「第70回トニー賞」受賞結果!:時代を変えた作品「ハミルトン」が11部門受賞!!まさに“ハミルトニー”ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞など11部門独占!
6月13日(現地時間12日)、アメリカ演劇界で最も権威のある「第70回トニー賞授賞式」が開催。WOWOWでは世界最高レベルの歌唱パフォーマンスが繰り広げられる華やかな授賞式の模様をニューヨークのビーコン・シアターから生中継した。
トニー賞史上最多となる13部門16ノミネートの「ハミルトン」はミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(レスリー・オドム・ジュニア)、など11部門で受賞。事前にNYへ行き同舞台を観た井上は「見たときの興奮を思い出した。ラップしながらちゃんとお芝居をしているのが新しい。すごく完成度の高い作品」と絶賛。また同じく同舞台を見た宮本は「ラップの本質である訴える力がある。ラップの可能性が広がった」と分析した。八嶋は「生のパフォーマンスを見てないのはスタジオで私だけ」と悔しがっていた。井上の一押しで、三浦が「舞台と衣装がカラフルで綺麗」と語った「シー・ラブズ・ミー」がミュージカル装置デザイン賞を受賞。岸谷は「Kinky Boots」初演でローラ役を演じ、「シャッフル・アロング」に出演のビリー・ポーターに触れ、貰ったサインを披露。三浦も「最も尊敬する人」と語った。最後に「ハミルトン」がミュージカル作品賞を受賞すると、宮本は「そりゃそうだ。時代を変えたんだから」と納得。乱射事件も含め「今回は普通のトニー賞ではなかった。時代の変革を感じる」と語った。
ミュージカル主演女優賞を受賞した「カラーパープル」のシンシア・エリヴォは「メイクさんに怒られるから絶対に泣かない」と言いながら涙を流し、「時代を選ばない、ずっと通じる物語です。ストーリーを語る必要な手立てを作ってくれて、ステージ上で私をより強い女性にしてくれて有難う」と語った。
ミュージカル作品賞を含む11部門受賞した「ハミルトン」は、オーランドの銃乱射事件を受け、「ハミルトン」のパフォーマンスでは小道具のマスケット銃の使用をやめると事前に発表した。オープニングではレスリー・オドム・ジュニア率いるキャストが“ALEXANDER HAMILTON”でコーデンとパロディを披露。舞台では、オバマ大統領夫妻も映像で「若者のエネルギーをヒップホップで表現している。アメリカの夢、若者のハングリーが描かれている」とコメント。リン=マヌエル・ミランダ、レスリー・オドム・ジュニア、フィリッパ・スー他勢ぞろいのキャストによるパフォーマンスでエネルギー溢れる“HISTORY HAS IT’S EYES ON YOU”を披露。会場は大いなる盛り上がりをみせた。
他にも、「スクール・オブ・ロック」からはアレックス・ブライトマンが子役キャストたちと“YOU’RE IN THE BAND”を披露。「シャッフル・アロング」はキャストの揃ったダンスが圧巻な “BROADWAY BLUES”を披露。「シー・ラヴズ・ミー」では“ILONA”“SHE LOVES ME”“VANILLA ICE CREAM”の3曲を披露。「屋根の上のヴァイオリン弾き」では“SUNRISE,SUNSET”“THE WEDDING”の2曲で結婚式のパフォーマンスを披露。「ブライト・スター」では、カルメン・キューザックが“IF YOU KNEW MY STORY”を熱唱。「春のめざめ」では “MAMA WHO BORE ME”“THE BITCH OF LIVING”を手話のダンスで披露。「ウェイトレス」では“OPENING UP”とピアノ弾き語りから始まる “SHE USED TO BE MINE”を披露。ミュージカル・リバイバル賞を受賞した「カラーパープル」では、パワフルな“MYSTERIOUS WAYS”、ソウルフルな“I’M HERE”を披露、スタンディングオベーションとなった。ノミネート作品以外からは、自伝ニュージカル「オン・ユア・フィート!」で、グロリア・エステファンが圧巻のパフォーマンスを披露した。
演劇部門では家族を描いた「ザ・ヒューマンズ」が作品賞を受賞。
主演男優賞を受賞した「ザ・ファーザー」のフランク・ランジェラは「感謝の名前を読み上げるよりも、オーランドで本日起こったことを話したい」と言い、「悪い事が起きたとき我々には3つの選択肢がある。我々は定義づけられるか、破滅するか、強くなるか――。厳しい現実に直面したが、是非皆に強くなってもらいたい。一歩づつ皆と共に歩んで行きたい」と強く語った。
主演女優賞を受賞した「夜への長い旅路」のジェシカ・ラングは「夢が叶いました。今日は悲しい日なんですが、最高の気分です。」と語った。
各賞のプレゼンターもセレブリティぞろい。ミュージカル作品賞でバーブラ・ストライサンドが46年ぶりにトニー賞のステージに登場し、オプラ・ウィンフリー、ケイト・ブランシェット、キャロル・キング、ジェイク・ギレンホール、ネイサン・レイン、スティーブ・マーティンら、海外ドラマやハリウッド映画でお馴染みのスターがドレスアップして登場した。
<主な受賞結果>
★演劇作品賞 「ザ・ヒューマンズ」
★ミュージカル作品賞 「ハミルトン」
★演劇リバイバル作品賞 「橋からの眺め」
★ミュージカル・リバイバル賞 「カラーパープル」
★演劇主演男優賞 フランク・ランジェラ 「ザ・ファーザー」
★演劇主演女優賞 ジェシカ・ラング 「夜への長い旅路」
★ミュージカル主演男優賞 レスリー・オドム・ジュニア 「ハミルトン」
★ミュージカル主演女優賞 シンシア・エリヴォ「カラーパープル」
http://www.wowow.co.jp/stage/tony/
トニー賞放送記念 ミュージカル映画特集
「第70回トニー賞授賞式」を記念した、古今東西のミュージカル映画を集めた特集。ブロードウェイ舞台やその原作を映画化した名作も満載。
詳しくは、http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/010946.php
特集:3週連続“僕こそ井上芳雄!”よしお本祭り
「漂流劇 ひょっこりひょうたん島」串田和美×井上芳雄×安蘭けい、井上芳雄 シングス ディズニー ~ドリーム・ゴーズ・オン!、帝劇ミュージカル「モーツァルト!」他
詳しくは、http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/011267.php
オープニングでは司会のジェームズ・コーデンが12日未明に起きたオーランドの銃乱射事件に触れ、全ての人にとっての悲劇だと語った。
日本のスタジオでは案内役の宮本亜門と八嶋智人が授賞式の模様を紹介。さらに、WOWOWスペシャル・サポーターである俳優の井上芳雄と演劇ジャーナリスト影山雄成、「Kinky Boots」より岸谷五朗、三浦春馬がゲストとして登場した。井上芳雄はオープニングで「ショウほど素敵な商売はない」のパフォーマンスを披露(6月18日(土)の字幕版では、別バージョンでお届けいたします)。エンディングはミュージカル「ジャージー・ボーイズ」より中川晃教、藤岡正明、中河内雅貴、海宝直人、矢崎 広、福井晶一、吉原光夫が登場し、スペシャルメドレーを披露した。トニー賞史上最多となる13部門16ノミネートの「ハミルトン」はミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞(レスリー・オドム・ジュニア)、など11部門で受賞。事前にNYへ行き同舞台を観た井上は「見たときの興奮を思い出した。ラップしながらちゃんとお芝居をしているのが新しい。すごく完成度の高い作品」と絶賛。また同じく同舞台を見た宮本は「ラップの本質である訴える力がある。ラップの可能性が広がった」と分析した。八嶋は「生のパフォーマンスを見てないのはスタジオで私だけ」と悔しがっていた。井上の一押しで、三浦が「舞台と衣装がカラフルで綺麗」と語った「シー・ラブズ・ミー」がミュージカル装置デザイン賞を受賞。岸谷は「Kinky Boots」初演でローラ役を演じ、「シャッフル・アロング」に出演のビリー・ポーターに触れ、貰ったサインを披露。三浦も「最も尊敬する人」と語った。最後に「ハミルトン」がミュージカル作品賞を受賞すると、宮本は「そりゃそうだ。時代を変えたんだから」と納得。乱射事件も含め「今回は普通のトニー賞ではなかった。時代の変革を感じる」と語った。
今回の司会は、2012年にコメディ「ワン・マン、ツー・ガヴナーズ」でトニー賞演劇主演男優賞を受賞したジェームズ・コーデン。映画『イントゥ・ザ・ウッズ』などにも出演。2015年、米・人気長寿トークショー「ザ・レイト・レイト・ショー」の司会に抜擢され、親しみやすいトークで人気が爆発、5年間の契約が延長された。コーデンは12日未明に起きたオーランドの銃乱射事件に触れ、全ての人にとっての悲劇だと語り「第70回トニー賞授賞式」が始まった。オープニングから「ハミルトン」のパロディを披露。会場を沸かせた。さらに今年70周年となるトニー賞の歴史を振り返る、歴代のミュージカルをふんだんに詰め込んだパワフルなパフォーマンスを披露した。また、今回は「ハミルトン」が劇場に入れない人のために劇場外でパフォーマンスをするように、会場外でもパフォーマンスを披露。キャストたちが次々と会場外でもパフォーマスを披露した。
ミュージカル主演男優賞を受賞した「ハミルトン」のレスリー・オドム・ジュニアは「リン=マヌエル・ミランダは新しいビジョンを与えてくれた。無限の可能性、友情に感謝したい。いろいろ役柄に疑問があったが、その疑問を払拭したのは愛情です」と語った。
ミュージカル主演女優賞を受賞した「カラーパープル」のシンシア・エリヴォは「メイクさんに怒られるから絶対に泣かない」と言いながら涙を流し、「時代を選ばない、ずっと通じる物語です。ストーリーを語る必要な手立てを作ってくれて、ステージ上で私をより強い女性にしてくれて有難う」と語った。
ミュージカル作品賞を含む11部門受賞した「ハミルトン」は、オーランドの銃乱射事件を受け、「ハミルトン」のパフォーマンスでは小道具のマスケット銃の使用をやめると事前に発表した。オープニングではレスリー・オドム・ジュニア率いるキャストが“ALEXANDER HAMILTON”でコーデンとパロディを披露。舞台では、オバマ大統領夫妻も映像で「若者のエネルギーをヒップホップで表現している。アメリカの夢、若者のハングリーが描かれている」とコメント。リン=マヌエル・ミランダ、レスリー・オドム・ジュニア、フィリッパ・スー他勢ぞろいのキャストによるパフォーマンスでエネルギー溢れる“HISTORY HAS IT’S EYES ON YOU”を披露。会場は大いなる盛り上がりをみせた。
他にも、「スクール・オブ・ロック」からはアレックス・ブライトマンが子役キャストたちと“YOU’RE IN THE BAND”を披露。「シャッフル・アロング」はキャストの揃ったダンスが圧巻な “BROADWAY BLUES”を披露。「シー・ラヴズ・ミー」では“ILONA”“SHE LOVES ME”“VANILLA ICE CREAM”の3曲を披露。「屋根の上のヴァイオリン弾き」では“SUNRISE,SUNSET”“THE WEDDING”の2曲で結婚式のパフォーマンスを披露。「ブライト・スター」では、カルメン・キューザックが“IF YOU KNEW MY STORY”を熱唱。「春のめざめ」では “MAMA WHO BORE ME”“THE BITCH OF LIVING”を手話のダンスで披露。「ウェイトレス」では“OPENING UP”とピアノ弾き語りから始まる “SHE USED TO BE MINE”を披露。ミュージカル・リバイバル賞を受賞した「カラーパープル」では、パワフルな“MYSTERIOUS WAYS”、ソウルフルな“I’M HERE”を披露、スタンディングオベーションとなった。ノミネート作品以外からは、自伝ニュージカル「オン・ユア・フィート!」で、グロリア・エステファンが圧巻のパフォーマンスを披露した。
演劇部門では家族を描いた「ザ・ヒューマンズ」が作品賞を受賞。
主演男優賞を受賞した「ザ・ファーザー」のフランク・ランジェラは「感謝の名前を読み上げるよりも、オーランドで本日起こったことを話したい」と言い、「悪い事が起きたとき我々には3つの選択肢がある。我々は定義づけられるか、破滅するか、強くなるか――。厳しい現実に直面したが、是非皆に強くなってもらいたい。一歩づつ皆と共に歩んで行きたい」と強く語った。
主演女優賞を受賞した「夜への長い旅路」のジェシカ・ラングは「夢が叶いました。今日は悲しい日なんですが、最高の気分です。」と語った。
各賞のプレゼンターもセレブリティぞろい。ミュージカル作品賞でバーブラ・ストライサンドが46年ぶりにトニー賞のステージに登場し、オプラ・ウィンフリー、ケイト・ブランシェット、キャロル・キング、ジェイク・ギレンホール、ネイサン・レイン、スティーブ・マーティンら、海外ドラマやハリウッド映画でお馴染みのスターがドレスアップして登場した。
<主な受賞結果>
★演劇作品賞 「ザ・ヒューマンズ」
★ミュージカル作品賞 「ハミルトン」
★演劇リバイバル作品賞 「橋からの眺め」
★ミュージカル・リバイバル賞 「カラーパープル」
★演劇主演男優賞 フランク・ランジェラ 「ザ・ファーザー」
★演劇主演女優賞 ジェシカ・ラング 「夜への長い旅路」
★ミュージカル主演男優賞 レスリー・オドム・ジュニア 「ハミルトン」
★ミュージカル主演女優賞 シンシア・エリヴォ「カラーパープル」
「第70回トニー賞授賞式」(字幕版)6月18日(土) 午後7:00 WOWOWプライムで放送!
オンデマンドでも配信http://www.wowow.co.jp/stage/tony/
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詳しくは、http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/011267.php
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