祝! 歌舞伎襲名記念! 『音羽屋三代 八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助襲名記念』小学館より発売開始

株式会社小学館

江戸歌舞伎の大名跡・尾上菊五郎。半世紀ぶりの誕生と息子の菊之助同時襲名に、歌舞伎ファンのみならず、日本中が歓喜にあふれています。音羽屋の新しい門出を祝う、豪華な襲名記念本『音羽屋三代 八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助襲名記念』が誕生しました。

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音羽屋三代

 八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助襲名記念

著/尾上菊五郎 尾上菊之助

定価5,500 円(税込)

B5判・224ページ 

2025年4月28日発売

小学館

https://www.shogakukan.co.jp/books/09682487

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「代々の菊五郎の思いを受け継いでいく」――菊之助改め八代目菊五郎

「心は決まった!」――丑之助改め六代目菊之助

舞台写真で辿る新菊五郎、新菊之助の軌跡、密着インタビュー、祖父・七代目菊五郎からのメッセージ、三代鼎談、懐かしい写真の「音羽屋あの頃」、歴史などを詰め込んだ永久保存版の記念書籍です。

「歴代の菊五郎、そして七代目の父が築き上げてきた名跡には畏敬の念があります。恐れることなく挑戦する気持ちをもって前に進んでいきたい。この一冊で私たち親子のこと、音羽屋のことを知っていただける、音羽屋ガイドブックができたと嬉しく思います」(八代目菊五郞)

表紙も巻頭ページも洋書のような雰囲気で目を引くデザイン。「歌舞伎ファンの方以外にも目に留めていただけるのではないかと期待しています」(八代目菊五郞)。5月に坂東玉三郎と父子の3人で披露する『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子。音羽屋と言えば弁天小僧菊之助。河竹黙阿弥が五代目菊五郎に当て書きした弁天小僧は、まさに家の芸。

名場面満載。当り役、襲名の抱負について大いに語る

見応え、読み応えたっぷりの永久保存版

本書ではカラー96pにわたり、舞台写真で辿る新菊五郎、新菊之助の軌跡を紹介。

菊五郎家の「家の芸」である弁天小僧、魚屋宗五郎や、音羽屋らしい演目として藤娘、髪結新三、文七元結など。また父子・三代共演シーンやNINAGAWA十二夜、ナウシカといった新作歌舞伎まで、父子の圧倒的なオーラを堪能できるファン垂涎の写真が満載です。

貴重なオフショットも。『土蜘』の舞台裏で憧れの祖父(七代目菊五郎)と新菊之助。2022年歌舞伎座。

「ひーま(祖父)は照れ屋、お父さんは努力家」(新菊之助)という家族評も!

祖父、父、息子の三代へ、長時間密着インタビュー

主役の新菊五郎と新菊之助、さらに祖父・七代目菊五郎・・・と三代がそれぞれ襲名直前の気持ちを語ります。新菊五郎が語るのは、三代共演への強い思いがわかる「果たせなかった祖父・梅幸との三代襲名共演」の話や、幼いとき七代目の弁天小僧を見て歌舞伎俳優になろうと決めた「父の背中」など。新菊之助は、もう少し丑之助でいたかった話「菊之助になる覚悟」や、憧れであり目標でもある歌舞伎役者「大好きな二人の祖父」などを語っています。祖父・七代目菊五郎は、自分の襲名時と今回の襲名について、当時の写真とともにふり返る「二人の菊五郎」の話、菊五郎劇団の諸先輩への思いを馳せる「自分らしい音羽屋の芸」についてなど。いずれも読み応えのある内容です。

音羽屋の長年の贔屓筋である「神田の家 井政」で実現した鼎談。祖父に身振り手振りで役柄について教えてもらい、襲名に向けた有意義な時間に。

新菊之助から、ひーま(祖父)、お父さんへ質問状……

「一番好きなお芝居は?」「どうすれば緊張しませんか?」

親子三代が集った歌舞伎談義も実現しました。新菊之助がインタビュアーになって、舞台のこと、役者の心構えなど、ふだんは聞きにくいことを質問にまとめて挑みました。和気あいあいの鼎談も存分にお楽しみください。そのほか、懐かしいプライベート写真が登場する「音羽屋あの頃」、江戸から続く菊五郎家代々の歴史も紹介。音羽屋、菊五郎家への知識が一層広がります。

「この本を読み返すたびに、菊五郎襲名時の気持ちを忘れないでいきたいです」(八代目菊五郞)。

「丑之助を名乗ってから菊之助になるまでの、僕のすべてが詰まっている本です」(六代目菊之助)。

思い出の写真も満載。新菊五郎がまだ中学三年生だった丑之助時代に親子三代で共演した『京鹿子娘三人道成寺』。祖父の尾上梅幸、父・七代目菊五郎と。1992年歌舞伎座(写真/松竹)

著者プロフィール

八代目 尾上菊五郎

1977年生まれ。七代目尾上菊五郎の長男。1984年六代目尾上丑之助を名乗り初舞台。1996年『弁天娘女男白浪』の弁天小僧菊之助ほかで五代目尾上菊之助を襲名。立役では『髪結新三』の髪結新三、『魚屋宗五郎』の宗五郎、『人情噺文七元結』の左官長兵衛、『義経千本桜』の新中納言知盛、いがみの権太、源九郎狐の三役など、女形では『伽羅先代萩』の政岡、『摂州合邦辻』の玉手御前、『籠釣瓶花街酔醒』の兵庫屋八ツ橋など、舞踊では『春興鏡獅子』『京鹿子娘道成寺』『土蜘』などをはじめ、音羽屋ゆかりの芸から新たな役柄まで幅広い分野で高い評価を得る。2005年『NINAGAWA十二夜』でシェイクスピア作品を歌舞伎として上演。同作品はイギリスでも上演され、高い評価を得る。2017年『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』、2019年『風の谷のナウシカ』、2023年『ファイナルファンタジーX』など新作歌舞伎にも積極的に取り組む。映画「犬神家の一族」、テレビドラマ「下町ロケット」「グランメゾン東京」「カムカムエヴリバディ」などでも幅広く活躍。2022年第73回芸術選奨文部科学大臣賞ほか受賞多数。屋号、音羽屋。2025年5月八代目菊五郎襲名。息子の六代目菊之助との同時襲名を祝した『音羽屋三代 八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助襲名記念』を小学館より出版。

六代目 尾上菊之助

2013年生まれ。八代目尾上菊五郎の長男。祖父は七代目尾上菊五郎、二代目中村吉右衛門。2016年初お目見得。2019 年『絵本牛若丸』の源牛若丸で七代目尾上丑之助を名乗り初舞台。直近の舞台に、2024年『菅原伝授手習鑑 寺子屋』の小太郎、『伽羅先代萩』の千松がある。この他に2022 年『鼠小紋春着雛形 鼠小僧次郎吉』の蜆売り三吉、『近江源氏先陣館 盛綱陣屋』の小四郎、『土蜘』の太刀持音若、『風の谷のナウシカ』の幼き王蟲の精、『藤戸』の浜の童和吉、『義経千本桜』の銀平娘お安実は安徳帝、2023年『遠山桜天保日記』の尾花屋丁稚辰吉、『ファイナルファンタジーX』の幼少期のティーダ、祈り子、『連獅子』の狂言師左近後に仔獅子の精、『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』の我斗風鬼写、ガネーシャなどを演じている。屋号、音羽屋。2025年5月11歳で六代目菊之助襲名。今回発売の『音羽屋三代 八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助襲名記念』(小学館)は、父との共著で自身初の書籍となる。

撮影/岡本隆史

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会社概要

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URL
http://www.shogakukan.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
03-3230-5375
代表者名
相賀信宏
上場
未上場
資本金
1億4700万円
設立
1922年08月