と動向を分析!
・ MPSの特徴と課題、各国の動向、MPS大型プロジェクト、MPS製品の特徴を調査!
・ 凍結保護剤の課題、既存製品の問題点、低分子系保護剤の普及の背景などを探った!
・ CO2インキュベーターの使用用途、制御方式の種類と長所・短所、業界分析を調査!
・ 組織・臓器用におけるバイオリアクターの種類と動向、注目される技術、企業動向!
・ 閉鎖系・開放系自動培養装置の特徴!装置導入の有効ポイント、企業動向を探った!
・ 培養肉の生産工程における課題、各国の動向、及び、細胞培養の製品・技術を分析!
◎刊行に当たって
動物実験廃止の流れから「3次元細胞培養」に注目が集まる。その3次元細胞培養技術が進展することにより、細胞をin vitroで扱いながらin vivo環境を反映した結果が得られることが利点である。
「マイクロキャリア」は、培養液の中でその表面に細胞を接着させ、3次元的に培養するために使用する素材として使用される。これにより、従来のシャーレ等の2次元的な培養と比較して、作業プロセスの削減やプロセス削減に伴う作業者数の削減、設置スペースの狭小化が可能となり、効率的に大量な細胞の培養を可能にしている。
「バイオリアクター」は、古くから活用されてきたが、再生医療や培養肉といった近年のメガトレンドとも深く関連しており、組織・臓器分野に注目度が飛躍的に高まっている。細胞を効率よく大量培養して研究に使用したり、移植に使用したりするためのバイオリアクターが多くのメーカーから販売されている。
創薬では、前臨床試験で医薬品の正確な毒性を予想する必要があるが、動物実験や生理学性の低いin vitroアッセイ系では正確性が担保できておらず、臨床試験で初めて不具合が明らかになるケースが多い。それゆえに、「Microphysiological Systems(MPS)」は動物よりも容積が小さいため、低コストで実験を実施でき注目される。また、動物実験による前臨床試験を、ヒト細胞を用いたMPSに代替できれば、動物を飼育するスペースやコストがなくなり、動物倫理の問題もクリアできる。
「オルガノイド」は、幹細胞によって体外で三次元的に培養された組織である。特定の臓器や組織の機能を模倣した細胞塊のことでもある。腸オルガノイド、脳オルガノイド、肝オルガノイドなどがある。用途としては、疾患モデルの作成、薬剤スクリーニング、再生医療の研究、さらには個別化医療の発展に寄与する。オルガノイドは、従来の動物モデルに代わる新たな研究ツールとして注目されている。
「培養肉」の目的は、既存の牛肉や豚肉、鶏肉などに変わる新たな代替肉としての利用である。培養肉の生産工程は、(1)細胞採取、(2)細胞培養、(3)培養肉化の3つの工程に分かれる。なかでも。細胞培養における培養液の開発、量産方法が盛んである。2次元から3次元になることにより培養可能部分が増え大量生産が可能となった。
本レポートでは、次世代の細胞培養技術として、キーテクノロジーの動向、及び、業界を分析した。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
■ 世界の次世代細胞培養 最新業界レポート
■ 発 刊:2025年5月30日発行
■ 定 価:本体価格 165,000円(税込)
本体 + CD セット 220,000円(税込)
■ 体 裁:A4判・並製・189頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-66-8
【本書の構成および目次概要】
第1章 3次元培養
第2章 細胞培養培地・血清・試薬
第3章 凍結保存液
第4章 培養容器
第5章 CO2インキュベーター
第6章 マイクロキャリア
第7章 自動細胞培養
第8章 バイオリアクター
第9章 Microphysiological System
第10章 オルガノイド
第11章 培養肉
☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
≪ページサンプル≫

◎CMCリサーチ刊行関連書籍・ウェビナーのご案内
「タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価」
Development and Evaluation of Protein Degraders:Technologies and Methods
■ 発 行:2025年5月30日発行予定
■ 監 修:内藤 幹彦、井上 貴雄
■ 定 価:本体(白黒) 100,000円(税込 110,000円)
本体 + CD(カラー) 120,000円(税込 132,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・本文 約350頁
■ 編集発行:㈱シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-65-1
「培養細胞が拓く創薬の今
― 研究、規制、自動化、そして教育へ ―」
Cell Culture Leading the Way to Drug Discovery – Research, Regulations, Automation, and Beyond –
■ 発 行:2025年3月31日
■ 監 修:古江 美保
■ 定 価:本体(白黒)100,000円(税込 110,000 円)
本体 + CD(カラー)120,000円(税込 132,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・本文 373頁
■ 編集発行:㈱シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-64-4
☆書籍の詳細一覧、ご購入はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/seminar/semi_cmcr_f/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像