【新刊情報!】〈生き物〉×〈事件〉。希少生物の密輸、密売、密猟の実態とは……。迫真の児童書ノンフィクション『消えたレッサーパンダを追え! 警視庁「生きもの係」事件簿』発刊!!
動物園でのレッサーパンダ盗難から人気のカワウソ密輸の実態まで。実際に起きた6つの事件の捜査を紹介する児童書が登場!
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:影山博之)は、10月15日(木)に、児童書『環境ノンフィクション 消えたレッサーパンダを追え!警視庁「生きもの係」事件簿』を発売しました。
警視庁には希少な生き物の密輸などを専門に捜査する係がある。警視庁生活安全部生活環境課にある係、通称「生きもの係」とよばれている部署だ。
本書は、そんな「生きもの係」のエースである福原警部の携わった、生き物をめぐる事件捜査を中心に紹介するノンフィクション読み物だ。製作にあたっては綿密な取材を重ね、警視庁による協力のもと、動物園でのレッサーパンダ盗難事件や、密売されたコツメカワウソの売り込み事件などの、実際にあった事件を紹介。犯人との手に汗握るリアルな攻防戦を通し、希少な生き物の置かれている現状を知ることができる。
自然環境や生き物に興味がある小学生はもちろん、ミステリーや社会問題に興味のある小学生にもおすすめの一冊だ。
- ♦あらすじ♦
★ファイル1 レッサーパンダ盗難事件
★ファイル2 カメ・ワニ大量密輸事件
★ファイル3 二つのスローロリス密輸事件
★ファイル4 アジアアロワナ密売事件
★ファイル5 コツメカワウソ売りこみ事件
★ファイル6 アマミイシカワガエル密猟事件
- ♦おすすめポイント♦
ただし、人間のエゴで希少動物が絶滅することは、生態系を壊すことに繋がり、それはひいては子孫の未来を脅かすことになる。
この本では、実際にあった事件捜査のドラマを物語のようにドキドキ読みながらも、なぜ密輸や密猟がいけないのかを自然と考え、学ぶことができる。
読み易くテンポのいい文章は、第6回児童ペン賞ノンフィクション賞を受賞した、たけたにちほみさん。親しみやすく、正確に生き物の特徴をとらえたイラストは、動物園の広報イラストも手掛ける西脇せいごさんによるものだ。
巻頭では実際に保護された生き物のカラー写真を掲載。また、コラムでは生き物を守るための法律や、保護された生き物のその後などを紹介している。更に巻末には、登場する主な生き物のリストもついており、本文を読んだ後も、より理解を深めることが可能だ。
<登場人物プロフィール 福原秀一郎>
鹿児島県生まれ。警視庁生活安全部生活環境課勤務。希少野生動植物に関する捜査において、全国で唯一の警察庁指定広域技能指導官として活躍中。
<作者プロフィール たけたにちほみ>
千葉県生まれ。作品に『こらまてせいそうしゃ』(PHP電子)、『「おさかなポスト」が教えてくれること』(佼成出版社)、『わきだせ!いのちの水』(フレーベル館)など。
<イラストレータープロフィール 西脇せいご>
兵庫県生まれ。在阪テーマパーク商品開発部を経てフリーのイラストレーターに。主な作品に『おえかきずかん』(コクヨ)等。横浜市野毛山動物園のリーフレットなどのデザイン、イラストも手掛ける。
- 【新刊概要】
著/たけたにちほみ
定価:本体1400円+税
対象年齢:小学校高学年~
発売日:2020年10月15日(木)
仕様:A5判ハードカバー、 172ページ
ISBN:978-4-05-205234-7
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1020523400
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楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/16371230/
アマゾン:https://www.amazon.co.jp/dp/405205234X
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107112129
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