内陸からごみ削減を呼びかける 山並み100キロ走破!ウルトラマラソンでプロギングチャレンジ2024
2024年9月22日(日)【仙北市角館ー北秋田市鷹巣間 100キロ】
秋の海ごみゼロウィーク期間に行われる100キロチャレンジマラソンと、あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会の連携は今年で3回目となります。
この活動は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の取り組みの一環で開催するものです。
イベント概要
・開催概要:山並み100キロ走破!ウルトラマラソンプロギングチャレンジ2024
・日程:2024年9月22日(日)※21日(土)開会式/前夜祭
・開催場所:仙北市角館-北秋田市鷹巣間 100キロ
・参加人数:4000人以上(ランナー850人+ボランティア、大会スタッフ・応援者 3000人以上)
・協力団体:100キロチャレンジマラソン事務局、仙北市、北秋田市、上小阿仁村、秋田放送 他
運営スタッフ、ボランティアの心温まるおもてなしがランナーを後押しするウルトラマラソン
ランナーや応援以外に、大会に関わるスタッフや地元ボランティアはおよそ2500人以上となります。この大会の魅力は、秋田の大自然を感じながら走るコースはもちろん、沿線でのたくさんの大きな声援、自衛隊や地域住民、高校生など多くの地元ボランティアのおもてなしが大会を支え盛り上げる、温かさあふれるマラソン大会であることです。大会に関わるスタッフのおもてなしは大会前からも行われています。大会2週間前と1週間前には、ランナーたちが綺麗なあきたの自然を感じ気持ちよく走れるようコース上のおもてなし清掃活動も行われています。
茂みの中へポイ捨て、投げ捨て、人目に付きにくい場所へのごみ目立つ!
100キロのプロギングにチャレンジするランナーには、山並み100キロ走破を目指す過酷なレースの為、身体の事を第一に考え、無理のない範囲でのプロギングチャレンジをお願いしました。山間といえどもコース上からは、車からポイ捨てされた、たばこの吸殻や空き缶、ペットボトル、お弁当の空き箱などのごみが道の片隅や、茂みから沢山回収されました。過酷な100キロの道のりで何度も袋を交換した鉄人ランナーもいました。
プロギングランナーの声
■今大会で3回目のプロギングチャレンジ。徐々にごみが減っている気がする。
■街中よりも人目の少ない峠などにごみが多かった。してはいけない事とわかっているんだろうけどね。
■プロギングがもっと広まっていくといいな。
■後半50キロは辛くて、ごみを拾えなくてごめんなさい。来年必ずリベンジします。
■ごみを探し、拾う事で100キロの辛さを誤魔化せて良かったよ(笑)
<団体概要>
団体名称:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容:秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接しています。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼります。最近の調査によりますと、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。本事業は、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていくものです。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成します。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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