就職・転職先選び、約57%が「福利厚生を重視する」と回答。利用経験者が「あってよかった」と感じる制度1位は「健康診断・人間ドック補助」
株式会社NEXER・福利厚生制度の現状と満足度に関する調査

■「あってよかった」と「使ったことがない」が同居する、福利厚生のリアル
働き方や待遇への関心が高まるなか、給与と並んで注目されているのが「福利厚生」です。
健康診断の補助や住宅手当、レジャー施設の割引など、福利厚生の内容は会社によってさまざまです。
とはいえ、せっかく制度があっても「使ったことがない」と感じたことのある方も多いのではないでしょうか。
ということで今回は、企業向け福利厚生代行サービスを提供する『株式会社福利厚生倶楽部中部』と共同で、事前調査で「現在働いている」と回答した全国の男女300名を対象に「福利厚生制度の現状と満足度」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと企業向け福利厚生代行サービスを提供する『株式会社福利厚生倶楽部中部』による調査」である旨の記載
・福利厚生倶楽部中部(https://www.fukuri-chubu.net/)へのリンク設置
「福利厚生制度の現状と満足度に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年5月26日 ~ 6月3日
調査対象者:事前調査で「現在働いている」と回答した全国の男女
有効回答:300サンプル
質問内容:
質問1:あなたは勤務先の福利厚生制度がありますか?
質問2:あなたの勤務先にはどのような福利厚生制度がありますか?(複数回答可)
質問3:現在の勤務先の福利厚生制度に満足していますか?
質問4:その理由を教えてください。
質問5:過去1年間の間に、自社の福利厚生制度をどのくらいの頻度で利用しましたか?
質問6:利用していない理由はなんですか?
質問7:就職・転職先を選ぶ際、福利厚生をどのくらい重視しますか?
質問8:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■70.4%が、勤務先の福利厚生に「健康診断・人間ドック補助」があると回答
まず、勤務先に福利厚生制度があるか聞いてみました。

その結果、「ある」と回答した方は53.0%、「ない」と回答した方は47.0%でした。
半数以上が「ある」と答えた一方で、半数近くが「ない」と回答しており、働いていても福利厚生制度を利用できる環境にない方が一定数いることがわかります。
さらに、福利厚生制度が「ある」と回答した方に、どのような制度があるか聞いてみました。

最も多かったのは「健康診断・人間ドック補助」で70.4%でした。
次いで「住宅手当・家賃補助」が34.6%、「レジャー施設や宿泊施設の割引などの余暇支援」が27.7%、「自己啓発、スキルアップ支援」が23.3%、「育児、介護支援」が22.0%と続いています。
福利厚生の中でも健康管理を支える制度が多くの企業で導入されていることがわかります。
一方で、住宅手当や余暇支援、スキルアップ支援などは割合に差があり、福利厚生の内容には企業ごとの違いが出やすいといえるでしょう。
■57.2%が、自社の福利厚生制度に「満足」と回答
続いて、福利厚生制度が「ある」と回答した方に、その制度に満足しているか聞いてみました。

その結果、「非常に満足している」が10.7%、「やや満足している」が46.5%で、あわせて57.2%の方が「満足」と回答しました。一方、「あまり満足していない」は25.2%、「まったく満足していない」は17.6%で、あわせて42.8%が満足にはいたっていません。
半数以上が満足している一方で、4割以上は満足していないことから、福利厚生制度があるだけでは十分とはいえないことがわかります。
それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
満足していると回答した方
・充実しているから。(20代・女性)
・有益なものがたくさんあるので。(20代・男性)
・基本的なところはなんでも揃っているから。(20代・女性)
・温泉旅館が格安で利用できる。(20代・男性)
・無料で健康診断できるから。(30代・男性)
満足していないと回答した方
・つかえないものが多いから。(20代・男性)
・住宅手当が欲しい。(20代・男性)
・福利厚生改革してほしい。(30代・女性)
・会社で資格をとらないといけないときに費用を出さない。(30代・男性)
・ほとんど使っている感じがしない。(30代・男性)
満足している方からは、「制度が充実している」「基本的な内容が揃っている」といった声のほか、温泉旅館の割引や健康診断の無料化など、実際に利用してメリットを感じている回答が見られました。
一方で、満足していない方からは、「使えないものが多い」「ほとんど使っている感じがしない」といった声があり、制度があっても実際の利用につながっていないケースがあることがうかがえます。
また、住宅手当や資格取得費用の補助など、より生活や仕事に直結する支援を求める声も見られました。
■最も多い利用頻度は「たまに利用した」で34.6%
続いて、福利厚生制度が「ある」と回答した方に、過去1年間でどのくらい福利厚生を利用したか聞いてみました。

最も多かったのは「たまに利用した(半年に1~2回など)」で34.6%でした。
次いで「ほとんど利用していない」が27.7%、「全く利用していない」が27.0%と続き、「よく利用した(月に1回以上など)」は10.7%にとどまりました。
月に1回以上利用している方は約1割にとどまっており、制度があっても日常的に活用できている方は多くないことがわかります。
さらに、利用していないと回答した方には、その理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
利用していない理由
・パートでそんなに利用できない。(30代・女性)
・使うタイミングがわからないから。(30代・女性)
・そもそもそんなにないから。(30代・男性)
・使える福利厚生が少ない。(30代・男性)
・自分に合っていないから。(30代・男性)
利用していない理由としては、「使うタイミングがわからない」「使える福利厚生が少ない」「自分に合っていない」といった声が見られました。
制度そのものが用意されていても、利用方法がわかりにくかったり、従業員の働き方や生活に合っていなかったりすると、実際の利用にはつながりにくいことがうかがえます。
また、パート勤務の方からは利用しづらさを感じる声もあり、雇用形態による使いやすさの差も課題といえそうです。
■57.0%が、転職時に福利厚生を「重視する」と回答
最後に、回答者全員に、就職・転職先を選ぶ際、福利厚生をどのくらい重視するか聞いてみました。

その結果、「非常に重視する」が14.0%、「やや重視する」が43.0%で、あわせて57.0%の方が「重視する」と回答しました。一方、「あまり重視しない」は30.3%、「全く重視しない」は12.7%で、あわせて43.0%が「重視しない」と回答しています。
働く人の6割近くが会社選びで福利厚生を意識していることから、給与や仕事内容だけでなく、働きやすさを支える制度も重要な判断材料になっていることがわかります。
それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
重視すると回答した方
・働くモチベを維持するため。(20代・女性)
・信頼できる企業かがわかる。(20代・男性)
・生活が安定するから。(20代・女性)
・金額面で得する。(30代・男性)
・給料以外の部分でも生活を支えてくれたらと思うから。(30代・女性)
重視しないと回答した方
・あっても使えるかわからないので。(20代・女性)
・年収を重視しているから。(30代・男性)
・勤務地や仕事内容の方が重要だから。(30代・男性)
重視すると回答した方からは、「働くモチベを維持するため」「生活が安定するから」「給料以外の部分でも生活を支えてくれたらと思うから」といった声が見られました。
福利厚生は、給与を補うだけでなく、働きやすさや生活の安心感にもつながっていることがうかがえます。また、「信頼できる企業かがわかる」という回答からは、福利厚生の充実度が企業への信頼感にも影響していることがわかります。
一方で、重視しない方からは、「あっても使えるかわからない」「年収を重視している」「勤務地や仕事内容の方が重要」といった声がありました。福利厚生よりも、給与や仕事内容、勤務地などを優先して考える方も一定数いるようです。
■まとめ
今回の調査では、福利厚生制度が「ある」と回答した方の約6割が満足している一方で、月に1回以上利用している方は1割ほどにとどまることがわかりました。
満足している方からは「具体的に役立っている」と感じている声が見られた一方、あまり利用していない方からは「自分に合うものがない」「使い方がわからない」といった声がありました。
この差は、制度の有無だけでなく、その内容が働く人の暮らしや働き方に合っているかどうかにあると考えられます。
だからこそ、ただ制度を用意するだけでなく、一人ひとりが本当に使いたくなる選択肢をそろえ、活用を後押しする仕組みを整えることが、これからの福利厚生選びのポイントになるのではないでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと企業向け福利厚生代行サービスを提供する『株式会社福利厚生倶楽部中部』による調査」である旨の記載
・福利厚生倶楽部中部(https://www.fukuri-chubu.net/)へのリンク設置
【福利厚生倶楽部中部について】
社名:株式会社福利厚生倶楽部中部
所在地:〒456-0003 愛知県名古屋市熱田区波寄町25-1 名鉄金山第一ビル
代表取締役社長:丹羽 孝志
Tel:052-884-2297
URL:https://www.fukuri-chubu.net/
事業内容:全国12万種類、350万コンテンツ以上の豊富なメニューを展開する、企業向け福利厚生代行サービス。「福利厚生倶楽部」を軸に、健康経営支援や従業員エンゲージメント向上、BCP対策など、働く環境づくりを支える幅広いサービスを提供しています。
人気レジャー施設の優待から育児・介護支援まで、働く人と企業を支える各種支援を、ワンストップで提供します。
【株式会社NEXERについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア
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