【LINEリサーチ】ふだんの店頭での支払いで「スマホ決済」を利用している人は2年前と比較して3倍強に増加 スマホ決済の利用回数が「昨年よりも増えた」と回答した人は約7割
LINEリサーチ、全国の男女を対象にマネー・決済系サービスに関する調査を実施
LINE株式会社では、同社が保有する約538万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
このたびLINEリサーチでは、日本全国の男女約56万人を対象に、スマホ決済サービスの認知率および利用率、また、サービスを選ぶ際に重視する点などについて調査を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:https://research-platform.line.me/archives/37051329.html
このたびLINEリサーチでは、日本全国の男女約56万人を対象に、スマホ決済サービスの認知率および利用率、また、サービスを選ぶ際に重視する点などについて調査を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:https://research-platform.line.me/archives/37051329.html
■スマホ決済の認知は8割、すべての年代で認知率が上昇傾向
代表的なマネー・決済系のサービスについて、内容まで知っているかどうかを聞いたところ、「スマホ決済」の認知率は全体で8割と、昨年の2019年から4ポイントの上昇する結果となりました。
一方、「個人間送金サービス」の認知率は45%で、2年前の2018年から1.5倍に伸びています。年代別にみると年代が下がるにつれて認知率が高くなり、20代で最も高くなっているのも特徴的です。
また、「投資ができるアプリ」も2019年から6ポイント上昇して3割強となっています。
■約半数がスマホ決済を利用。個人間送金、投資アプリの利用率は昨年の2倍に
調査の結果、「スマホ決済」の利用率は昨年から10ポイント上昇し、51%と約半数の人が利用していることがわかりました。認知率の伸び (4ポイント) と比較しても大きく伸びており、2020年は『「スマホ決済」を使うようになった』という人が一定数いたことがわかります。
また、「個人間送金サービス」と「投資ができるアプリ」についても、全体でみると利用率は高くはないものの、昨年からみると2倍となっています。
年代別にみると「個人間送金サービス」の利用は全年代で伸びていますが、特に20代女性の伸びが顕著です。また、「投資ができるアプリ」の利用率は男性30代で14%と他の層と比較して高く、昨年から7ポイント上昇しています。
スマホ決済の利用率について、性年代別の詳細をみてみると、すべての性年代で上昇していますが特に男性20代、女性20~30代と60代で昨年から9~13ポイントの上昇がみられます。
他にも、「スムーズに支払いができそうだから」「現金を (多めに) 持ち歩くのが嫌だったから」といったスマホ決済特有の利点も、理由の上位となりました。
利用率の伸びが大きかった男性20代では「現金を (多めに) 持ち歩くのが嫌だったから」「お金の管理の手段として」と回答した人が、女性20代では「家族・友だち・知り合いなどからすすめられて」「スムーズに支払いができそうだから」と回答した人の割合が他の層よりも高い傾向でした。
■店頭での支払い方法はスマホ決済が大躍進、2年前と比較して3倍強の伸び
ふだんの店頭での支払い方法について聞いたところ、「現金払い派」は2年前の2018年から12ポイントの減少となりました。昨年からは特に男性40代、女性20代と60代で減少がみられました。
一方、「スマホ決済派」は昨年からも大きく上昇し、2018年からみると3倍強に増えています。
■スマホ決済の利用頻度は「昨年よりも増えた」が7割
ふだんスマホ決済を利用する人に、昨年からスマホ決済の利用回数がどう変化したかを聞いたところ、全体では7割の人が「非常に増えた/増えた」と回答する結果となりました。「変わらない」は2割、「非常に減った/減った」人は4%程度でした。また、「今年から使い始めた/去年 (2019年) は使っていなかった」という人も4%いることがわかりました。
「非常に増えた」と回答した人は年代が下がるほど割合が高くなる傾向にあり、20~30代で4割を超える結果となりました。60代では「非常に増えた」は他の年代より少ないものの「増えた」の割合が約4割と多くなっています。
2番目に多いのは「使えるお店が増えたから」という理由で、各スマホ決済サービスの対象店舗拡大に伴い利用できる機会が増え、利用回数も増えたことがうかがえます。
「スムーズに支払いができるから」「手もとに現金がなくても支払いができるから」も上位にランクインし、「財布がかさばらない/持ち歩かなくてよくなるから」といった、多くのものを持たずに身軽で出かけられることにメリットを感じる回答もみられました。「なるべく現金や財布を触りたくないから」「支払いの時に、人との接触を避けたい/避けられるから」もそれぞれ1割強という結果となりました。
■スマホ決済サービス選びで重視する点、年代によって違い
スマホ決済サービスを選ぶ際に、どのようなことを重視しているのかを聞いたところ、全体のトップは「セキュリティがしっかりしていること」で、男性よりも女性の方が重視する傾向でした。続いて「入金・チャージが簡単なこと」と回答する人が多い結果となりました。
ただし、重視する点は年代により異なっており、20~30代では「たくさんのお店で使えること」「特典やポイントの還元率がいいこと」が1位、2位となりました。
40代以上では「セキュリティがしっかりしていること」が1位となり、セキュリティ面での安心感を後押ししそうな「運営会社がしっかりしていること」という理由は60代で5位にランクインしました。
50~60代では「入金・チャージが簡単なこと」も2位となり、使い勝手やわかりやすさも重視されていることがうかがえます。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
2020年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 男女
実施時期:2020年12月21日~12月25日
有効回収数:560,620サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15-69歳の48,648サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
2019年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 男女
実施時期:2019年12月21日~12月25日
有効回収数:576,670サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15-69歳の48,851サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
2018年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 男女
実施時期:2018年12月20日~12月28日
有効回収数:531,170サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15-69歳の48,639サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります
※小数点の足し上げにより、グラフと文中の数値が異なる場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約538万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年1月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
代表的なマネー・決済系のサービスについて、内容まで知っているかどうかを聞いたところ、「スマホ決済」の認知率は全体で8割と、昨年の2019年から4ポイントの上昇する結果となりました。
一方、「個人間送金サービス」の認知率は45%で、2年前の2018年から1.5倍に伸びています。年代別にみると年代が下がるにつれて認知率が高くなり、20代で最も高くなっているのも特徴的です。
また、「投資ができるアプリ」も2019年から6ポイント上昇して3割強となっています。
全体では8割と高い認知率となった「スマホ決済」について、最も認知が高いのは女性20~30代の84%となっており、 全体的に女性のほうが男性よりも認知率が高い傾向にあります。2019年からの推移では、すべての年代で認知率が上昇しており、特に男性20代で7ポイント、女性50~60代で5~6ポイントの上昇がみられます。
■約半数がスマホ決済を利用。個人間送金、投資アプリの利用率は昨年の2倍に
調査の結果、「スマホ決済」の利用率は昨年から10ポイント上昇し、51%と約半数の人が利用していることがわかりました。認知率の伸び (4ポイント) と比較しても大きく伸びており、2020年は『「スマホ決済」を使うようになった』という人が一定数いたことがわかります。
また、「個人間送金サービス」と「投資ができるアプリ」についても、全体でみると利用率は高くはないものの、昨年からみると2倍となっています。
年代別にみると「個人間送金サービス」の利用は全年代で伸びていますが、特に20代女性の伸びが顕著です。また、「投資ができるアプリ」の利用率は男性30代で14%と他の層と比較して高く、昨年から7ポイント上昇しています。
スマホ決済の利用率について、性年代別の詳細をみてみると、すべての性年代で上昇していますが特に男性20代、女性20~30代と60代で昨年から9~13ポイントの上昇がみられます。
スマホ決済を利用しはじめたきっかけを聞いたところ、「ポイントを貯めたいから」「キャンペーンをやっていたから」といったお得な情報がきっかけになったという意見が多くみられました。
他にも、「スムーズに支払いができそうだから」「現金を (多めに) 持ち歩くのが嫌だったから」といったスマホ決済特有の利点も、理由の上位となりました。
利用率の伸びが大きかった男性20代では「現金を (多めに) 持ち歩くのが嫌だったから」「お金の管理の手段として」と回答した人が、女性20代では「家族・友だち・知り合いなどからすすめられて」「スムーズに支払いができそうだから」と回答した人の割合が他の層よりも高い傾向でした。
■店頭での支払い方法はスマホ決済が大躍進、2年前と比較して3倍強の伸び
ふだんの店頭での支払い方法について聞いたところ、「現金払い派」は2年前の2018年から12ポイントの減少となりました。昨年からは特に男性40代、女性20代と60代で減少がみられました。
一方、「スマホ決済派」は昨年からも大きく上昇し、2018年からみると3倍強に増えています。
■スマホ決済の利用頻度は「昨年よりも増えた」が7割
ふだんスマホ決済を利用する人に、昨年からスマホ決済の利用回数がどう変化したかを聞いたところ、全体では7割の人が「非常に増えた/増えた」と回答する結果となりました。「変わらない」は2割、「非常に減った/減った」人は4%程度でした。また、「今年から使い始めた/去年 (2019年) は使っていなかった」という人も4%いることがわかりました。
「非常に増えた」と回答した人は年代が下がるほど割合が高くなる傾向にあり、20~30代で4割を超える結果となりました。60代では「非常に増えた」は他の年代より少ないものの「増えた」の割合が約4割と多くなっています。
昨年よりスマホ決済の利用回数が増えた人の理由について、「ポイントが貯まるから」が最も多く、スマホ決済を使い始めたきっかけの質問でも「ポイントを貯めたいから」という理由がトップでしたが、利用回数が増えた理由も同じ結果になりました。
2番目に多いのは「使えるお店が増えたから」という理由で、各スマホ決済サービスの対象店舗拡大に伴い利用できる機会が増え、利用回数も増えたことがうかがえます。
「スムーズに支払いができるから」「手もとに現金がなくても支払いができるから」も上位にランクインし、「財布がかさばらない/持ち歩かなくてよくなるから」といった、多くのものを持たずに身軽で出かけられることにメリットを感じる回答もみられました。「なるべく現金や財布を触りたくないから」「支払いの時に、人との接触を避けたい/避けられるから」もそれぞれ1割強という結果となりました。
■スマホ決済サービス選びで重視する点、年代によって違い
スマホ決済サービスを選ぶ際に、どのようなことを重視しているのかを聞いたところ、全体のトップは「セキュリティがしっかりしていること」で、男性よりも女性の方が重視する傾向でした。続いて「入金・チャージが簡単なこと」と回答する人が多い結果となりました。
ただし、重視する点は年代により異なっており、20~30代では「たくさんのお店で使えること」「特典やポイントの還元率がいいこと」が1位、2位となりました。
40代以上では「セキュリティがしっかりしていること」が1位となり、セキュリティ面での安心感を後押ししそうな「運営会社がしっかりしていること」という理由は60代で5位にランクインしました。
50~60代では「入金・チャージが簡単なこと」も2位となり、使い勝手やわかりやすさも重視されていることがうかがえます。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
2020年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 男女
実施時期:2020年12月21日~12月25日
有効回収数:560,620サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15-69歳の48,648サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
2019年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 男女
実施時期:2019年12月21日~12月25日
有効回収数:576,670サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15-69歳の48,851サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
2018年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 男女
実施時期:2018年12月20日~12月28日
有効回収数:531,170サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15-69歳の48,639サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります
※小数点の足し上げにより、グラフと文中の数値が異なる場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約538万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年1月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
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