「職場の熱中症対策が不十分」食品・調理現場で働く8割以上が実感 ─高温労働環境における熱中症リスクと対策の実態調査─

株式会社NEXER Group・食品工場・調理現場の熱中症リスクと労働環境に関する調査

株式会社NEXER Group

■食品工場・調理現場で働く人に聞く、熱中症リスクと労働環境の実態

食品工場や調理現場、飲食店の厨房では、多くの人が私たちの毎日の食卓を支えています。

しかし、これらの職場には共通する課題があります。それは「暑さ」です。

火や熱を扱う環境のため、季節を問わず室温が高くなりやすく、近年は猛暑の影響も重なって、屋内であっても熱中症のリスクは年々高まっています。

それでは、実際に現場で働く人たちは、職場の暑さをどのように感じ、どのような対策を行っているのでしょうか。

ということで今回は総合ユニフォームメーカーの株式会社サーヴォと共同で、食品工場・調理現場などの高温になりやすい職場で勤務した経験がある全国の男女60名を対象に、「食品工場・調理現場の熱中症リスクと労働環境」についてのアンケートをおこないました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXER Groupと株式会社サーヴォによる調査」である旨の記載

・株式会社サーヴォ(https://www.style-ist.jp/)へのリンク設置


「食品工場・調理現場の熱中症リスクと労働環境に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年7月9日 ~ 7月16日

調査対象者:事前調査で「食品工場・調理現場・飲食店厨房などの高温になりやすい職場で勤務した経験がある」と回答した全国の男女

有効回答:60サンプル

質問内容:

質問1:あなたが勤務している(していた)食品工場・調理現場・厨房などの職場環境の暑さについて、どの程度過酷だと感じますか。

質問2:職場で熱中症の症状(めまい・頭痛・吐き気・倦怠感・大量の発汗など)を経験したことはありますか。

質問3:職場の熱中症対策は十分だと感じますか。

質問4:そう思う理由を教えてください。

質問5:熱中症リスクが高い職場環境であることは、仕事を続ける意欲や転職を考えるきっかけに影響すると思いますか。

質問6:そう思う理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■83.3%が、食品工場・調理現場の暑さを「過酷」と回答

まずは、事前調査で「食品工場・調理現場・飲食店の厨房など、高温になりやすい職場で勤務した経験がある」と回答した方に、勤務している(していた)食品工場・調理現場・厨房などの職場環境の暑さについて、どの程度過酷だと感じるか聞いてみました。

その結果、「非常に過酷だと感じる」が38.3%、「やや過酷だと感じる」が45.0%となり、合わせて83.3%の人が職場の暑さを「過酷」だと感じていることがわかりました。

一方で、「あまり過酷だとは感じない」は15.0%、「まったく過酷だとは感じない」は1.7%となっています。職場環境を快適だと感じている人はごく少数にとどまりました。

食品を扱う現場では、衛生管理のために窓を開けて換気しにくいうえ、加熱調理による熱が常に発生するため、高温になりやすい環境となっています。

そのため、暑さによる負担が日常的に生じやすく、体調不良や熱中症のリスクを防ぐためには、職場の暑さ対策は重要な課題であるといえるでしょう。

■51.6%が、職場で熱中症の症状を「経験した」と回答

続いて、事前調査で「食品工場・調理現場・飲食店の厨房など、高温になりやすい職場で勤務した経験がある」と回答した方に、職場で熱中症の症状(めまい・頭痛・吐き気・倦怠感・大量の発汗など)を経験したことはあるか聞いてみました。

その結果、「何度もある」が23.3%、「1〜2度ある」が28.3%とあわせて51.6%が、職場でめまいや頭痛、吐き気、倦怠感、大量の発汗といった熱中症の症状を経験していました。

一方で、「経験したことはない」と回答した人は48.3%となっています。

熱中症は屋外だけでなく、高温環境で長時間作業を行う屋内でも発生するリスクがあります。

今回の結果からも、食品工場や調理現場、飲食店の厨房では、暑さが実際に働く人の体調へ影響を及ぼしている実態がうかがえました。

従業員が安心して働ける環境づくりに向けて、暑さ対策の充実が必要といえるでしょう。

■81.7%が、職場の熱中症対策は「不十分」と回答

続いて、事前調査で「食品工場・調理現場・飲食店の厨房など、高温になりやすい職場で勤務した経験がある」と回答した方に、職場の熱中症対策は十分だと感じるか聞いてみました。

その結果、「やや不十分だと感じる」が55.0%、「まったく不十分だと感じる」が26.7%と、あわせて81.7%の人が職場の熱中症対策を「不十分」だと感じていました。

一方で、「十分だと感じる」と答えた人は、18.3%となっています。

職場の暑さを「過酷」と感じる人が多く、実際に熱中症の症状を経験した人も半数を超えていることを踏まえると、多くの現場では暑さ対策が十分とはいえないと受け止められているようです。

そう感じる理由も聞いてみたので一部紹介します。

「不十分だと感じる」と回答した方

・お金の問題もあるけど、もっと設備や、水分補給も個人に任せず、会社で用意してもらいたい。(30代・女性)

・対策はしているが、十分ではないと思う。(20代・男性)

・一年中同じユニフォームだったが、そこそこ厚手で夏場向きではなかった。(40代・男性)

・職場内が40℃を超えているなか、マスクに帽子をかぶって白衣を着ていて服の中は蒸れ蒸れの状態で働いているのに、クーラーもお金がかかってつけられないとずっと言われ続けていて、何人も倒れそうになったことがあるから。(30代・女性)

・とにかく暑いのに、対処している方法が足りていない。(30代・男性)

・空調がないうえ、水分摂取も禁止。(50代・男性)

「十分だと感じる」と回答した方 

・バイトでキッチンを担当していたことがあるけど、暑さによる体調不良になった経験がありません。私が元々暑さに強いタイプなのもありますし、狭い厨房だったので、しっかり空調が効いていたんだと思います。(30代・女性)

・空調が効いてるから。(40代・男性)

・職場で熱中症の発生がなかったし、それなりに快適に働けたから。(50代・女性)

「不十分だと感じる」と回答した方からは、設備や空調の不足、水分補給のしにくさ、作業環境への配慮不足など、現場の暑さ対策に課題を感じる声が多く寄せられました。

一方、「十分だと感じる」と回答した方からは、空調がしっかり効いていることや、実際に熱中症や体調不良を経験せずに働けていることを理由に挙げる声が見られます。

職場の暑さ対策に対する評価は、設備や職場環境の違いによって大きく左右されるようです。

働く人が安心して業務に取り組める環境を整えるためには、それぞれの現場に応じた暑さ対策を継続的に進めていくことが重要といえるでしょう。

■90.0%が、熱中症リスクは「仕事の継続意欲・転職に影響する」と回答

最後に、事前調査で「食品工場・調理現場・飲食店の厨房など、高温になりやすい職場で勤務した経験がある」と回答した方に、熱中症リスクが高い職場環境であることは、仕事を続ける意欲や転職を考えるきっかけに影響すると思うか聞いてみました。

その結果、「大いに影響すると思う」が48.3%、「やや影響すると思う」が41.7%と、あわせて90.0%が、熱中症リスクの高い職場環境は仕事を続ける意欲や転職の判断に影響すると回答しました。

一方で、「あまり影響しないと思う」は10.0%、「まったく影響しないと思う」は0.0%となっています。

暑さによる負担は、単なる職場環境の問題にとどまらず、働き続けることへの不安や、今後のキャリア選択にも関わる要素になっているようです。

そう思う理由も聞いてみたので一部紹介します。

「大いに影響すると思う」と回答した方 

・快適な職場で働きたいと思うのは、みんなそうだと感じるから。(30代・女性)

・命にかかわるから。(30代・男性)

・仕事のパフォーマンスが落ちるのは当たり前なので。(40代・男性)

「やや影響すると思う」と回答した方

・何回も繰り返すようだとしんどくなるかなと思います。(30代・女性)

・やっぱり、体力面に自信がない人は、仕事にならないので、転職するしか方法ないのでは。(30代・女性)

・毎年暑くなっていることを実感している。適度な対策ができない会社で働けば、死に直結すると感じたから。(40代・男性)

「あまり影響しないと思う」と回答した方

・それだけでは転職の理由にはならない。好きだと続けられるから。(30代・女性)

・空調設備によって適温になっているため。(40代・男性)

・色々と職を選べれる様な自身、人材ではないし、もしすぐ職が見つからなかったら、どう食い繋げば良いか不安になるから。(40代・女性)

「大いに影響すると思う」「やや影響すると思う」と回答した人からは、暑さによる健康リスクや身体的な負担、仕事への影響を不安視する声が多く寄せられています。

一方で、「あまり影響しないと思う」と回答した人からは、職場環境が整っていることや、仕事への思い、転職への不安など、さまざまな理由が挙がりました。

暑さ対策は、従業員の健康を守るだけでなく、働き続けたいと思える環境づくりや、人材の定着にも影響する重要な要素といえそうです。

■まとめ

今回の調査から、食品工場や調理現場で働く多くの人が、職場の暑さを過酷だと感じており、熱中症対策についても十分ではないと考えている実態が明らかになりました。

また、半数以上の人が実際に熱中症の症状を経験し、90.0%の人が、こうした環境が仕事を続ける意欲や転職の判断に影響すると回答しています。

火や熱を扱う現場では、空調設備だけでは暑さへの対応に限界があることも事実です。

その一方で、通気性や冷却機能に優れた作業着の導入、こまめな水分補給や休憩を取りやすい仕組みづくりなど、現場で実践できる対策はあります。

働く人の健康を守るための環境づくりが、現場を支える人材を守り、長く安心して働ける職場づくりにつながっていくのではないでしょうか。

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<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXER Groupと株式会社サーヴォによる調査」である旨の記載

・株式会社サーヴォ(https://www.style-ist.jp/)へのリンク設置


【株式会社サーヴォについて】

所在地:〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町 11-8 フジスタービルディング日本橋

代表者:代表取締役社長 植田 文裕

代表番号:03-6861-8400

企業サイトURL:https://www.servo-uni.com/

公式通販URL:https://www.style-ist.jp/

事業内容:業務ユニフォームの商品企画・生産・販売、一般販売(EC)


【株式会社NEXER Groupについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月