夏休みは、おうちで楽しい科学実験！　地球温暖化の原因物質のひとつ、「二酸化炭素」が簡単に検出できるキット『二酸化炭素を調べよう』発売

株式会社 学研ホールディングス（東京・品川／代表取締役社長：宮原博昭）のグループ会社、株式会社 学研プラス（東京・品川／代表取締役社長：碇 秀行）は、2020年6月18日（木）に「自由研究おたすけキットシリーズ」の新刊『二酸化炭素を調べよう』を発売いたしました。

地球温暖化のニュースに関連して、「二酸化炭素（CO2）」という言葉をよく耳にするようになりましたが、そもそも二酸化炭素はどのような気体で、どこから発生するのでしょうか。
キットに付属の「二酸化炭素検出薬」は、空気中の二酸化炭素と反応すると色が消える薬品です。試験紙を調べたいものに近づけるだけで簡単に二酸化炭素の有無が確認でき、また、二酸化炭素の量が多いほど色は早く消えるため、いろいろな場所の二酸化炭素量を比べられます。

二酸化炭素検出薬をしみこませた試験紙。息を吹きかけると、呼気に含まれる二酸化炭素によって、みるみる色が消える。

■キットでできる実験
①身の回りのものに含まれる二酸化炭素を探そう
炭酸飲料や発泡入浴剤、ドライアイスなど、身の回りのものから二酸化炭素を発生させるものを探し出せます。悪いイメージを持たれがちの二酸化炭素ですが、生活を便利にするために広く利用されている気体であることも知ることができます。

ビニール袋に調べたいものと試験紙を入れて実験。

②二酸化炭素はどこに多いのか調べよう
居間や台所、車の多い道路沿いなど、いろいろな場所の空気を調べることで、化石燃料を燃やすと二酸化炭素が発生することがわかります。また、人がたくさん集まる、いわゆる「三密」空間も二酸化炭素濃度が高く、生命活動によっても二酸化炭素が発生することが確認できます。

調べたい場所の空気をビニール袋に集めて実験。

③植物が二酸化炭素を吸収するか調べよう
日中、光合成によって植物が二酸化炭素を吸収することが確かめられ、二酸化炭素を減らすには植物の存在が重要であることが学べます。

息をためたビニール袋に葉を入れて実験。しばらく日光に当てると二酸化炭素が消えてなくなる。

■くわしいガイドブック付き
充実のガイドブックはオールカラーの16ページです。実験のやり方のほかに、地球温暖化の仕組みとその原因、気候変動がもたらす深刻な影響などについて図入りでわかりやすく解説しています。
各国のさまざまな利害が絡み合い、解決の糸口が見えにくい地球温暖化問題ですが、当キットで得た知識をもとに、私たちひとり一人ができる対策について親子で話し合ってみてはいかがでしょうか。

内容物（二酸化炭素検出薬、発泡剤のもと、試験管、小さじ、ろ紙、ビニール袋）

■「自由研究おたすけキットシリーズ」とは
「自由研究おたすけキットシリーズ」は、実験器具や材料、ガイドブックがついた夏休みの自由研究に最適な科学実験キットです。買ってすぐに実験がはじめられ、付属の「まとめ方の実例レポート」を見ながら、ほぼ1日で自由研究を完成させることができます。実験テーマは全部で12種類。好きなテーマを選んで自由研究を楽しめます。


［商品概要］
『二酸化炭素を調べよう』
監修：住明正　編：学研プラスSTEAM事業室
価格：本体1,200円＋税
発売日：2020年6月18日（木）
判型：１９７×１１７mm／ブック16ページ
電子版：なし
ISBN：978-4-05-750735-4
発行所：（株）学研プラス
学研サイエンスキッズ：https://kids.gakken.co.jp/kagaku/mag_kagaku/otasuke/kit23.html

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