コレサワ《らぶ、出張ツアー》ライブレポート

日本コロムビア株式会社

シンガーソングライターのコレサワが、《コレサワ LIVE TOUR 2023 らぶ、出張ツアー》東京公演を2023年8月4日(金)Zepp Hanedaにて開催した。

 シンガーソングライターのコレサワが、《コレサワ LIVE TOUR 2023 らぶ、出張ツアー》東京公演を2023年8月4日(金)Zepp Hanedaにて開催した。最新ミニアルバム『かわいくしながら待ってるね』を携えたこのツアーは、5月から全国20ヶ所で弾き語りライブを実施。本公演のみバンド編成で行われた。今年2月に同会場でワンマンライブを開催した際に“8月は(フロアを)いっぱいにして帰ってくるね”と述べていたが、その宣言通り本公演ではソールドアウトを果たし、全国各地からコレンズ(コレサワのファン)が集った。

 

 オープニングSEが鳴ると、バンドメンバーのひぐちけい(Gt)、なかむらしょーこ(Ba)、U(Dr)、北村真奈美(Key)、そしてコレサワが登場。最新作収録の「最後の行ってきます」の歌詞を会場に合わせて〈東京に出張が決まりましたので〉と歌い変え、ライブがスタートした。続く「あたしを彼女にしたいなら」では“よかったら一緒に歌って!”と呼びかけ大合唱が起き、序盤から温かなムードに。“今日は自分の楽しみたいように楽しんでもらえたら嬉しいです。いい一日にしましょう”と挨拶し、コレサワいわく“世界で一番簡単な振り付け”を行う「君のバンド」で一体感を高める。そして「彼氏はいません今夜だけ」で勢いを加速すると、5人全員でサングラスを装着してサマーソング「ペーパードライバー」を披露。切なくも躍動感のあるサウンドを響かせる。


“みんなはもう夏休みですか?”と客席に問いかけるなど、観客との掛け合いを楽しむコレサワ。ツアー唯一のバンド編成でのライブを見るために、北海道から九州・沖縄エリアまで、さまざまな地域からファンが集まったことが判明した。さらに“誰と来たかゲーム”という名のコール&レスポンスも行う。友達や恋人と訪れた人いれば、きょうだいや夫婦で、はたまた一人で足を運んだ人も。誰と来てもソロで来ても楽しませてくれる、そんなコレサワの魅力とファン層の広さを改めて実感する。 



 失恋ソングの「最後の彼女になりたかった」「さよなら恋人」を演奏するとメンバーがはけ、弾き語りコーナーへ。「君が帰った後には」をしっとりと爪弾く。今回のツアーについて“裏テーマでは、去年の8月でメジャーデビュー5周年を迎えたので、その感謝を伝えるツアーをやりたいなと思って。日本中なるべくたくさんの場所を回らせてもらいました。そういう節目とか記念のときに歌う曲を歌いたいと思います。これからもみんなの側で歌っていいですか?という曲です”と紹介したコレサワは、メジャーデビュー作『コレカラー』収録の「これから」を歌い上げる。アコースティックギターを力強く鳴らし真っ直ぐに歌を届ける彼女に、観客は熱い眼差しを向けていた。

 


 その後はコレサワと入れ替わりでメンバーが再び登場し、セッションを繰り広げる。軽快でコミカルなサウンドが奏でられる中、“らぶ便”と書かれた大きなダンボール箱がステージに運び込まれ、フロアでは巨大ねこじゃらしが配られた。すると、「にゃっ!」という声とともに、猫耳、猫の手のグローブ、しっぽを身に着けたコレサワが箱の中から出現。そのキュートな姿に歓声が上がる。猫愛に溢れた楽曲「にゃんにゃんにゃん」では観客がコレサワ手製のねこじゃらしを揺らすさまも印象的だった。ライブを続行するためコレサワが人間の姿に戻り、「あたしが死んでも」から後半に突入。“好きな人の好きなものは、私の嫌いなものでした”と、ぽつりと呟いて代表曲「たばこ」をエモーショナルに奏でる。



 “ここからはみんなでいっぱい歌ってワイワイするコーナーなんですけど、元気余ってますか?”という呼びかけから、「死ぬこと以外かすり傷」でヒートアップ。タオルを回したり手を上げたり大合唱したりと、観客は思いのままに楽しむ。さらに“みんなまだまだ行ける? この街が大好き!トーキョー!”と煽りインディーズ時代の楽曲「トーキョー」で畳み掛け、アッパーチューン「SPARK!!」で盛り上がりは最高潮に。「真っ赤な爪と牛乳」では、観客のペンライトでフロアが赤く染まった。

 


 “私はこの人生をいかに楽しく生きてやるかっていうのをずっと考えてて。みんなが楽しみをたくさん見つけられるように、ライブをしたり新しい曲を作ったり新しいMVを出したり、楽しみをどんどん作っていこうと思うので、これからも見守っていてください。みんなの人生がハッピーでありますように。願いを込めて歌います”と、決意と願いを持って「♡人生♡」を披露。たくさんの風船がフロアに舞って多幸感のある空気に包まれ、本編は幕を閉じた。



 アンコールでは新曲「ライブ終わりに」を初披露。疾走感のあるバンドサウンドや健気で赤裸々な歌詞が心揺さぶる楽曲で、〈ねぇ ライブ終わりに抱いて〉というフレーズは絶大なインパクトがある。その後、同曲がメジャーデビュー記念日の8月9日に配信リリースされることと、12月5日(火)東京・Spotify O-WESTにて自主企画ツーマンライブを実施することを発表。ツーマン相手は長年ファンだったというパスピエで、念願の共演となる。こうしてファンに数多くの“人生の楽しみ”を予告したコレサワは、ラストに「SSW」を演奏。ピック入りのカプセルを客席に投げ振る舞うなど、最後までファンサービスを惜しみなく行う。終演後はフロアをじっくりと見渡し、観客に感謝を伝えてステージをあとにした。


 

 弾き語りで各地を巡り、地力を強化した上で臨んだ本公演。コレサワ自身も“2月のライブよりみんなが元気で、私も元気をもらえました”と語っていたが、おなじみのバンドメンバーによる演奏やファンの歓声も手伝って、終始明るいエネルギーに満ちていた。メジャーデビュー5周年を経て、最高の状態を更新し続けるコレサワの現在地が示された一夜となった。

 

文:神保未来  写真:小坂茂雄



セットリスト

01.最後の行ってきます

02.あたしを彼女にしたいなら

03.君のバンド

04.彼氏はいません今夜だけ

05.ペーパードライバー

06.最後の彼女になりたかった

07.さよなら恋人

08.君が帰った後には

09.これから

10.にゃんにゃんにゃん

11.あたしが死んでも

12.たばこ

13.死ぬこと以外かすり傷

14.トーキョー

15.SPARK!!

16.真っ赤な爪と牛乳

17.♡人生♡

EN1.ライブ終わりに

EN2.SSW


 

RELEASE

◆配信曲「ライブ終わりに」

2023年8月9日(水)配信 

2023年8月9日(水)より、各主要ダウンロード配信サイトおよび定額制音楽聞き放題(サブスクリプション)サイトにて配信。

配信はこちら:https://lnk.to/AttheEndofheLive

 

LIVE

◆コレサワ自主企画

日時:2023年12月5日(火)

会場:Spotify O-WEST

出演:コレサワ/パスピエ

チケット代:¥5,500税込(別途ドリンク代必要)

チケット代(学生):¥4,500税込(別途ドリンク代必要)

開場18:15 開演19:00

購入制限:4枚

入場制限:未就学児童入場不可

入場制限:学生割引チケットに関しては高校生以下のみ入場可能(入場時要学生証提示/※販売数制限あり)

一般発売日:11月4日(土)10:00

主催:DISK GARAGE 

企画:RECO RECORDS

制作:ハンズオン・エンタテインメント

(問)DISK GARAGE: https://info.diskgarage.com/

 

▼FC先行

【受付期間】08/04(金) 21:00 ~ 08/13(日) 23:59

 【受付URL】https://korepark.com/ticket_20231205/

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本社所在地
東京都港区南青山6-10-12 フェイス南青山
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上場
未上場
資本金
1億円
設立
1910年10月