創刊35周年を迎えた、大人のための文化・教養誌『サライ』記念特大号の特別付録は老舗の英国ブランド「ザ・スコッチハウス」とコラボした「2025年スケジュール手帳」!
『サライ』 11月号、小学館より10月9日発売。
今秋、創刊35周年を迎えた『サライ』。その記念特大号の特別付録は、「『ザ・スコッチハウス』2025年スケジュール手帳」。老舗の服飾ブランドと、『サライ』の特製コラボ手帳です。
1839年に英国で創業した『ザ・スコッチハウス』は、スコットランドの民族衣装だったタータンをファッションとして世界に広めた老舗ブランド。コラボ手帳には同ブランドの象徴でもあるハウス・タータン「カイリーン」とブランドのロゴをあしらっています。
表紙には、丈夫で手触りのよい上質紙を用い、中面には、月別と年間のカレンダーに、便利な方眼メモも備わり機能的な作りになっています。
『サライ』でしか手に入らない、オリジナルのコラボ手帳と共に、2025年の日々を歩んでみてはいかがでしょうか。
月別の見開きカレンダーは枠が大きく予定を書き込みやすい。
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『サライ』2024年 11月号
2024年10月9日発売
特別価格1300円(税込)
小学館
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『サライ』公式サイト… サライ.jp
『サライ』公式X(旧twitter)・・・@seraijp
大特集
うるわしき「奈良」へ
世界最古の木造建築群と言われる「法隆寺」、世界最大の木造建築と言われる「東大寺」。いずれの寺院でも象徴となる「塔」が今も人々を魅了しています。
「奈良」のまちづくりの要でもあった「塔」はなぜ建てられ、1000年以上を経た今も現存するのか。歴史をひもとくとともに、「塔」から始まるみやこと寺院の新しい歩き方を紹介します。
第1部
建築物でありながらも祈りの対象として、古来、人々を魅了してきた「塔」。「みやこ」に建てられたあまたの「塔」の成り立ちをひもとき、時代とともに移り変わってきた姿や配置、当時の最先端技術を駆使した機能や美しさに迫ります。また、折口信夫、白洲正子、澤田瞳子、みうらじゅんほかの賢人から「塔」のある風景の巡り方を倣います。
第2部
『古寺巡礼』で知られる土門 拳、奈良の仏像や古社寺を撮り続けた入江泰吉。
二人の写真家の名作から「仏像の見方」を写真家の三好和義さんが解説。
同じ被写体なのに全く違う表情を見せる数々の名仏を鑑賞します。
第3部
大和野菜、蕎麦、ジビエ、日本酒、甘味…この地で産する食材をふんだんに用いた料理と名店をご紹介します。
日本で最初の双塔式伽藍を擁した「薬師寺」。三重塔の「東塔」は奈良時代の創建当初から残る唯一の建造物で国宝。
屋外の国宝三重塔としては日本最小の「浄瑠璃寺」の三重塔。毎月8日の薬師縁日などで初層に安置されている薬師如来坐像が特別公開される。
築140年の古民家を改装した「粟 ならまち店」。夜のコース「大和牛と野菜」の前菜として出される籠盛。
第二特集
「田中一村」 魂の絵画を見る
50歳で奄美大島へ移り住み、大胆な構図と濃密な彩色により、豊かな自然と生命の輝きを描き出した画家・田中一村。
現在、東京都美術館で開催中の「田中一村展」を案内し、南の楽園・奄美大島で花開いた一村の画風の魅力に迫ります。
「初夏の海に赤翡翠(あかしょうびん)」(部分)
南国を象徴する鳥、アカショウビンを主題に描いた作品。
田中一村記念美術館蔵。(C)2024 Hiroshi Niiyama
●連載/銀座 鮨青木の十二か月
今月の鮨種【クエと牡蠣】
銀座でも指折りの名店「銀座 鮨青木」の二代目店主、青木利勝さんが握る旬の鮨を十二か月にわたって紹介します。
第4回の鮨種は「クエと牡蠣」。寝かしの技を駆使し、芳醇な味わいが醍醐味のクエ。そして土鍋でふっくらと蒸し上げ、オリジナルソースを用いた牡蠣。いずれも、鮨種としては新参者ながら酢飯との相性も良く、秋に食べたい握りです。
ぷっくりと濃厚な旨味と、海の香りをたたえた牡蠣。三陸の中でも岩手の陸前高田で獲れたものを使う。
⚫︎サライ・インタビュー/市川寿猿さん
現役最高齢の歌舞伎役者、二代目市川寿猿さん(94歳)。3歳で初舞台を迎え、昭和22年に八代目市川八百蔵に入門し、歌舞伎界へ。現在も年間で100回近い舞台に立ち続けています。
東京・東銀座の歌舞伎座にて、出番を前に楽屋で化粧をする寿猿さん。
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