スポーツ用複合材の市場規模、2026年に51億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「スポーツ用具向け複合材の世界市場:樹脂タイプ(エポキシ、ポリアミド、ポリウレタン、ポリプロピレン)、ファイバータイプ(カーボン、ガラス)、用途、地域別 - 2026年までの予測」(MarketsandMarkets)の販売を2月28日より開始いたしました。

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スポーツ用具向け複合材は、繊維と樹脂の混合物からなる新しい材料で、強度と剛性のマトリックスを強化するために使用されます。これらは、ゴルフクラブやゴルフスティック、スキーやスノーボード、ホッケースティック、ラケット、釣り竿、自転車などのスポーツ用品の製造に使用されます。スポーツ用品に複合材を使用すると、従来の金属では得られなかった密度や剛性が得られるため、性能が向上します。

スポーツ用複合材の市場規模は、2021年の41億米ドルからCAGR4.8%で成長し、2026年には51億米ドルに達すると予測されています。


COVID-19がスポーツ複合材市場に与える影響

COVID-19によって引き起こされたロックダウンと事業の停滞は、世界的な経済・ビジネス危機をもたらしました。様々な産業分野が影響を受け、サプライチェーンが寸断されています。市場は需要の低下により大きな影響を受け、メーカーは生産を縮小しています。

スポーツ用品は、イベントや国際的なスポーツ試合の中止により、需要の減少に直面しています。また、旅行や貿易の制限により、メーカーの注文に対する供給が途絶えてしまいました。COVID-19パンデミック状況下において、サプライチェーンを途切れさせないようにすることが、スポーツ用複合材市場にとって大きな課題でした。

牽引要因:スポーツ用品の軽量素材の需要

スポーツ用品に複合材を利用する最大の要因は、効率性の向上と軽量化による運動能力の向上、および怪我の脅威の軽減です。さらに、複合材料は、チタン、合金、高張力鋼などの従来の材料と比較して、高い強度対重量比を実現しており、効率的で多様なデザインの実現を可能にします。炭素繊維やガラス繊維は、軽量で機械的性能が高く、デザインの多様性、強度、剛性などの点で、従来の材料に代わるものと考えられています。スポーツ用品メーカーでは、炭素繊維の採用が進んでいます。

炭素繊維は、圧縮や横方向の安定性、軽量性、強度、耐久性に優れているため、自転車のフレーム、釣り竿、ゴルフシャフト、テニスラケットなどに高い需要があります。また、ガラス繊維は、強度、柔軟性、耐久性、安定性、軽量性、耐熱性、耐湿性に優れているため、メーカーに好まれ、主にスキーやスノーボード、ホッケースティック、および自転車やラケットなどにも使用されています。しかし、ガラス繊維複合材は、炭素繊維ほど硬くはありません。複合材は、テニスラケットでは軽量化とスイートスポットの拡大、ホッケースティックでは軽量化とキックポイントの調整によるエネルギー伝達の向上、釣り竿では軽量化と感度・精度の向上などを目的に使用されています。



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上場
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資本金
1億7155万円
設立
1995年01月