親の介護、59.6%が「仕事との両立に不安」 施設選びで重視する点は「費用」が72.3%で 最多
株式会社NEXER Group・親の介護に関する調査

■親の介護について全国631名に調査
親の介護には、費用や仕事との両立、家族内での役割分担、施設選びなど多くの課題があります。親が元気なうちは具体的な準備まで進めにくい中、実際にはどのような不安や意向があるのでしょうか。
そこで今回は、大阪老人ホームおすすめナビ運営事務局と共同で、全国の男女631名を対象に、「親の介護」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupと大阪老人ホームおすすめナビによる調査」である旨の記載
・大阪老人ホームおすすめナビ(https://osaka-roujinhomeshokai.com/)へのリンク設置
「親の介護に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年8月20日 ~ 8月26日
調査対象者:全国の男女
有効回答:631サンプル
質問内容:
質問1:あなたは親の介護について考えたことがありますか?
質問2:親の介護で最も不安に感じることは何ですか?
質問3:親に介護が必要になった場合、中心となって対応するべきだと思う人は誰ですか?(複数選択可)
質問4:老人ホームや介護施設を利用することについて、どのように感じますか?
質問5:老人ホームや介護施設を探す際、専門家(紹介サービスなど)へ相談したいと思いますか?
質問6:親の介護と仕事の両立について、不安を感じますか?
質問7:親の介護について、事前に情報収集をしておくことは重要だと思いますか?
質問8:介護施設を選ぶ際に、特に重視したいことは何ですか?(複数選択可)
質問9:専門家へ相談したいと思う理由を教えてください。
質問10:専門家へ相談したいと思わない理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■60.4%が、親の介護を「ほとんど考えたことはない」と回答
まず、親の介護について考えたことがあるかを聞きました。

「ほとんど考えたことはない」が60.4%で最多でした。
一方、「漠然と考えたことはある」が24.7%、「近い将来に備えて考えている」が7.9%、「現在、介護をしている」が7.0%でした。
親の介護について、具体的に考える機会を持っていない人が多いことがうかがえます。
■28.1%が、親の介護で最も不安なのは「介護にかかる費用」と回答
続いて、親の介護で最も不安に感じることを聞きました。

最多は「介護にかかる費用」の28.1%で、「何から始めればよいかわからないこと」19.2%、「精神的・身体的な負担」13.9%と続きました。
金銭面に加え、介護に向けて何から始めればよいかわからないことも、不安要因の一つであることがうかがえます。
■30.6%が、介護の中心的な対応者は「自分」と回答
親に介護が必要になった場合、中心となって対応するべきだと思う人を複数回答で聞きました。

「自分」が30.6%で最多となり、「状況に応じて判断する」が24.6%、「兄弟・姉妹で分担する」が23.1%と続きました。
回答は「自分」だけでなく、「状況に応じた判断」や「兄弟・姉妹での分担」などにも分かれ、介護への対応について複数の考え方が見られました。
■57.5%が、老人ホームや介護施設の利用に前向き
続いて、老人ホームや介護施設を利用することについて聞きました。

「積極的に利用したいと思う」17.4%と「必要になれば利用したいと思う」40.1%を合わせ、57.5%が施設利用に前向きでした。
一方、「できるだけ利用したくない」が12.7%、「できれば自宅介護を優先したい」が10.0%で、合わせて22.7%でした。また、「わからない」と回答した人も19.8%おり、施設利用に対する意向が分かれる結果となりました。
■55.8%が、施設探しで専門家への相談に前向き
また、老人ホームや介護施設を探す際、専門家へ相談したいと思うかについて聞きました。

「ぜひ相談したい」16.3%と「必要に応じて相談したい」39.5%を合わせ、55.8%が専門家への相談に前向きでした。
一方、「自分で調べたい」が9.2%、「家族や知人に相談したい」が7.3%でした。また、「まだわからない」と回答した人も27.7%おり、相談先について意向が分かれる結果となりました。
【専門家へ相談したいと思う理由を教えてください。】
・専門的なことはその道の人に聞いた方が早いから(40代・男性)
・自分では気づけないこともアドバイスしてもらえそうで、より家族に合った施設を探してくれそうな気がするからです。(40代・女性)
・知識のない分野の為、いろいろ制度等を教えてもらいたい。(30代・女性)
・自分一人では抱えきれない不安や限界(70代・男性)
・あらゆる可能性を考えた上で適切な方法を教えてくれそうだから(50代・女性)
専門知識だけでなく、情報を整理し、自分では気づきにくい選択肢を知りたいという期待が表れています。
【専門家へ相談したいと思わない理由を教えてください。】
・まずは自分で調べたいから(20代・女性)
・偏った意見になりそうだから(40代・女性)
・兄弟がケアマネージャーと介護福祉士をしているので。(50代・女性)
・自分で考えたいから。(60代・男性)
・田舎に住んでいて利用できる施設が限られている。選択肢が限られているから。(60代・男性)
相談に消極的な理由もさまざまで、情報収集の方法に個人差があることが分かります。
■59.6%が、親の介護と仕事の両立に「不安を感じる」と回答
続いて、親の介護と仕事の両立について不安を感じるか聞きました。

「とても不安を感じる」27.7%と「やや不安を感じる」31.9%を合わせ、59.6%が不安を感じていました。
親の介護と仕事の両立に不安を感じる人が約6割にのぼり、介護と就業の両立が多くの回答者にとって懸念事項であることがうかがえます。
■79.1%が、親の介護について事前の情報収集は「重要」と回答
続いて、親の介護に備えた事前の情報収集について重要だと思うかを聞きました。

「非常に重要だと思う」28.1%と「ある程度重要だと思う」51.0%を合わせ、79.1%でした。
親の介護について「ほとんど考えたことはない」と回答した人が約6割だった一方、約8割は情報収集の重要性を認識しています。今すぐ必要ではなくても、備えはしておきたいという意識がうかがえます。
■72.3%が、介護施設選びで「費用」を重視
介護施設を選ぶ際に特に重視したいことを複数回答で聞きました。

「費用」が72.3%で最多でした。
次いで「立地・通いやすさ」45.6%、「スタッフの対応」45.2%、「医療・介護体制の充実」41.2%、「施設の雰囲気・設備」35.8%となっています。
施設選びでは価格だけでなく、通いやすさ、スタッフの対応、医療・介護体制など複数の条件を比較する必要があるといえます。
■まとめ
今回の調査では、親の介護を「ほとんど考えたことはない」人が60.4%だった一方、79.1%が事前の情報収集を重要だと回答しました。また、施設利用に前向きな人は57.5%、専門家への相談に前向きな人は55.8%でした。
介護が始まると、費用、仕事、家族との分担、施設選びなど複数の判断が重なります。まだ差し迫っていない時期から選択肢を知り、家族で希望や条件を整理しておくことが備えになるでしょう。施設を検討する際は、自分での情報収集に加え、必要に応じて施設の比較サービスや専門家への相談も活用し、納得できる選択につなげてみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
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代表取締役:宮田 裕也
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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