現役高校生と保護者が回答!「お小遣い実態調査2025」今年のお小遣い平均金額は「5,415円」、2024年から続く上昇傾向は継続

保護者の約5割が子どものお小遣いの使い道を把握、保護者が子どもにチャレンジしてほしいお金の使い方は「年間分を一括で渡し自己管理」

株式会社リクルート

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牛田 圭一)が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者と保護者を対象に“お小遣い”についてアンケートを実施致しました。結果、今年のお小遣い平均金額は「5,415円」で、保護者の約5割が「子どものお小遣いの使い道を把握している」と回答しました。また、保護者にお金の使い方で最も学んでほしいことを聞くと、「収入と支出のバランスを取ること(予算管理)」が1位の結果になりました。こちらのアンケートの詳細は『スタディサプリ進路』内の「#高校生なう」でお知らせしています。

https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20250605000001/?vos=scrmot00139

■ひと月のお小遣い平均金額「5,415円」は、直近3年間で最高額に

今年4回目の調査となったお小遣い実態調査。高校生がひと月にもらっているお小遣いの今年の平均金額は、「5,415円」となりました。2023年に前年よりもダウンし、翌年はジワりと上昇。今年もその傾向は引き続き、直近3年間の中で最も高い金額となりました。

(数値回答/n=694)

■子どものお小遣いの使い道を把握している保護者の約9割が、子どもとの会話によって中身を把握

保護者に、「子どものお小遣いの使い道を把握していますか?」と聞くと、約5割が把握していると回答。さらにその方法については、約9割が「子どもとの会話」によって知るという結果になりました。「レシート・領収書を見せてもらう」、「電子マネーの使用履歴を確認する」といった、実態を細かく知る方法は少数派で、保護者が子どもにある程度信頼して任せている様子も感じられました。

Q. お子様のお小遣いの使い道を把握していますか?

(単一回答/n=310)

Q. お子様のお小遣いの使い道を、どのように把握していますか?

(単一回答/使い道を把握していると回答したn=163)

■保護者が、子どもに最も学んでほしいお金の使い方は「収支のバランスを取ること」
チャレンジしてほしいこと1位の「年間計画」に併せて、「予算管理」に関心の傾向

保護者に、「お子様のお金の使い方について、今のうちに学んでほしいことはありますか?」と聞くと、76.8%が「はい」と回答。さらに「最も学んでほしいこと」は、1位「収入と支出のバランスを取ること(予算管理)」という結果になりました。また、「お子様に渡すお金に関連し、チャレンジしてほしいこと」を聞くと、1位に「年間のお小遣いや臨時収入(お年玉や誕生日)を一括で渡し、自ら年間計画を立てて管理する」がランクイン。

また、チャレンジしてほしいことの2位は「お小遣いや臨時収入を元手にした未成年口座での株式投資」で、2022年に家庭科に導入された「資産形成の授業」をはじめ、高校生に対する金融教育への期待も感じられました。

Q. お子様にお金の使い方で最も学んでほしいことは?

(単一回答/お金の使い方を学んでほしいと回答したn=238)

Q. お子様に渡すお金に関連してチャレンジしてほしいことは?

(複数回答/チャレンジしてほしいことはないと回答した人を除くn=230)

■『スタディサプリ進路ブック』編集長 金剛寺千鶴子(こんごうじ ちづこ)コメント

お金に関する対話への認識に、保護者と子どもの間にギャップ

お小遣い以上に、進学費用など進路選択においてはより避けられないトピックに

今回の調査で、高校生に「保護者の方からお小遣いの使い方を注意されたことがありますか?」という質問をすると「はい(注意されたことがある)」は28.8%。また「保護者の方とお小遣いに限らずお金の話をしますか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人は少数派(37.6%)で、保護者とお金の話をしているという認識は薄いようです。

一方で、保護者側に「お子様と、お小遣い以外のお金の話をしますか?」と尋ねたところ、「はい」が3分の2を占める結果に。家庭内でのお金に関するコミュニケーションについての認識は、高校生と保護者との間に大きなギャップがありました。さらに、「お子様のお金の使い方について、今のうちに学んでほしいことはありますか?」という保護者に向けた質問に対して「はい」という回答は76.8%と高い結果。しかし、保護者とお金の話をあまりしていないと捉えている高校生側は、社会人と違い、お金に関連する知識も経験もまだまだ少ない状態。具体的な問いや話題も少ないはずです。保護者の方から、学んでほしいお金の知識や考え方について、積極的に話しかけて考える機会を作るのも必要なのではないでしょうか。

そんな高校生も、こと自分の進学にかかる費用については気にかけている様子で、保護者に経済的負担をかけられないという「家計への配慮」の声をよく耳にします。なかには、学費や学生生活にかかる費用に関して保護者と十分に対話せず、学部や地域の選択肢を自ら限定的に捉えてしまっているケースも。お小遣いと進学費用では重みに違いはありますが、家庭内でのお金に関するコミュニケーションという意味では、希望の進路についての会話もその延長線上にあり、より十分な対話量が必要だと言えそうです。

【高校生】

Q.保護者の方とお小遣いに限らずお金の話をしますか?

(単一回答/n=694)

【保護者】

Q.お子様とお小遣い以外のお金の話をしますか?

(単一回答/n=310)

■アンケート概要

・調査期間:①2025年5月16日(金)~5月18日(日)、②2025年5月16日(金)~5月17日(土)

・調査方法:①②ともにインターネットリサーチ

・調査対象:①全国高校生男女(『スタディサプリ進路』の高校生エディター/公式LINE登録者) 

②高校生の子どもを持つ保護者

・有効回答数:①694人(男子285件、女子395件、回答しない14件)、②310人(男性155件、女性155件)

■『スタディサプリ進路』について

『スタディサプリ進路』は、1970年に創刊した『リクルート進学ブック』に始まり、2020年に50周年を迎えた、リクルートグループにおいて就職支援に次いで歴史の長い事業です。“「学びたい」「学んでよかった」がもっと増えていく世界の実現”をコンセプトに、変化が激しい社会の中で生徒が生き抜くために、「なりたい自分」と「自己実現できる学校」を発見し、「自分に合った進路選択の実現」を可能にするためのサービスを提供しています。高校3年間を通して、「自己理解」「職業観育成」「学びの内容理解」「学校研究」に対応するさまざまな教材ラインアップを無料で提供しています。

https://shingakunet.com/rnet/column/rikunabi/index.html?vos=conttwnowother00010

■“スタサプ編集部”について

全国3,000人以上の現役高校生からなる「スタサプ高校生エディター」と共に、高校ライフにフィットするコンテンツを作る編集部。進路や受験勉強のノウハウはもちろん、夜食レシピやメンタルを支える名言などの多様なコンテンツを、Webサイト『#高校生なう』、年8回発行の情報誌『スタサプ進学マガジン』、アプリ『スタディサプリ for SCHOOL』、会員向けメールマガジン、各種SNSで配信中。

なお、今回のアンケート結果をさらに詳しく分析した記事は『#高校生なう』の下記URLにて公開中。

https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20250605000001/?vos=scrmot00139

また、スタサプ編集部では、毎月LINEでアンケートを配信し、読者の高校生・保護者の皆さまから頂くご意見を記事に反映しています。現在も、今後のより良い記事制作に向けてLINEお友だちを絶賛募集中です! ご興味をお持ちの方は、ぜひご登録ください。

<LINE URL:https://lin.ee/LbRvueT

▼リクルートについて

https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先

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会社概要

株式会社リクルート

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1丁目9番2号
電話番号
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代表者名
牛田 圭一
上場
未上場
資本金
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設立
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