“馳 星周氏の最高傑作”との声!原点回帰のダークなクライムノベル『暗手』4月26日発売!Web上で無料試読もスタート
株式会社KADOKAWAより、馳 星周(はせ・せいしゅう)氏の長編小説『暗手』(あんしゅ)を4月26日(水)に発売いたします。なおこれに先駆け、冒頭46ページ分と著者インタビューが読める『暗手【無料試し読み特別版】』の配信も本日スタート(http://bit.ly/2ofHZRW)。本作は、殺人を重ねイタリアに逃れた男が、サッカー賭博の八百長の仕掛け役として、虚無感と絶望に苛まれながらも生き抜く姿を描いた、究極のクライムノベルです。
発売前から絶賛の声、続々!!(順不同)
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言い訳はしない。赦しも求めない。ただ傷ついたまま、男はより深い闇へと分け入る。
破滅へと向かう独りよがりの自我を描かせたら、やはり馳 星周はピカイチだ。
――作家 東山彰良氏
これだこれだこれだ、これこそ馳 星周だ!懐かしい馳 星周が帰ってきた。
いちだんと洗練され、いちだんと哀愁を濃くして。――文芸評論家 池上冬樹氏
一度地獄に堕ちた人間をさらに突き落とす。これは馳 星周にしか書けない、もっとも危険で哀しいゲームだ。
――書評家 杉江松恋氏
『夜光虫』から19年。主人公・加倉昭彦の復活は、馳 星周の新たな可能性を拓いた。
裏社会で蠢く、血に飢えた男たちの姿に胃の腑が抉られる。弩級のエンターテインメントだ。
――書評家 東 えりか氏
最初の1ページで、一撃で、否応無しに物語世界に引きずり込まれる。死なずに、生きる。
それは大きな決断なのだと、この小説は言う。死なずに、生きろ!この小説は、そう言う。
自己記録を更新し続ける馳 星周の、完全なる最高傑作。――書評家 吉田大助氏
ラストまで手が止まらない。“いま”にふさわしい、新たなノワール小説の発火点。
まさにエポックメイキングな作品だ!
――書評家 タカザワケンジ氏
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デビュー作『不夜城』がベストセラーになり、ダークヒーローものの名手として数々の文学賞を受賞してきた馳 星周氏。近年は、家族小説や古代史小説、コメディ小説へも活躍の幅を広げてきました。そんな著者がデビュー20余年を経て放つ最新作『暗手』は、イタリアのサッカー賭博をテーマにした、原点回帰のダークなクライムノベルです。物語のドライヴ感はそのままに、より哀愁を増し洗練された集大成とも呼べる作品となりました。昔からのファンも、馳作品を知らなかった読者も痺れること間違いなしの、一気読み必至の傑作です!
『暗手【無料試し読み特別版】』を、BOOK☆WALKER(http://bit.ly/2ofHZRW)ほか主要電子書店で配信中! ・収録内容:本文冒頭から46ページ分、および本作への思いを語った著者インタビュー(連載開始時のインタビュー一部改編) |
■『暗手』について
男は愛の記憶を胸に、非情すぎる運命に立ち向かうーー。
『不夜城』『夜光虫』の衝撃から20年。究極のクライムノベル誕生!
台湾のプロ野球で八百長に手を染め、罪から逃れるために次々と殺しを重ねた加倉昭彦。居場所を失い、顔も名前も変えて過去を抹消、逃れ着いたのはサッカーの地イタリアだった――。イタリアの黒社会では、殺し以外の仕事なら何でも請け負い、いつしか「暗手」と呼ばれるようになっていた。そんなある日、サッカー賭博の帝王・王天から、中堅チームに所属する日本人ゴールキーパー・大森怜央に八百長をさせろとの依頼が舞い込む。計画実行に向けて着実に準備を進めていく加倉だったが、大森の姉の写真を目にしてから過去の記憶がよみがえり、計画の歯車が狂い始める……。
【書誌情報】地域により発売日が前後する場合があります。
作品名:『暗手』
著者名:馳 星周
発売日:2017年4月26日(水)
定価:本体1,600円+税
体裁:四六判上製 / 頁数:464頁
初出:「小説 野性時代」2015年12月号~2016年12月号
発行:株式会社KADOKAWA
☆詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000269/
☆電子書籍も同日発売!
■著者紹介 馳 星周(はせ・せいしゅう)
1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(ルビ:レクイエム)不夜城Ⅱ』で第51回日本推理作家協会賞、同年には『不夜城』が映画化され話題に。99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。『夜光虫』『マンゴー・レイン』など著書多数。近著に『アンタッチャブル』『陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ』『神奈備』『比ぶ者なき』がある。
★本作主人公の過去を描いた前日譚『夜光虫』、絶賛発売中!
(角川文庫 定価:本体857円+税)
プロ野球界のヒーロー加倉昭彦は栄光に彩られた人生を送るはずだった。しかし、肩の故障が彼を襲う。引退、事業の失敗、莫大な借金……諦めきれない加倉は台湾に渡り、八百長野球に手を染めた。
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