開校初年度に生徒数2000人を突破したネットの高校「N高」の秘密を描いた書籍が発売!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、単行本『ネットの高校、はじめました。』を2017年4月14日に発売いたします。
本書の題材である学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校は、出版社であり、IT企業であるカドカワ株式会社がつくった通信制の高校です。2016年4月の開校初年度から2000人を超える生徒が入学し、そのインパクトは大きく、「日経ビジネス」誌をはじめ多くの媒体で取り上げられました。中高生の不登校が社会問題化し、学びの多様化が叫ばれる中、N高が目指す教育革命とは何か。実際に通う生徒やその親にインタビューを重ね、またカドカワの川上量生代表取締役社長の思いや狙いなども収録いたしました。
【川上量生(カドカワ株式会社代表取締役社長/学校法人角川ドワンゴ学園理事)メッセージ】
昨年、KADOKAWA・ドワンゴグループが協同で開設したネットの高校「N高等学校」は、今年の4月に初年度の2倍近い2002人の新入生を迎え、無事に2年目をスタートすることができました。新設の通信制高校としては異例のスピードだということです。
全日制普通高校に行けない生徒の受け皿としての通信制高校ではなく、全日制高校と比較した上で生徒に選択される未来の「ネットの高校」を作るんだという僕らの決意。そういった理念が、世の中の多くのみなさまに評価いただき、見えない多くの支援の力をいただいたおかげだと、深く感謝する次第です。
このたび、僕らのN高校の開校までの苦労と、その後の悪戦苦闘の最初の1年間を取材していただいた本が発売されることになりました。
教育という人間の一生を左右する分野において、新しいチャレンジが世の中に認められるには非常に時間がかかることでしょう。
僕らが挑戦しているN高校という小さな革命が、教育の世界にたてたさざなみが広がり、少しでも大きな波をつくる一助に、この本がなればと願っています。
【内容】
カドカワがつくった「ネットの高校」、N高等学校(N高)。N高でおこなわれているのは、ニコニコ動画のようにコメントが流れるネット授業、ゲームの世界を探検するネット遠足、1年でプロ級の技術を身につけられる超ハイレベルなプログラミング教育……。それだけだと、架空の学校かのように聞こえる。しかしN高は、正式な高校卒業の資格がとれる「高校」なのだ。いったい、N高ではどんな授業がおこなわれ、どんな学校生活が待っているのか?
【目次】
はじめに
N高ってなんだ?
N高のリアル
N高のはじまり
N高の考えかた
N高の未来
【著者】
崎谷実穂(さきや・みほ)
フリーランスライター。北海道生まれ。お茶の水女子大学卒。人材系企業の制作部で求人広告や企業パンフレットのコピーライティングを経験した後、広告制作会社に転職。新聞の記事広告の仕事を専属で担当し、100名以上の著名人・タレントなどに取材。独立後はビジネス系の記事、書籍のライティング・編集を中心に活動。著書に『Twitter カンバセーション・マーケティング ビジネスを成功に導く“会話”の正体』(日本経済新聞出版社)、共著に『混ぜる教育 80ヵ国の学生が学ぶ立命館アジア太平洋大学APUの秘密』(日経BP社)、構成協力に『ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち』(日経BP社)がある。
【書誌情報】
『ネットの高校、はじめました。 新設校「N高」の教育革命』
崎谷実穂
版型:四六判並製単行本
カバー題字:鈴木敏夫 学校法人角川ドワンゴ学園理事
発売日:2017年4月14日(金)
定価:(本体1400円+税)
ISBN:978-4-04-105476-5
発行:株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/product/321611000872/
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