児童書レーベルの文学賞「第5回角川つばさ文庫小説賞」受賞作品が決定!!2018年に10周年を迎える児童書No.1シェアレーベル※「角川つばさ文庫」が選びぬいた受賞作品が決定!

一般部門「世界一クラブ」が金賞受賞 こども部門「空き缶をけっただけの話」がグランプリ受賞!

 株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原 眞樹)は、2018年に10周年を迎える小・中学生を読者対象とした児童書レーベル「角川つばさ文庫」において、「角川つばさ文庫小説賞」を運営しております。この度第5回目となる贈賞式が開催されましたので、お知らせいたします。

 「角川つばさ文庫小説賞」は、小・中学生のこどもたちにもっと読書を楽しんでもらいたいという願いを込めて創設。読み手であるこどもたちが「読みたい!」と思う小説を、自ら「書ける」場を提供しております。
 一般部門の大賞・金賞受賞作は、「角川つばさ文庫」からの出版を前提としており、同レーベルの人気シリーズの一つである『こわいもの係』は、2013年開催の「第1回角川つばさ文庫小説賞」の大賞を受賞した床丸迷人先生のデビュー作です。
 今年の金賞受賞作品『世界一クラブ』も2017年秋頃の刊行が決定!新たな作家の誕生にご注目ください。


2018年に創刊10周年を迎える「角川つばさ文庫」は児童文庫シェアNo.1※
 角川つばさ文庫では、『ぼくらの七日間戦争』などの『ぼくら』シリーズ(累計195万部)、『新訳 ふしぎの国のアリス』など『新訳アリス』シリーズ(累計52万部)、『怪盗レッド』シリーズ(累計85万部)、『こわいもの係』シリーズ(累計60万部)と、数々の大人気シリーズをはじめとする数多くのエンタテインメント作品がラインアップされております。
 来年の創刊10周年企画にも是非ともご期待下さい!

※2012-2015年児童文庫レーベルトップシェア。引用:公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所「2015年版出版指標年報」
 
  • 一般部門 《金賞》 受賞作品 概要

 

『世界一クラブ』大空なつき
■あらすじ■ 徳川光一は、三ツ谷小六年の男子。「世界一、博識な小学生」だ。始業式の朝、光一は幼なじみで「柔道世界一の小学生」すみれとともに登校した。だが学校は、脱獄犯が立てこもり、閉鎖されていた!脱獄犯が、あこがれの図書館司書・橋本先生を人質にしていると聞いた光一は、クラスメートの 「世界一のものまね小学生」健太、 「世界一の美少女小学生」クリス、 となりのクラスの生徒で、 実は 「世界一の忍び小学生」である和馬を仲間にひきこんで、先生救出作戦をくわだてる!「世界ークラブ」の結成だ!

 

■受賞のことば■ 子どものころから読書に夢中で、毎日読んだ本を振り返っては「こんなキャラクターを入れたい」「こんな事件を起こしたい」と考えながら眠りについていました。つらいときも苦しいときも、色々な物語からたくさんのエネルギーをもらってきました。そんな本を私も書きたいと物語をつづりはじめ、こうしてスタートラインに立つことができ、感無量です。これから世界一クラブのメンバーとともに、夢とスリルがいっぱいつまった物語をお届けしてきたいと思います。そうそうたる受賞作のならぶ「角川つばさ文庫小説賞」の第5回受賞者として、その名に恥じぬよう精進してまいります。なにとぞよろしくお願いいたします。

■著者プロフィール■ 大空なつき。東京都在住。趣味は、愛用のクロスバイクでのサイクリング。知らない道を通るのが好きです。いちごと生クリームが大好物
 
  • ​こども部門 グランプリ


『空き缶をけっただけの話』 猫目そら (中学1年)
■あらすじ■ 披露宴で、「新郎新婦を結びつけた」というエピソードが語られ始める。すべての始まりは、新婦がけった空き缶だった。空き缶は、ゴミバコを倒し、新婦はいそいで片づけた。そばにいた老人も手伝う。老人は近づいてきた少年にジュースを奢る。家に帰った少年は、姉に老人の話をする。スーパーにお使いに行った姉はおつりを忘れ、レジのおばさんがおいかけてくる。レジのおばさんは青年にぶつかる。その青年こそが、披露宴の主役である新郎で……!?

■選評■ 冒頭シーンから「いったいなにがおこるんだろう?」と物語に引き込まれました。視点人物がどんどん替わっていきますが、それぞれの語り口調や、漢字の使い方を変えたりと、読み手にはっきりと差がわかるように工夫されています。一つ一つのエピソードがむすびついていく展開には、先を予想させないわくわく感があり、中学一年生とは思えない力量が感じられました。読んだ後、ふんわりとあたたかい気持ちにしてくれるファンタジーで、最後のオチも見事に決まっていました。

■作品を書いたきっかけ■ いろいろな人がささいなことでつながっていて、皆が笑顔になれるようなストーリーを考えたいと思ったのが書いたきっかけです。
 
  • こども部門 準グランプリ

 

『生きる意味を探して』 プロキオン (小学6年)
■あらすじ■ クラスで仲間はずれにされ、家にも自分の居場所がない紗奈。もう生きていたくないと、冥界へ連れて行ってくれるという番人とともに冥界へ向かう覚悟を決める。だけど、仙人や、生きられなかったことを後悔している霧の魔女たちが死を選んだ紗奈を責める。そして、紗奈が導き出した答えは——。

■作品を書いたきっかけ■ 人生は生きているだけで楽しくて、一回だけのチャンスなんだということを私は本から学びました。それを自分が書くことによって他の人へ伝えたいと思ったからです。
 

『死神さんと七不思議』日部星花 (中学3年)
■あらすじ■ 一也はいつも入りびたっている図書室で死神の少女と出会う。霊感の高さを見いだされて、なかば強引に学校の七不思議の調査を手伝うことに。まずは五年一組の教室に行くが、怪異の正体は霊ではなく図書館司書の女性だった。なぜ彼女はそんな行動を?一也は死神から、「思い出せ」と迫られる。

■作品を書いたきっかけ■ 子供の頃から好きだったファンタジーを、学校を舞台にして自分でも書いてみようと思いました。
 
  • 一般部門 選考委員 選評

 

あいはらひろゆき 様 作家。著書に「くまのがっこう」「がんばれ!ルルロロ」「クローバーフレンズ」など。
 今年の「角川つばさ文庫小説賞」は、残念ながら大賞受賞者はなしという結果になりました。
読み応えのある魅力的な作品もありましたが、さらに大きく花開いてもらうためにもあえて厳しい選考が必要だろうと選考委員一同で判断した結果です。ご理解ください。
その中で唯一、金賞をとったのが『世界一クラブ』です。この作品は一級のエンタテインメント作品としての十分な可能性を感じました。様々な分野での「世界一」たちがクラブを結成し難事件の解決にあたるというフレームは、ヒットシリーズの誕生を予感させます。ただ、期待が大きいだけに課題も目につきます。5人の「世界一」や脱獄犯、警察など登場するキャラクターたちの作り込みが甘い点が特に気になります。本の刊行までに、もう一度キャラクターをじっくり練り上げ、魅力的な作品に仕上げていただくことを期待します。

 

宗田 理 様 作家。代表作『ぼくらの七日間戦争』。「ぼくら」シリーズは角川つばさ文庫でも大人気。
 『世界一クラブ』は、世界一の能力を持った小学生5人が、学校に立てこもった脱獄犯から先生を救出するストーリーで、一気に読めるおもしろさがあった。物語の大半は一晩の救出作戦だが、そこもよく書きこまれていた。
ただ、こういう場合は、敵も世界一に匹敵するくらいのワルであってほしい。また、この脱獄犯たちは、なぜ学校に忍び込んだのか。そこにもっとも理由が必要だ。あともう一つ、主人公たちに加えたいのがドジな仲間である。あんまり優秀な者ばかりでは単調になってしまう。
以上のような点が物足りなかったため、大賞には漏れてしまったが、読み手を惹きこむ筆力と作者の将来性を買って、この作品を金賞に選んだ。
 

本上まなみ 様 女優、タレントとして活躍する他、エッセイや絵本などの著作も多数。
 『世界一クラブ』は、宗田理先生の「ぼくら」シリーズを継承するような少年少女の群像劇。人質となった教師をチームワークを駆使して助ける物語はテンポよく、楽しく読むことができました。犯人たちのキャラクターを描き分けることができれば、さらに厚みのある作品になるでしょう。脱獄犯が集団でありながら画ー的に見えてしまった点と、警察チームの間抜けっぷりが目立った点でドキドキ感が薄れたのが惜しかった。主人公たちに相応しい「手強い奴ら」を準備していただきたいです。体力、頭脳、ハズしのユーモア…彼ら彼女らが「世界一」を名乗るのも納得、という活躍をして欲しい!という期待をこめ、金賞となりました。


 
  • 「角川つばさ文庫小説賞」とは
「角川つばさ文庫小説賞」は、小・中学生のこどもたちにもっと読書を楽しんでもらいたい、という願いを込めて2011年9月に創設された小説賞です。

■ 一般部門 ■  角川つばさ文庫での出版を前提。
1ページ40字×28行の縦書きプリントアウトで70ページ以上100ページ以内。
角川つばさ文庫に収録するにふさわしい、エンタテインメント作品を募集。9~13歳の児童を読者と想定。
ジャンル不問。未発表、未投稿のオリジナル作品に限定。未完の作品は選考対象外。
◇選考委員 : あいはらひろゆき・宗田理・本上まなみ(敬称略・五十音順)
◇賞の種類 : 大賞=正賞:盾 副賞:50万円、金賞=正賞:賞状 副賞:30万円、銀賞=正賞:賞状 副賞:10万円
◇応募資格 : 年齢不問、プロ・アマチュア不問

■ こども部門(中学生以下) ■  こども部門受賞作品は刊行予定なし。
小・中学生であるお子さん自身が、書きたい!読みたい!小説を募集。
400字詰め原稿用紙30枚以内。ジャンル不問。応募は1人1作品まで。未発表、未投稿の作品に限定。
◇選考委員 : 角川つばさ文庫小説賞実行委員会
◇賞の種類 : グランプリ=正賞:賞状 副賞:図書カード1万円、入賞=正賞:賞状 副賞:図書カード1千円
◇応募資格 : 中学3年生以下

■ 第6回 応募受付期間   ■  2017年7月1日(土)~8月31日(木)(当日消印有効)
■   公式ホームページ      ■   http://www.tsubasabunko.jp/award/
 

 

  • 「角川つばさ文庫」とは


 2009年3月創刊。「次はどんな本を読もう?」そんな子どもたちの「読みたい気持ち」を応援する、KADOKAWAが発行する児童文庫レーベル。KADOKAWAの持つコンテンツや 読者を楽しませるノウハウを子どもたちのために駆使し、青春、冒険、ファンタジー、恋愛、学園、SF、ミステリー、    ホラーなど幅広いジャンルの作品を刊行しています。    レーベル名には、物語の世界を自分の「つばさ」で自由   自在に飛び、自分で未来をきりひらいてほしい。本をひらけば、いつでも、どこへでも・・・そんな願いが込められて  います。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』『新訳 ふしぎの国のアリス』『怪盗レッド』『こわいもの係』シリーズなど。毎月15日発行。
 2018年に迎える10周年に向けて、各種企画等を検討しております。

 

■   公式ホームページ   ■     http://www.tsubasabunko.jp

 

  • 「第5回角川つばさ文庫小説賞」受賞作品


一般部門  応募作品数  126作品                         ※大賞の該当作品なし

≪大賞≫ 該当なし  
≪金賞≫ 世界一クラブ 大空なつき


こども部門  応募作品数 402作品

≪グランプリ≫ 「空き缶をけっただけの話」 猫目そら(ねこめそら) 中学1年・栃木県
≪準グランプリ≫ 「生きる意味を探して」 プロキオン 小学6年・千葉県
≪準グランプリ≫ 「死神さんと七不思議」 日部 星花
(ひべせいか)
中学3年・神奈川県
小学校低学年の部特別賞 「ぶどうたちの手紙」 川上 よしみ
(かわかみよしみ)
小学2年・東京都
小学校中学年の部
特別賞
「新友・親友」 クロモモ 小学4年・東京都
小学校高学年の部特別賞 「じーじーZ」 石井 柚希
(いしいゆずき)
小学5年・茨城県
中学生の部
特別賞
「夏は奇跡を起こしてくれる」 中生 学
(なかきまなぶ)
中学3年・福岡県


≪入賞≫

「チェンジ!!!」KANON(カノン)/小学4年・広島県
「がんばれ新米先生」カッキー・スノーグル/小学5年・愛知県
「海の宝物クラ!~金色に光るどうくつのナゾ!?~」羽田 翼(はねだつばさ)/小学5年・神奈川県
「封印おんせん旅館」柊子(とうこ)/小学6年・Brazil
「心屋と鉄砲百合」針瀬 心春(はりせこはる)/小学6年・東京都
「恋のお悩みは恋実におまかせ☆」江田 愛來(えだあこ)/小学6年・岡山県
「真冬の贈り物」磯江 穂(いそえみのり)/小学6年・東京都
「悩み館」Boo(ブー)/小学6年・山梨県
「星に願いを」東島 すみれ(とうじますみれ)/小学6年・東京都
「魔女と私の不思議な一日間」ゆっきー/小学6年・大阪府
「空想マイク」三木 風果(みきふうか)/中学1年・千葉県
「偽りと真実と、とある姉弟」伊豆 彪芽(いずあやめ)/中学2年・北海道
「悪夢の結末-BAD DREAM THE END-」かつあき/中学2年・千葉県
「History」ひぽねん/中学2年・広島県
「桜馬、大切な君」神無月 紗華(かんなづきすずか)/中学2年・愛知県
「明日真千歳」高川(たかがわ)/中学2年・石川県
「ぼくらのさがしもの」櫻糀 瑚子(さくらこうじここ)/中学2年・宮城県
「声のない少女」柊 織之助(ひらいぎおりのすけ)/中学3年・愛知県
「私の好きな本とお菓子」葉月スズカ(はづきすずか)/中学3年・宮城県

 

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