第29回東京国際映画祭 特別上映 WOWOWオリジナルドキュメンタリー「SACRED~いのちへの讃歌」トーマス・レノン監督、森達也監督 ティーチイン決定!
ニューヨーク公共放送WNETと連携したWLIW LLCによるWOWOWとの国際共同制作プロジェクト作品
「SACRED~いのちへの讃歌」が、第29回東京国際映画祭にて特別上映を行うにあたり、監督を務めた
トーマス・レノン氏が来日いたします。加えて、映画監督の森達也氏とのティーチインを行うことが決定いたしました。
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SACRED~いのちへの讃歌
11月1日(火)上映:17:50~ TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン1
登壇:トーマス・レノン、森達也
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<作品概要>
ニューヨークを中心とした世界各地40もの撮影クルーによる撮影を敢行。世界中にあまたある、人々の神聖なる営みを紡いだ珠玉の映像抒情詩。監督はアカデミー賞、エミー賞等の受賞歴を持つトーマス・レノン。
あらゆる人々の日常に存在する“祈り”や“信仰”の経験を紡ぎあわせ、それらの大切さを探っていく本作は、世界中のオーディエンスに訴える力を持つと同時に、見る者個人の心に深く入り込む。
『SACRED』は、世界中から40もの制作チームが参加し、それぞれの『SACRED』の撮影を行った。各国のクルーがそれぞれのロケーションを物語の1シークエンスとして担当、取材対象の個人的なシーンであったり大規模な祭事などの撮影を丹念に行い、世界中の“神聖なる営み”を、まるで一人の人生物語のようにまとめ上げた力作だ。宗教や信仰への憎悪が世界中でニュースのヘッドラインにはびこる今日、本作は今を生きる世界の人々が人生の大切な節目や危機を生き抜こうとするとき、なぜ儀式や精神的な慣行に拠り所を求めるのか?というテーマに迫る。物語は世界各地で撮影されたシーンが、1つの国から次の国のシーンへと途切れることなく転換し紡がれていく。命を授かり、成長し、悩み、愛を知り、葛藤し、死を悟る…人生の様々な段階を映し出していく本作は、“何を信じて生きるのか”を問い、人生の劇的な物語として描いて見せる。説明のナレーションや専門家による解説を一切排除、人々の息遣いや肉声を最大限に活かした映像演出による意欲作だ。
トーマス・レノン
社会問題や歴史をテーマとしたドキュメンタリーの作品を多数制作。2007年「The Blood of Yingzhou District」でアカデミー賞を受賞。そのほかにエミー賞、ピーボディ賞、デュポン・コロンビア賞をそれぞれ2回受賞している。代表作に「Battle Over Citizen Kane」や「Seven Days in Bensonhurst」等がある。
森達也
映画監督・作家・明治大学特任教授。デビュー作は小人プロレスのテレビドキュメント作品。以降、報道・ドキュメンタリー系の番組を中心に、数々の作品を手がける。
1998年、オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』公開。2001年、続編『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。現在、佐村河内守の「ゴーストライター問題」を題材に映画化した『FAKE』が全国順次公開中。近著に、『A3』(集英社インターナショナル)、『チャンキ』(新潮社)などがある。
SACRED~いのちへの讃歌
2017年 春 WOWOWにてプレミア放送
番組サイト⇒ http://www.wowow.co.jp/movie/tiff/
第29回東京国際映画祭 開催概要
<開催期間> 2016 年10 月25 日(火)~11 月3 日(木・祝)
<会場> 六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほか
<主催> 公益財団法人ユニジャパン(第29 回東京国際映画祭実行委員会)
<公式サイト> http://www.tiff-jp.net
<チケット>10月15日(土)ひる12:00より
一般販売開始詳しくは、上記東京国際映画祭公式サイトまで
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