5月21日(水)の「世界文化多様性デー」にあわせ、大丸福岡天神店で指差しコミュニケーションパンフレットの活用を開始します。
■設置場所:大丸福岡天神店 本館1階総合案内所・東館B2サービスカウンター(※社名は株式会社博多大丸)

㈱博多大丸はPLAYWORKS株式会社(東京都目黒区:代表タキザワケイタ氏)と障がいのある方にとっての‘‘理想の百貨店とは?‘‘をテーマに、2024年2月「インクルーシブデザインでつながる未来」と題したディスカッションを開催しました。その後、聴覚障がいをお持ちのお客様にも快適にお買い物をしていただける百貨店を目指し、聴覚障がい者と㈱博多大丸社員の店頭でのお買い物ワークショップを実践しました。そこで得た気づきをもとに、大丸福岡天神店で使用する「指差しコミュニケーションパンフレット」を作成し、この度店内で活用する運びとなりました。
「指差しコミュニケーションパンフレット」とは?
PLAYWORKS株式会社が考案した、声によるコミュニケーションが難しい聴覚障がい者や外国人の方とのスムーズな会話をサポートするツールです。

表面:ひらがな、アルファベット、数字が記載されており、サイズや数量の確認などにご活用いただけます。

裏面:日本語、英語の表記とともに24個のピクトグラムが配置されています。
パンフレット制作を目的とした「聴覚障がい者とのお買い物ワークショップ」の開催
2024年12月に開催したワークショップには、㈱博多大丸の社員13名と聴覚に障がいをお持ちの方3名が参加しました。
声を文字化するアプリや筆談ボードを用いた聴覚障がいの疑似体験や、実際に買い物している様子を観察しました。

買い物体験の観察を通して得られた気づきや困りごとの一例として、
・店員がマスクをしていると口元が見えない(=読唇ができない)
・レジから離れていると金額を伝える手段が口頭のみで、視覚情報がない
・館内放送が聞こえていなかったことに気づいた
などがあげられました。
百貨店の館内放送には催事情報や悪天候時などの営業時間の変更といった重要なお知らせも含まれるため、改めて目で見える情報提供の重要性を実感するとともに、リアルな経験や気づきをもとに「指差しパンフ」に必要な要素を対話形式で検討しました。

実際ワークショップを体験したことで、視点の異なる様々な提案や意見交流があり、大丸福岡天神店で使用する「指差しコミュニケーションパンフレット」に掲載する24項目が完成しました。
大丸福岡天神店における「指差しコミュニケーションパンフレット」の運用について
障がいの方だけではなく外国からのお客様にも使用できるよう、大丸福岡天神の館内全ショップにパンフレットを配布しています。
さらに、館内情報に関するお問い合わせが多い
・本館1階総合案内所
・東館B2サービスカウンター
にはパンフレットを設置しております。
2025年5月21日「世界文化多様性デー」より大丸福岡天神全館にて使用を開始いたします。
※大丸福岡天神店は株式会社大丸松坂屋百貨店のグループ会社です。
アクセス:
西鉄電車「福岡(天神)駅」
西鉄バス「天神大丸前」
西鉄バス「西鉄バスターミナル前」
地下鉄七隈線「天神南駅」
住所:810-8717 福岡市中央区天神1-4-1 大丸福岡天神店
TEL:092-712-8181(代表)
【大丸福岡天神店】
HP:https://www.daimaru.co.jp/fukuoka/
Instagram:@daimaru_fukuoka(https://www.instagram.com/daimaru_fukuoka/)
X(旧Twitter):@daimaruFUKUOKA(https://x.com/daimaruFUKUOKA)
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