小学生の研究レポートが大変身?!小学生の視点で捉えた”海の今”を発信!第4回海洋インフォグラフィックコンテスト 開催しました
日時:2024年9月21日(土) / 会場:東京ポートシティ竹芝 ポートホール
子どもたちならではの視点で捉えた「海洋ごみ」「魚種交代」「未利用魚」など海に関するさまざまな話題や課題から、”海の未来”について、みなさまと一緒に考える機会となりました。
また、会場内では過去3回の本コンテストで生まれたインフォグラフィック60作品の展示も行われました。
この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト:https://umipro.tokyo/ 海洋オンラインセミナー:https://youtu.be/oDrhleRST10
イベント概要
開催概要 | 全国の小学生を対象に「海の研究レポート」を募集し、その中から9名の小学生がノミネートされ、夏休みの期間を中心にプロのデザイナーと共同でインフォグラフィックポスターを制作しました。 9月21日のコンテストでは、岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さん・元テレビ東京アナウンサーの福田典子さんをMCに、全国の小学生が研究レポートと作品についてプレゼンを実施し、最優秀賞が決定されました。 |
開催日時 | 2024年9月21日(土)14:30~18:30 |
会場 | 会場名:東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階 ポートホール 住所 :東京都港区海岸1丁目7-1 |
公式WEB | |
受賞者 | 最優秀賞 :今西 奏大(鹿児島県 / 4年生) 羽田未来総合研究所賞 及び AOAO SAPPORO賞 :瀬之上 綾音(東京都 / 4年生) イトーヨーカドー賞 :波多江 美月(埼玉県 / 5年生) ビズリーチ賞 :武田 龍ノ助(神奈川県 / 4年生) FURUNO賞 :中村 蒼太(千葉県 / 6年生) NEXCO東日本賞 :藤井 景心(神奈川県 /6年生) 特別賞:笹村 樹生(福井県 / 5年生) 特別賞:結城 希和子(福島県 / 5年生) 特別賞:山﨑 陽花(千葉県 / 5年生) |
協力団体 (五十音順) | ・株式会社青々 ・株式会社イトーヨーカ堂 ・株式会社カーツメディアワークス ・NPO法人 国際ボランティア学生協会 ・NPO法人 チームくじら号 ・株式会社羽田未来総合研究所 ・東日本高速道路株式会社 関東支社 ・株式会社ビズリーチ ・古野電気株式会社 ・横浜・八景島シーパラダイス |
9名の全国の小学生がプレゼンを実施!幅広い”海”がテーマのインフォグラフィック作品が完成!
第4回目を迎えた当コンテストでは、今回初めてポスターの制作をプロデザイナーが担当。夏休みを中心に、小学生はデザイナーと2人1組になって、オンライン面談やスプレッドシート等を通し、作品作りに打ち込みました。
年々、インフォグラフィックポスターの原案となる研究レポートもパワーアップしており、3か月かけて『干潟の溶存酸素量の調査』を実施した子や、漁業関係者の元へ行ってインタビューをする子、自分の小学校内でアンケートを取り同世代の関心がどれだけあるのかを調べる子等、今年は日ごろから海に関心を持ってフィールドワークをされている小学生が目立ちました。
さらにはプレゼンもそれぞれのテーマに合わせた独特の衣装やパフォーマンスで、会場を盛り上げました。
審査員の難しい質疑に対しても、小学生とは思えないほどの知識量と堂々とした姿勢で答え、最後まで会場全体が惹きつけられる発表が行われました。
会場内には過去作品計60点もの展示も実施!
今年の9作品に加え、会場内では過去3年間で制作された、合計60作品もあわせて展示されました。
会場内には一般の観覧者に加え、過去の参加者や海洋にまつわる研究者、国政関係者、デザイナーなど様々な分野の方に足を運んでいただきました。
情報を視覚的にわかりやすく!インフォグラフィックとは
インフォグラフィックとは、情報をわかりやすく人に伝わるかたちにビジュアル化したもの。
「海洋インフォグラフィックコンテスト」では、膨大なデータや文章などをビジュアルの力で結びつけ、視覚的に海洋問題の興味・関心に繋げることを目的としています。
最優秀賞 :未利用なんて言葉はいらない!”悪者”をヒーローにするのはぼくたちだ!
左:【小学生・研究レポート】今西 奏大・鹿児島県・4年
右:【デザイナー・インフォグラフィック】猪野 麻梨奈
羽田未来総合研究所賞/AOAOSAPPORO賞 すごいぞ秘めたパワー 藻類は地球の救世主?!
左:【小学生・自由研究レポート】瀬之上 綾音:東京都・4年
右:【デザイナー・インフォグラフィック】出口 しづか
イトーヨーカドー賞:レッツポジティブ!魚種交代
左:【小学生・自由研究レポート】波多江 美月:埼玉県・5年
右:【デザイナー・インフォグラフィック】酒井 亜紀波
ビズリーチ賞:なにげなく出されるごみが奪う海洋生物の命
左:【小学生・自由研究レポート】武田 龍ノ助:神奈川県・4年
右:【デザイナー・インフォグラフィック】河合 晴義
FURUNO賞:アサリだけじゃない!潮干狩りの魅力~生き物たちの暮らす干潟を守ろう~
左:【小学生・自由研究レポート】中村 蒼太:千葉県・6年
右:【デザイナー・インフォグラフィック】堀川 綾子
NEXCO東日本賞:危険なプラスチックごみ ゴーストギア
左:【小学生・自由研究レポート】藤井 景心:神奈川県・6年
右:【デザイナー・インフォグラフィック】ウエノ コウセイ
特別賞
・もう時間は多くない…~ぼくたちは地球温暖化をどう食い止める?~
【小学生・自由研究レポート】笹村 樹生:福井県・5年
【デザイナー・インフォグラフィック】田中 絵莉奈
・なぜ、大好きなふるさと納税の海苔が届かないの?
【小学生・自由研究レポート】山﨑 陽花:千葉県・5年
【デザイナー・インフォグラフィック】SAKATOMO / 渡部 晶子
・風の力で未来を変える!洋上風力の秘めた力を解き明かせ!!
【小学生・自由研究レポート】結城 希和子:福島県・5年
【デザイナー・インフォグラフィック】山阪 佳彦
参加者一覧
参加した子ども・保護者からの声
▼小学生
・『海洋オンラインセミナーで、自分の好きなもので表現していいんだと知って、研究レポートも、自分が本当に知りたいことをできて、どんどん色んなことを知れました。デザイナーさんとの交流・制作は、お互いの提案でデザインが変わってどんどんよくなっていって、プロの方の仕事のすごさを知りました。』
・『コンテスト当日は、みんなのレベルの高さを知って、もっともっとがんばりたいと思えたし、色んなことが知れて、みんなみたいにもっと上手に伝えたいし、もっと深く理解して調べて研究したいと力がわきました。』
・『プロのデザイナーさんと協力して1つの作品を仕上げるということがどれだけ凄いか体験して実感できました。』
▼保護者
・『子供たちの発表から、海の未来は悲観ばかりではないと思えました。海の素晴らしさ、かけがえのなさを改めて感じることができ、真剣に海洋問題を考え訴える子供たちとともに、大人も真剣に考えて行動していかなければと強く思うことができました。』
・『子どもが海の問題について話を聞き、さらに自分で考え、意見をすることもあり、大きな成長につながりました。自分自身海に興味はありましたが、知らない角度で最新情報に触れることができ、海に関するイベントの参加等積極的に行っていきたいと考えています。』
・『コンテスト終了後も、当日登壇した他の小学生の方の作品について、子どもと議論を何度もしました。自分たちでは気づかない点が多々あり、吸収できることが多々あると実感してます。』
全国各所にて全作品展示決定!
第4回海洋インフォグラフィックコンテスト インフォグラフィック作品は、下記の日程で各所への展示が決定しております。(2024年9月30日時点)
【10月1日~10月14日】 羽田空港 第二ターミナル5階 展望デッキ通路
【10月5日~10月6日】イトーヨーカドーアリオ北砂店・1階
【10月18日~10月31日】横浜・八景島シーパラダイス
【11月1日~11月24日】 東京湾アクアライン 海ほたるPA 4階イベントスペース(アドアーズ隣)
【11月29日~12月27日】FURUNOロビー
協力団体・企業募集中!
(一社)海と日本プロジェクトin東京では、海洋問題の深刻さを学習し、発信する次世代を担うの小学生の人材発掘・育成を目的として、本イベントの企画・運営および作品の活用に参画いただける協力団体を募集しています。詳しくは、お問い合わせ先担当までご連絡ください。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin東京
活動内容:次世代の若者へ海の素晴らしさを伝えるとともに魅力を知りともに環境問題に取り組むため、東京都のみならず全国的に当プロジェクトを発信し、海を未来につなぐ活動を推進しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像