【JAF大阪】タイヤに関する依頼は5年間で2割増!運転前にはタイヤの状態を確認し、外出先でのトラブルを回避しましょう
■ タイヤのトラブルに関するロードサービス件数は5年間で2割増!
近年、JAFではタイヤのトラブルに関する要請が増加しています。2019年度には2015年度と比べて78,059件増の412,164件(2015年度比123.36%)の要請がありました。また、ロードサービス全体に占めるタイヤのトラブル関連の割合も増加しております。大阪府内でも2015年度から4,776件増で35,270件(2015年度比115.66%)のタイヤのトラブルに関する要請がありました。
また、2017年にJAFが実施した「タイヤのパンクに関するアンケート調査」では、月に1回以上タイヤの確認をしている人は27.4%のみでした。安全にクルマを利用するためにも、1ヶ月に1回以上はクルマを点検する必要があります。
①タイヤのパンクに関するアンケート調査
https://jaf.or.jp/-/media/1/2590/2662/2679/2680/201702_tire-enquete.pdf
■ ロードサービス隊直伝! 3つのチェックポイント
■ 空気圧不足が原因でタイヤがバーストすることも!?
空気圧が低いとタイヤがたわみやすく、スタンディングウェーブ現象※が起こりやすくなります。タイヤがたわむと熱を持ち、内部のベルトとゴムが剥離することや、コードと呼ばれる繊維が損傷し、バースト(破裂)につながる危険があります。空気圧不足のタイヤで長時間走行すると法定速度内でもバーストする可能性があるので、日頃からタイヤの点検をおこない安全なドライブを心がけてください。
※スタンディングウェーブ現象
空気圧が低いタイヤで高速走行を続けると、タイヤ接地面より後ろ側が波打つように変形する現象のこと。連続したたわみでタイヤが発熱し、最後にはバーストを起こす。
②クルマ何でも質問箱「タイヤの空気圧点検と充填方法」
http://qa.jaf.or.jp/check/daily/01.htm
③JAFユーザーテスト「空気圧不足でも起きるタイヤのバースト」
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/tire/burst
■ タイヤの溝がないと真っ直ぐ走れない!?
タイヤの安全性を図る基準の一つに溝の深さがあります。タイヤの溝が浅くなると、雨天時などにスリップしやすくなり危険です。
スリップサインと呼ばれる三角形のマークがタイヤに出てきたら交換時期の目安です。また、溝の深さが1.6㎜未満のタイヤは法律で車検を通すことができません。走行前にはタイヤの溝に異物が挟まっていないか見るだけでなく、スリップサインにも注意してください。
■ タイヤの経年劣化も事故のもと!
タイヤの空気圧や溝の深さに問題が無くても、油断はできません。例えば、ゴムでできたタイヤは長年使用することで硬化・ひび割れを起こす可能性があります。そのようなタイヤも運転するうえではスリップやバーストの危険性がありますので、十分に気を付けてください。
大阪府では現在、緊急事態宣言が発令されています。外出する機会は多くないと思いますが、クルマやバイクを運転される際には、タイヤの状態確認と共に、ご自身の体調にも十分ご注意ください。
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