「捨てられない」から「誰かに使ってもらう」へ。約45%が「自宅や実家に捨てられないものがある」と回答。捨てる以外の方法として約94%が「売る」を選択
株式会社NEXER Group・『捨てられないもの』と片付けに関する調査

■「捨てられないもの」と片付けに関する意識調査
引っ越しや大掃除、あるいは実家の整理。片付けを始めたものの、手が止まってしまった経験はないでしょうか。
「まだ使えるかもしれない」「思い出が詰まっているから」。
そんな気持ちがよぎり、結局は元の場所へ戻してしまうこともあります。多くの人が、一度は経験したことがあるはずです。
物を手放すという行為には、想像以上に大きな心理的なハードルがあります。
では、人はどのような物を、どのような理由で手放せずにいるのでしょうか。
ということで今回は骨董品の買取専門店『永寿堂』と共同で、全国の男女500名を対象に、「捨てられないもの」と片付けに関する意識調査をおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupと永寿堂による調査」である旨の記載
・永寿堂(https://www.eijyudou.com/)へのリンク設置
「『捨てられないもの』と片付けに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月9日 ~ 7月16日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:ご自宅やご実家に、「捨てられないまま残しているもの」はありますか。
質問2:具体的に、どのようなものが残っていますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問3:それらを捨てられない理由として、あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問4:それらを捨てられない理由を具体的に教えてください。
質問5:不要なものを手放す際、「捨てる」以外の方法を検討したことはありますか。
質問6:不要なものを手放す際、「捨てる」以外の方法で検討したことをすべてお選びください。(複数回答可)
質問7:実際にはどうしましたか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問8:「捨てようとしていたもの」に実は価値があった、という経験や、そうした話を見聞きしたことはありますか。(複数回答可)
質問9:差し支えなければ、その経験や話の内容を具体的にお聞かせください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■45.4%が、自宅や実家に「捨てられないまま残しているもの」があると回答
まずは、捨てられないまま残しているものがあるかどうかをたずねました。

その結果、「ある」が45.4%、「ない」が54.6%でした。半数近くの人が、手放せないまま抱えているものがあることがわかります。
不要になったと感じていても、すぐに手放せるとは限らないのが、物の整理の難しいところです。
特に、思い出が詰まったものや「いつか使うかもしれない」と感じるものは、必要かどうかだけでは簡単に判断できないのかもしれません。
■69.6%が、捨てられないまま残しているものは「思い出の品(写真・手紙・記念品など)」と回答
続いて、自宅や実家に「捨てられないまま残しているもの」があると回答した方に、具体的に、どのようなものが残っているか聞いてみました。

最も多かったのは「思い出の品(写真・手紙・記念品など)」で69.6%でした。
続いて「衣類・アクセサリー」が40.1%、「書籍・レコード・コレクション類」が37.9%、「人からのもらいもの・贈答品」が36.6%と続きます。
写真や手紙が1位という結果から、多くの人にとって「捨てられないもの」は、モノそのものではなく、そこに込められた記憶や思いが大きく関係していることがわかります。
使う予定がなくても、手元にあることで安心できたり、当時の思い出を感じられたりするため、簡単には手放せないのかもしれません。
■55.9%が、「捨てられない理由」は「思い出があるから」と回答
続いて、自宅や実家に「捨てられないまま残しているもの」があると回答した方に、それらを捨てられない理由を聞いてみました。

最も多かったのは「思い出があるから」で55.9%でした。
次いで、「面倒でつい後回しにしているから」が34.8%、「いつか使うかもしれないから」が31.3%、「もったいないから」が26.9%、「価値があるかもしれないから」が23.8%と続きます。
物を手放すかどうかは、単なる必要性や使用頻度だけでは決められないようです。
より具体的な理由も聞いてみたので一部紹介します。
それらを捨てられない理由を具体的に教えてください。
・一番多いのは服。一部屋分ある。舞台をやっていて、いつか衣裳になるかもしれないと思うので捨てられない。実際には通販とかで安く買えるし、自分はサイズが合わなかったりするので(人が着るかもと思ってしまう)ほとんど着ることはない。(20代・女性)
・申し訳ない気持ちが強い。(20代・男性)
・処分するまでの手間や時間を考えると億劫になる。(30代・男性)
・故人が大事にしていたものなので捨てにくいから。(30代・女性)
・捨てたら罰が当たりそうだと感じてしまうから。(30代・女性)
・最初にお付き合いした女性が編んでくれた手編みのマフラー。もう他界してしまったので、たった1つの遺品として自分が死ぬまで大事に持っていようと思う。(40代・男性)
具体的な理由には、「申し訳ない気持ちが強い」「捨てたら罰が当たりそう」といった、物を手放すことへの心理的な抵抗感が多く挙げられていました。
また、「故人が大切にしていたものだから」という声もあり、過去の出来事や大切な人とのつながりを感じられるものほど、簡単には処分できないことがうかがえます。
物を捨てることが、思い出そのものを失うように感じられる場合もあるのかもしれません。
一方で、「処分するまでの手間や時間を考えると億劫になる」といった声もありました。
気持ちの整理だけでなく、片付けにかかる時間や労力も、物を手放す際の大きな壁になっているようです。
■37.4%が、「捨てる」以外の方法を検討したことがあると回答
続いて、不要なものを手放す際、「捨てる」以外の方法を検討したことはあるか聞いてみました。

その結果、「ある」と回答した方は37.4%、「ない」と回答した方は62.6%でした。
3割以上の人が、ただ処分するのではなく、別の方法で物を手放すことを考えた経験があるようです。
思い出があるものや、まだ使えるものに対しては、「捨てる」ことに抵抗を感じる人もいるでしょう。
そのため、誰かに譲る、売却する、寄付するなど、物の価値を残しながら手放す方法を選択肢として考える人が増えているのかもしれません。
■94.1%が、「売る(リサイクルショップ・フリマアプリ・買取業者など)」を検討したと回答
続いて、不要なものを手放す際、「捨てる」以外の方法を検討したことがあると回答した方に、どんな方法を検討したのか聞いてみました。

最も多かったのは、「売る(リサイクルショップ・フリマアプリ・買取業者など)」で94.1%と、大多数を占めています。
次いで「人に譲る・あげる」が41.7%、「寄付・寄贈する」が13.4%、「専門家に価値を鑑定してもらう」が5.9%となりました。
「売る」という選択肢が圧倒的に多かったことから、不要になった物であっても、ただ処分するのではなく、誰かに活用してもらいたいと考える人が多いことがわかります。
特に、思い出のあるものやまだ使えるものは、手放すことへの罪悪感を減らしながら、新たな持ち主へつなげられる方法として、売却や譲渡が選ばれているのかもしれません。
■75.9%が、最終的に「売った」と回答
続いて、不要なものを手放す際、「捨てる」以外の方法を検討したことがあると回答した方に、実際に選んだ方法を聞いてみました。

最も多かったのは、「売った」で75.9%でした。
次いで「人に譲った」が27.8%、「検討したが、結局そのまま残している」が19.3%、「検討したが、結局捨てた」が12.8%と続きます。
「売った」と回答した人が7割以上を占めたことから、不要になったものでも、価値を残したまま手放したいと考える人が多いことがわかります。
特に、思い出があるものや、まだ使えるものは、捨てるよりも誰かに活用してもらうことで、手放しやすくなるのかもしれません。
一方で、方法を検討したものの、そのまま残している人も一定数いました。手放す方法があっても、最終的な決断には気持ちの整理が必要になることがうかがえます。
■40.2%が、「捨てようとしたものに実は価値があった」経験をした(話を聞いた)と回答
最後に、「捨てようとしていたもの」に実は価値があった、という経験や、そうした話を見聞きしたことはあるか聞いてみました。

その結果、「テレビやネットなどで見聞きしたことがある」が23.6%となりました。
また、「自分自身に経験がある」は11.8%、「家族や知人の経験を聞いたことがある」は4.8%と、合わせて40.2%の人が何らかの形で「捨てようとしていたものに価値があった」という話に触れていることがわかります。
一方で、「特にない」と回答した人は62.4%となり、実際に身近で経験した人は一部にとどまる結果となりました。
その経験や話の内容も聞いてみたので、一部紹介します。
差し支えなければ、その経験や話の内容を具体的にお聞かせください。
・アクセサリーがメッキかと思ったら18Kだった。(30代・女性)
・自分には必要なかったまな板が、ほかの人にはおしゃれでかわいいものらしくて売れたときは捨てなくてよかったと感じた。(30代・女性)
・古いから汚くなって捨てようと思ったフィギュアにもプレミアがついてとても高い値がつくようになっていた。(30代・女性)
・昔のポケモンカードを捨てたが、今になって高価なものだと気付いた。(40代・男性)
・ひいおばあちゃんの形見のダイヤモンドの指輪が安いと思っていたが鑑定に出したら、超高かった!(40代・女性)
・母親の遺品整理をしていて捨てようと思っていた壊れた腕時計が12000円で出張買取業者に売れたこと。(50代・男性)
実際に寄せられた声を見ると、「アクセサリーがメッキかと思ったら18Kだった」「古いから汚くなって捨てようと思ったフィギュアにもプレミアがついて、とても高い値がつくようになっていた」といった、思いがけず価値が見つかった経験が挙げられています。
また、「ひいおばあちゃんの形見のダイヤモンドの指輪が安いと思っていたが、鑑定に出したら、超高かった!」「母親の遺品整理をしていて捨てようと思っていた壊れた腕時計が1万2000円で出張買取業者に売れたこと」といったエピソードも見られ、長く保管していたものや受け継いだものが、予想外の価値を持っている場合もあるようです。
不要に感じているものでも、すぐに処分を決めるのではなく、一度価値を確認してみることで、新たな発見につながる可能性があるのかもしれません。
■まとめ
今回の調査では、45.4%の人が自宅や実家に「捨てられないもの」を残しており、その理由として最も多かったのは「思い出があるから」でした。
一方で、40.2%の人が「捨てようとしたものに実は価値があった」という経験や話を見聞きしており、不要になったものを実際に「売った」と回答した人も75.9%にのぼります。
「自分には必要なかったまな板が、ほかの人にはおしゃれでかわいいものらしくて売れた」という声も挙がっており、手放すことで誰かの役に立つ場合もあるようです。
罪悪感や思い出から物を捨てられない人は少なくありませんが、売る・譲るなどの方法で次の人へつなぐことも、物を大切にする選択のひとつといえるでしょう。
迷うものは、まず価値を確かめてみることで、思い出と向き合いながら整理するきっかけになるのかもしれません。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupと永寿堂による調査」である旨の記載
・永寿堂(https://www.eijyudou.com/)へのリンク設置
【永寿堂について】
所在地:〒452-0848 愛知県名古屋市西区西原町135番地1階
代表者:小川 宏
電話番号:0120-060-510
事業内容:骨董品・工芸品の店舗買取、骨董品・工芸品の出張買取、骨董品・工芸品の卸売販売、骨董品・工芸品の宅配買取
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア
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