【LINEリサーチ】平日は0時台、休日は1時台と深夜に寝る高校生が多い傾向 授業中に「つい寝てしまう」と回答した約8割の高校生のうち、「いつの間にか、うとうとと寝る」人は半数以上という結果に
LINEリサーチ、全国の高校生を対象に睡眠に関する調査を実施
このたびLINEリサーチでは、日本全国の高校生を対象に、普段の朝の起床・夜の就寝時間や、学校で眠くなるタイミングなどを調査しましたので、その結果をお知らせいたします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:https://research-platform.line.me/archives/37365215.html
■イマドキの高校生は夜更かしをしがち?平日は0時台、休日は1時台に寝る高校生が多い
高校生に、ふだん何時に寝て、何時に起きているか、平日・休日それぞれだいたいの時間を聞きました。
まず起床時間ですが、学校のある平日は6時台に起きている人がもっとも多く、全体の約半数でした。次に多かったのは7時台でした。
休日になると、起きる時間が少し遅くなる傾向があります。8時台がもっとも多く、次いで多かったのが9時台でした。平日と比べると、休日はだいたい2時間後くらいに起きる高校生が多いようです。
一方、就寝時間についてはどうでしょうか。平日は、午前0時台に寝る人がもっとも多く、全体で約3割でした。その前後の23時台・1時台も同程度の割合で、23時~1時台に寝る高校生が多いようです。
休日になると、1時台に寝る人がもっとも多くなり、2時台に寝る人の割合も平日より増えています。全体で0時以降に寝る人が平日と比べて1割ほど多く、休日は夜更かしをしがちな様子がうかがえます。
学年別にみると少し差がでています。
平日の起床時間は、低学年ほど早い傾向があります。高校1年生では、5時台~6時台に起床している人が約6割。2年生も起床時間が早めの傾向がみられました。3年生になると、8時台~9時台に起きる人の割合が他の学年に比べ少し多くなっています。
休日の起床時間ですが、3年生は他の学年に比べて7時~8時台に起きる人が多く、1~2年生は3年生と比べて10時台~12時台に起きる人の割合が多いようです。
一方の就寝時間ですが、平日の就寝時間について、2年生は1時台に寝る人の割合が他の学年に比べて多く、夜更かしをする傾向がみられます。休日の就寝時間についても、2年生は2時台に寝る人の割合がもっとも多いことがわかりました。
学年別の傾向をまとめてみると、1年生は、平日は早めに起床し、休日は遅めに起床。就寝時間は平日が他の学年に比べてやや遅めの傾向にありました。2年生は、1年生と同じく平日が早めの起床、休日はやや遅めの起床。就寝時間は、平日も休日も他の学年に比べて遅めで、夜更かししがちのようです。3年生は、平日はやや遅めに起床、就寝時間については、平日も休日も他の学年に比べて夜更かしをする人は多くないという傾向がみられました。
■眠くなるのはお昼ご飯のあと!が半数以上
「学校で眠くなるのはどんなとき?」という質問をしたところ、「学校では眠くならない」と回答した人は全体で1割未満。女子高生よりも男子高生のほうが、眠くならない人の割合が多いものの、ほとんどの高校生は学校で眠気を覚えてしまうことがあるようです。
眠くなるタイミングとしてもっとも多かったのは「昼休み/お昼ご飯を食べたあとの授業」でした。2位以降は僅差で「だれかの話を聞くことが中心の時間/授業」、「夜更かしした次の日の授業」と続きます。ほかにも「週明け(休み明け)の授業」、「週のなかばごろ(水曜日頃など)の授業」、「週末(金曜日)前の授業」といった、曜日の影響で眠くなると答える人がそれぞれ3割前後いました。
学年別にみると、2~3年生と比べて1年生のほうが眠くなるポイントが多くみられます。2年生は「夜更かしした次の日」に眠いと答える人がやや多めの傾向。3年生は、他の学年に比べて各項目で割合が低めで、「学校では眠くならない」割合もやや高めでした。
■約8割が授業中につい寝てしまう経験あり
実際に授業中につい寝てしまうということがあるか質問をしたところ、「よくある」と答えた人が4割で、「たまにある」と答えた人をあわせると7割の人が、つい寝てしまった、そんな経験があるようです。一方で「まったくない」と答えた人は1割強しかおらず、8割以上の高校生は学校の授業中に「つい寝てしまうことがある」ことがわかりました。
グラフにはありませんが、学年別でみると1年生は「よくある」、「たまにある」の割合がもっとも少なく、2年生になると「よくある」の割合が高めになるようです。
■授業中つい寝てしまうとき、どうやって寝ている?
授業中に寝てしまうことがまったくない、と回答した人を除いて、つい寝てしまうことがある人に、寝かた/姿勢について聞きました。全体の1位は「いつの間にか、うとうとと寝る」で男女ともにTOPでした。2位は「考えごとをしている・うつむいている感じで寝る」、3位は「机の上の腕・カバンなどを枕にして、伏せって寝る」。さらに4位「片手で腕まくらして寝る」、5位「ほおづえをついて寝る」という回答が続きました。
男女別にみると、「考えごとをしている・うつむいている感じで寝る」、「片手で腕まくらして寝る」、「ほおづえをついて寝る」といった寝かたをするのは、男子高生よりも女子高生のほうがやや多い傾向にありました。また、「腕組みをして、(まっすぐの体勢で)寝る」は女子高生よりも男子高生のほうが多い結果となりました。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年2月8日~9日
有効回収数:1043サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約540万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年2月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
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