現役高校生と保護者が回答 「クリスマスと物価高に関する調査2025」
物価高を背景に、家族で“クリスマスの簡素化”を検討した保護者は4割 保護者の、食事・プレゼントなどクリスマス全体予算は「平均2万4,282円」
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牛田圭一)が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者と保護者を対象に“クリスマスの過ごし方”についてアンケートを実施致しました。その結果、物価高を背景に家族でクリスマスを簡素化することを検討した経験がある保護者の割合は、約4割でした。また、今年のクリスマスにかかる全体の予算を聞くと、平均2万4,282円となりました。高校生には、保護者からのクリスマスプレゼントがサブスク型サービスだったらどうかと聞くと、回答の上位はコストパフォーマンスの観点からポジティブな反応が多い結果となりました。こちらのアンケートの詳細は『スタディサプリ進路』内の「#高校生なう」でお知らせしています。
https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20251121000008/?vos=scrmot00144
■保護者が回答! 今年のクリスマスの食事は、「家食」が約8割
ケーキ・チキンなど定番メニューの価格上昇は約9割が実感
保護者に、昨今の物価高を背景に、家族でクリスマスを簡素化する検討をしたことがあるかと聞くと、41.7%が「はい」と回答。さらに、今年のクリスマスに家族と食事をしたいと回答した人に、今年の予定は外食か家食かを聞くと84.5%が「家食」を選びました。また、ケーキやチキンなどクリスマスの定番メニューの価格上昇を感じているかについては、92.0%が「感じる」と回答。昨今の物価高が、クリスマスの食卓にも影響を与えることが想像できます。また、今年のクリスマスの食事やプレゼントなど全てを含む全体の予算を聞くと、平均金額は「2万4,282円」となりました。

■クリスマスに“サブスク型”のギフトを検討した保護者の8割が、真剣に検討・実際に贈る機会が増加
さらに、背景には物価高が影響していると約9割が回答
クリスマスプレゼントに、モノではなくサブスクリプション型を含む“継続的に使えるサービス”を検討したことがある保護者に対し、真剣に検討もしくは実際にプレゼントすることが増えたと感じるかを聞くと、83.2%が「増えたと感じる」という結果に。さらに、そのうち85.7%が、昨今の物価高が影響していると回答しました。物価高が長引く中で検討が現実化し、飽きがくる可能性のある“もったいない消費”を減らしたいと判断した保護者の意図を感じます。また、現役高校生には、プレゼントがサブスク型サービスだったらどうかを聞くと、上位5つのうち4つがポジティブな回答となりました。

■『スタディサプリ進路ブック』編集長 金剛寺千鶴子(こんごうじ ちづこ)コメント
物価高でも多忙でも、最優先は「家族とのクリスマス」
やりくりで守る大切なコミュニケーションの機会

今回の調査では、物価高を背景に約4割の家庭がクリスマスの簡素化を検討したことがあると回答し、シビアな世相を反映する結果となりました。
しかし、そうした中でも、年末年始の忙しい時期に、保護者も高校生もクリスマスを重要な行事として捉えていることが分かりました。保護者に年末年始で優先することについて聞いたところ、「家族とのクリスマス」が65.8%に上り、最も高い回答となっています。これは「正月の準備」(48.3%)や「大掃除」(42.2%)、「仕事関係の忘年会」(23.5%)などを大きく上回る結果に。多くのタスクがある中で最優先にしている姿がうかがえます。また、高校生にとっても「家族とのクリスマス」は37.8%で、「友達・恋人と過ごすクリスマス」(30.4%)や「宿題や勉強」(26.2%)を抑えて最優先事項となっています。年明けに受験を控える人が多い高校3年生の結果を見ても、勉強の息抜きに家族で過ごすクリスマスの時間を重視している結果でした。
さらに、「高校卒業後も子どもとクリスマスを一緒に過ごしたいと思いますか」という問いには、保護者の約7割がYESと回答(「とてもそう思う・37.9%」「少しそう思う・36.2%」の合計)。子どもの成長にかかわらず、クリスマスが家族の絆を確かめる貴重な機会として捉えられているのかもしれません。
家計が厳しい状況だからこそ、またそれぞれが勉強や仕事に忙しい日々だからこそ、このひとときを家族の大切なコミュニケーションの時間として意識的に確保し、大事にしている様子が伝わってくる結果となりました。

■アンケート概要
・調査期間:①2025年10月28日(火)~10月30日(木) ②2025年10月16日(木)~10月17日(金)
・調査方法:①②インターネットリサーチ
・調査対象:①全国高校生男女(『スタディサプリ進路』の高校生エディター/公式LINE登録者)
②高校生の子どもの保護者
・有効回答数:①695人(男子309件、女子379件、回答しない7件)、②412人(男性217件、女性195件)
■『スタディサプリ進路』について
『スタディサプリ進路』は、1970年に創刊した『リクルート進学ブック』に始まり、2020年に50周年を迎えた、リクルートグループにおいて就職支援に次いで歴史の長い事業です。“「学びたい」「学んでよかった」がもっと増えていく世界の実現”をコンセプトに、変化が激しい社会の中で生徒が生き抜くために、「なりたい自分」と「自己実現できる学校」を発見し、「自分に合った進路選択の実現」を可能にするためのサービスを提供しています。高校3年間を通して、「自己理解」「職業観育成」「学びの内容理解」「学校研究」に対応するさまざまな教材ラインアップを無料で提供しています。
https://shingakunet.com/rnet/column/rikunabi/index.html?vos=conttwnowother00010
■“スタサプ編集部”について
全国3,000人以上の現役高校生からなる「スタサプ高校生エディター」と共に、高校ライフにフィットするコンテンツを作る編集部。進路や受験勉強のノウハウはもちろん、夜食レシピやメンタルを支える名言などの多様なコンテンツを、Webサイト『#高校生なう』、年8回発行の情報誌『スタサプ進学マガジン』、アプリ『スタディサプリ for SCHOOL』、会員向けメールマガジン、各種SNSで配信中。
なお、今回のアンケート結果をさらに詳しく分析した記事は『#高校生なう』の下記URLにて公開中。
https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20251121000008/?vos=scrmot00144
また、スタサプ編集部では、毎月LINEでアンケートを配信し、読者の高校生・保護者の皆さまから頂くご意見を記事に反映しています。現在も、今後のより良い記事制作に向けてLINEお友だちを絶賛募集中です! ご興味をお持ちの方は、ぜひご登録ください。
<LINE URL:https://lin.ee/LbRvueT>
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