「信号機のない横断歩道」一時停止率、岡山県は7.1%~全国平均21.3%、昨年の一時停止率13.4%を下回る~
なお、本調査は全国で8月12日から26日の間に実施され、各都道府県の結果もあわせてウェブサイトで公開しています。
■9割以上が止まらない。 昨年の一時停止率からは、ほぼ半減
調査は岡山県内の2箇所で実施し、信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象に行ったところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車は7.1%という結果となりました。
これは、全国平均21.3%に対して14.2%下回る数字で、昨年の一時停止率13.4%からは、ほぼ半減(前年比52.9%)しています。
このような現状を踏まえ、JAF岡山支部では支部職員が講師を務める交通安全講習会において、受講者に大人の60%~70%程度と言われている子ども(6才児)の視野の狭さを、紙製メガネ「チャイルドビジョン」を用いて疑似体験してもらい、横断歩道における一時停止による安全確認の重要性を啓発しています。
その他の都道府県の調査結果※や調査方法等については、ウェブサイトからご確認ください。
▼全国調査:信号機のない横断歩道実態調査 2020
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2020-crosswalk
調査場所の詳細、2017年までの各都道府県結果(傾向含む)は公表しておりません。
また、調査場所は各都道府県内2箇所ずつであり、市町村すべての道路で同様の数値(傾向)とは限りません。
■横断歩道では手前で減速、歩行者優先。横断者も意思表示を。
本来、交通ルールでは横断歩道に近づいた車両は横断する歩行者がいないことが明らかな場合を除き、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。さらに、横断歩道を横断しようとする歩行者があるときは、当該横断歩道の直前で一時停止し、かつ、その横断を妨げないようにしなければならないとして、「横断歩道における歩行者優先」を定めています。また、歩行者は横断をしようとする際には、左右の安全を確認するとともに、ドライバーに横断する意思表示をするなどして、お互いに安全に努めましょう。
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